アンプシュミレータープラグインおすすめ紹介!無料から人気のプラグインまで

このページでは
ギター・ベースで使うおすすめのアンプシュミレーター
について紹介していきます。
昔に比べてかなり数が増えてきましたので選択肢もたくさん増えました。色々比較しながら自分にあったものを選びたいですね。
Universal Audio UAFXプラグイン版
一つ一つのギタートーンに細かくこだわりたい人におすすめ

高価なモデルなのに売れまくりな、実機のエフェクトペダルとして人気のアンプシュミレーターUAFXがいくつかネイティブプラグインとしてリリースされました。
- UAD Dream65 Reverb Amp (フェンダークラッシック)
- UAD Ruby63 Top Boost Amp (VOXクラッシック)
- UAD Lion 68 Super Lead Amp (マーシャルクラッシック)
各機種使い方は同じで、クラッシックギターアンプのサウンドの質感をリアルに再現したプラグイン!個人的にはせっかくプラグインにしたのだからマスターボリュームは付けてほしかったかな・・・とも思いましたがサウンドの質感は非常に良いですね。リファレンスとして使っているNeural DSPと比べると中域の真空管アンプっぽさがしっかり再現できています。Neural DSPの方が高域がキレイに出ていてデジタルすぎないけど、ハイファイな今どきのサウンド。
両方所有していても、使い分けできキャラクターが被らないのも良いです。
2024年11月現在、すでに実機のUAFXを持っている人がプラグインを購入するとき
所有者向けの恩恵がないなど顧客化したユーザーに冷たいのが残念な点です。サウンドは最高なんですけどね。
プラグインの個別購入他、購入単価を抑えたいなら3アンプが収録されたUAD Signature Edition Version 2 がオトク!
さらに限定的にGuitarのプラグイン3つをまとめたUAD Guitar Amp Bundle >>もあります。
Dream,Lion,Rubyのプラグインのみが欲しい場合はこのバンドルが便利。




IK Multimedia AmpliTube 5
オールマイティー感ある万能型アンプシュミレーター
DTMプラグインでおなじみのギター・ベースアンプシュミレータープラグイン。
価格の割に大容量の様々なモデルを収録しているのがセールスポイントの一つ。
Fender,オールドマーシャルといったヴィンテージ系から最近の良く歪むモデルまで勢揃い。
各アンプメーカーのライセンス認証が降りていて、認証されているモデルは実機と変わらないインターフェースになっているのも良いです。

パソコン操作が苦手な人でも、
眼の前にエフェクトペダルとアンプを
並べて使っているような操作感覚が素晴らしく良いです。
アンプ・エフェクターのUIが実機そのままになっているのも利点で、パソコンが苦手な人でもギターペダルエフェクターを扱ったことがあればすぐに使いこなせるUIのわかりやすさが好印象でした。
スタンドアローン起動し、オーディオインターフェースの「iRig Stomp I/O と AXE I/O 」使用時には、ライブモードが使えてAmpliTube をライブパッチとして利用することができます。
スタンドアローン版は録音もできるので、毎日の練習にもピッタリ。



アンプ収録モデル・使えるエフェクトの選択肢はたくさんあると良いので、全部入りのAmpliTube MAXが断然おすすめです。
AmpliTube 5 MAX v2だけでなくTONEX入っていて、かつミックスプラグインや音源も含んだTotal Studio 4 MAX のセールはこちら >>
AmpliTube 5 MAX のレビュー


IK Multimedia TONEX MAX
プロのキャプチャサウンドをそのまま自分の環境で鳴らせる
ゼロからモデリングするのではなく、AIテクノロジーを利用し音をキャプチャして、「キャプチャした音をそのまま鳴らす」仕組みで、Kemperと似たような感じです。
そのため音の大雑把な調整はできるのですが、キャプチャしたデータを根本から作り変えることはできないので当たりの音を探していくことになります。
「キャプチャした音をそのまま鳴らす」ため音質は非常にリアルなサウンド。
IK Multimedia AmpliTube とも連携して動作します。
IK Multimedia TONEX One,TONEX Pedalと連携して使えるため、
自宅RECだけでなくライブでもTONEXに入れた音をそのまま鳴らすことができるのが強みのギターアンプシミュレーター。
TONEX MAXレビュー




