ローファイプラグインのおすすめは?チルアウト風の曲を作るのに最適なプラグイン

ローファイヒップホップ(Chill pop/Chill beat) ,Neo Soul等の音楽ジャンルの流行りを受けてプラグインメーカーもこぞってLo-Fiプラグインを製作しています。
Lo-Fi曲するときには色々な手法を取るのですが、おそらく突き詰めればDAWの初期からあるプラグインだけでも処理は可能です。
しかしLo-FiプラグインがあればこれらのLo-Fi処理を時短化して、クリエイティブな作曲方面に時間を使うことができます。
何が当たるかわからない現状なので、大量に曲を作っていくことが大事になってきます。
時間は有限ですので効率よく作曲していきましょう。
迷ったらコレ!Lo-Fiマルチエフェクト
大定番なLo−Fiプラグイン 「RC-20 Retro Color」
Lo−Fiプラグインの中でも人気があるのが「RC-20 Retro Color」
Lo−Fiを表現するプラグインはエフェクトをいくつか重ねて使う必要があり、6種類のLo−Fi用のエフェクトを1つにまとめているマルチエフェクタープラグインです。
とりあえず「RC-20 Retro Color」を持っておけば一通りのLo−Fi用のエフェクトは網羅でき損はないかと。
RC-20 Retro Colorレビュー

SSL Module8
搭載された8つのエフェクトを同時に使えるプラグインです。
RC-20風のモジュール式。
モジュール式のプラグインはいくつかありますが、その中でも効果がわかりやすい印象を受けたのでDTM初心者でも気軽に使えて、扱いやすいエフェクトに仕上がっています。

BeatSkillz Rekraft
BeatSkillz Rekraft はローファイ曲を作るのに最適なエフェクトを集めたモジュール式のマルチエフェクタープラグイン。
モジュール式は実際のモジュールエフェクトのようにエフェクトの接続順番をユーザーが好きなように変更できるプラグインです。
手軽な操作とわかりやすさが魅力のプラグイン!5つのメインエフェクトモジュールは接続順番を変更可能です。

コンプレッサー
1932年の真空管を再現したNEOLD WUNDERLICH

1932年の超希少なWUNDERLICH真空管のサウンドを再現したカラーボックスプラグイン。色付けの強い機種ですので透明感がなんてことは意味のない話題になります。
NEOLD WUNDERLICHにはモードの切り替えが用意されていて、現代的なトーン(NOW)からレトロな雰囲気(Lo-Fi)に瞬時に切り替えられるブリッジトラベルコントロールでより幅広い音色に仕上げることができます。

「NoiseShaper」あらゆるノイズを加えられるプラグイン
下の動画で流れている曲はビニール傘に雨音が当たる音が入っています。
こういった環境音やノイズを重ねていくのに使えるプラグインが「NoiseShaper」です。
ノイズを編集して重ねていくためのプラグインで
NoiseShaper自体にノイズ量やどのタイミングでノイズを加えるのかを細かく指定できます。
ノイズとして重ねられるサンプルの種類はかなり多くノイズ音は網羅できます。雨音が当たる音はピンポイントで入っていませんが、鳥のさえずり声やカフェのまわりの声などの環境音も用意されています。
NoiseShaperになかったらサンプル素材サイトからノイズを探してくるか自分で作るしかないです。
ノイズに関しては鳴っていると耳障りに聞こえる人も入るためノイズのイコライジングは注意してください。
ShaperBoxレビュー

チープなローファイリバーブを使う
リバーブ成分も時代を象徴するサウンドの一つです。
Safari Pedals LadyBug Reverb
「LadyBug Reverb 」は Safari Pedalsのローファイリバーブプラグイン!
適度に音情報が劣化している状態のリバーブを再現。適度に音を汚してなじませたり、極端なエフェクトサウンドにできるエフェクトです。
Lo-FIの機能はLo-FIノブが用意されているため、このノブを0%にしている場合は通常の良質なプレートリバーブ、スプリングリバーブとして利用できます。

「Softube Wasted Space」 Lo-fiデジタルリバーブ
Softubeの高い技術力で作成されたLo-fi向けプラグイン。
「Wasted Space」はリバーブとしてはシンプルな作りで、PredelayとReverTimeにフィルターが付いているだけの簡単仕様なので使い方も単純で導入コストが低く使えます。
レトロゲーム用のリバーブ「AudioThing miniVerb」
8-bit機器のリバーブ音・エコー音を再現するプラグイン。
ファミコン・PCエンジンが8bitゲーム機器です。
チープなリバーブを書けることで、よりチープさを表現するためのプラグイン。
チップチューンにも合うリバーブです。
EQで帯域をカットして音をチープにする
「AudioThing Speakers」 出音を簡単にチープにできるプラグイン
Lo−Fi向けのスピーカーシュミレーター。
電話越しで話している音のようなわざとしょぼい音質にしたいときに使えるプラグインです。
シュミレーションしているスピーカーは以下。
ギターキャビネットのような大きなスピーカーもあるのですが、基本的には他のプラグインで代替できないスピーカーをシュミレーションしています。
IRデータを持っていれば別ですが、メガホンや黒電話などは 「AudioThing Speakers」 を使わないと再現できないはず。
Softube Bad Speaker
スピーカーシュミレーター。名前の通り状態の悪いスピーカーの音をシュミレーションします。上記のAudiothing Speakersに比べると扱える機種が明らかに少ないのですが、低価格で導入しやすいメリットがあります。

テープエミュレーター
テープエミュレーターを通すことでテープを使って録音していた時代のサウンドを再現できます。
Lo-Fiブームの影響もありテープエミュレートプラグインは非常に数が増えました。エミュレート元の機種によってサウンド傾向が変わっていくのもプラグインを選ぶ面白さです。
テープマシンプラグインは非常に数が多く、Lo-Fi化で使いやすいものを優先的に選びました。
BabyAudio TAIP プリセット豊富なテープマシンプラグイン
あらゆる楽器別に135プリセットが用意されたテープマシンシュミレーター。
テープの揺れ以外に過激なサチュレーションを加えることができ、コンプ感も強めに調整できるので幅広く使えるエフェクトプラグイン。

Arturia Tape MELLO-FI テープマシンエフェクトを自在に追加できる
ARTURIAによるテープサチュレーション+ローファイ向けエフェクタープラグイン!
ARTURIAが作ったメロトロンVで使われているテープエフェクトのサウンドをベースにして
- サチュレーション
- テープエフェクト
を一体化させたもの。アウトプットにハイパスフィルターがついているのでLo-Fi化の処理がよりやりやすいです。
ARTURIAレビュー

テープエコーを使ってよりビンテージっぽさを演出
SSL Native X-Echo テープエコー
60年代と70年代の初期のテープディレイを再現するプラグイン!
テープの質感を再現するサチュレーションやワフフラッターの設定が可能です
空間系のエフェクトを古めの機材にすることでより一層Lo-fi感が加わります。
サンプルレートを下げてLo-Fi化
サンプルレートを下げるにはビットクラッシャーやヴィンテージサンプラーシュミレーターを利用します。
D16 Decimort 2 (迷ったらコレ)

初期の Akai や E-MU ユニットのクラッシックサンプラーをエミュレートするビットクラッシャープラグイン。
クラッシックサンプラーの質感も手に入るし、音色の調整幅が広いビットクラッシャーも合わせて入手できます。
クラッシックサンプラーエミュレートプラグインは安価なもの多いですが、Decimortはちょっと高めの価格設定。その分、設定幅やプリセットが充実しているので選択に迷ったらDecimortを選んでおくと間違いありません。
(12Bit)ヴィンテージAD/DCコンバーター「Inphonik RX950」
RX950は1980年代に使われた著名なAD/DAコンバーター「AKAIのS950」を再現したプラグイン。
実機はアナログの回路だったので、アナログ回路のGainを上げた時の音の太くなり方が古くさくて良い感じ。
そして12bit処理で音が劣化していく処理を加えられます。
ヴィンテージAD/DCコンバーターとしての値段もかなり安いので導入しやすいの魅力です。
RX950 Classic AD/DA Converter セールはこちら >>
ヴィンテージサンプラーシュミレーター「Beatskillz AK9X」

このBeatskillz AK9Xはサンプルレートを細かく調整できるのが強みになっています。
サンプルレートにこだわってLo-Fi感を出したい人は要チェックなおすすめプラグイン。
Lo-Fi特化シンセ
Robotic Bean Portatron テープシンセサイザー
4つのサンプル組み合わせてテープMTRを再現した環境上で再現するシンセサイザー。
テープエフェクトが組み込まれていてテープのLo-fi感を出せます。
ファクトリープリセット以外に自分の手持ちの音源を読み込ませてPortatronで再生できるのでサンプラー的な使い方も可能です。
Baby Audio BA-1
チープさがとてもLo-fi曲にあっている「Yamaha CS01」の エミュレートシンセが「BA-1」です。
実機のエミュレーションに現代的な仕様を追加した過去〜今までを行き来できる質感が出せる優れたシンセ。
500以上のプリセットが用意されているので音作りにこまることはありません。

Softube Model 82 Sequencing Mono Synth
「Softube Model 82 Sequencing Mono Synth」はローランドのモノフォニック・アナログ・シンセサイザーである「Roland SH-101」をエミュレートしたシンセです。1982年に発売され、当時としては珍しい電池で駆動する軽量シンセです。
もともとテクノ系ミュージシャンにいまだ愛用されている機種のサウンドであり、テクノで使われてきた象徴的なサウンドが簡単に鳴らせます。
リアルなチープな音が病みつきになるシンセ。
Model 82 Sequencing Mono Synth 購入はこちら >>
Karanyi Lofi Keys

KaranyiSoundの音源は基本的に古いシンセをコスパ良く再現したものが多いです。
「Karanyi Lofi Keys」は作りこまれたサウンドで即作曲に使えるピアノ・エレピ音源。
Lofi Keysのチルサウンドにピッタリの音質になっている上、導入価格が安く抑えられています。
その分、カスタマイズ性はほぼありません。
ちょっと編集できる幅が広めなロンプラー音源。
極端な音質の変更はできませんが、収録されている音が自分の探している音にハマれば大活躍する音源です。
Lo-Fi特化プラグイン
ビデオデッキシュミレーター「Baby Audio Super VHS」
かなりマニアックなプラグイン。VHSの音をシュミレートするプラグインです。

Waves Retro Fi
年代別に分けられたエフェクトプラグイン。
デバイス、リバーブ、テープ効果、ノイズが一つにまとまったマルチエフェクタープラグイン。
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