HeadRush ReValver Suite
実機のマルチエフェクトペダルボードも人気がある一時代を築いた人気のラックシステム「Eleven Rack」由来のサウンドで定評のあるHeadRush!
そのHeadRushのプラグイン版です。inMusic傘下になっていてAir musicのエフェクトがいくつか入っています。
ReValver SuiteはHeadRushのハードと連携でき音を相互に管理できるツールですが、プラグイン単体でも起動します。
大きな特徴としてはPeavey・BUDDA公認のアンプ・エフェクトトーンが使えること。このメーカーの音が好きな人は絶大な信頼を得られるアンプシミュレーターです。他のブランドのモデリングの音も良いので音質にこだわりたい人にはおすすめ。UIはちょっと扱いにくいです。




Safari Pedals
プラグインにあってほしいアイデアをコンパクトに詰め込んだコスパに優れたメーカー!Safari Pedalsからもアンプシミュレータープラグインが登場しています。
クラシックなアンプサウンドで、Chill系やLo-fiなサウンドにピッタリ。




Native Instruments Guitar Rig 7 Pro
老舗メーカーが作るアンプシュミレーター
Native Instrumentsのギターアンプシミュレータープラグイン。
ラックエフェクターを積み上げて音作りをしていくようなUIをしていて、Native Instrumentsの個性的なエフェクトをギターラックの中で使えるのが特徴的です。
シンセに使うエフェクトラックとしても活躍します。
Softube Amp Room
Marshall公認のヴィンテージレアモデルも再現
Softube のアンプシミュレータープラグイン。
好きなアンプの音を選んで買い足していく形式で、全部の音を一括で欲しい場合にはSoftube Amp Room Collectionが用意されています。
全体的にヴィンテージよりのモデルが多く、マーシャルに関してはライセンス契約が結ばれていて、歴代のヴィンテージマーシャルの音をシュミレーションしている「Amp Room: Marshall Suite」があります。
それなりにセール頻度が多いので入手のハードルが低めなのも嬉しい点。
ヴィンテージギターアンプサウンドを狙っているならチェックしておきたいプラグインです。
■Softube Amp Roomシリーズ
- Amp Room Vintage Suite
- Amp Room Metal Suite
- Amp Room Bass Suite
- Amp Room: Marshall Suite
- Amp Room ENGL Savage Mark II Suite
- Softube Amp Room Collection
Softube Amp Room ENGL Savage Mark II Suiteレビュー


Neural DSP
今どきのアンプシュミレーター最先端
アンプシミュレータープラグインの中でも絶大な支持を受けているのがNeural DSPのプラグインです。
負荷がそれなりにあるのですが、そのかわりに音のリアルさと臨場感がたまらないサウンドが飛び級しています。
メリットはサウンドの良さでデメリットは単価が高い点。


Bogren Digital MLC S_Zero 100
ラウンドロック・メタルのトーンならお任せ
Bogren Digital はメタル・エクストリームメタル向けのプラグインを多く扱うメーカーです。
Bogren Digital はレコーディングスタジオを持っているエンジニアが立ち上げただけあり、使われているIRの品質が非常に良いです。
IRに関しては個人的にはNeural DSPを超えていると感じさせられました。(IRデータは個別に販売されていますので、実機のエフェクトペダルでIR読み込みができるものにも使えます)
アンプシミュレーターがいくつか出ていて、回すだけで良い音が鳴らせる音作りの必要が無いワンノブタイプと他社同様に作り込みができるタイプの2種類があります。
その中でも「MLC S_Zero 100」がメタルに限らすあらゆるジャンルにつかえて便利です。
■Bogren Digitalアンプシミュレーター:ギター用
- MLC S_Zero 100
- AmpKnob RevC
- AmpKnob S_Zero 100
- Trivium AmpKnob Bundle
- AmpKnob BDH Bundle
■Bogren Digitalアンプシミュレーター:ベース用
- BassKnob STD


Brainworx アンプシミュレーターシリーズ



軽量な動作が特徴。
プラグインでおなじみBrainworxからもアンプシミュレーターのモデルが多数出ています。
なおUAD版で出ているBrainworx製のアンプシミュレーターと中身は同じです。
Chandler LimitedやSurhr,Friedmanといった実機の入手が難しいシュミレーションも用意されています。
■Brainworx ギターアンプ
- Fuchs Overdrive Supreme 50
- Friedman Buxom Betty
- Friedman DS-40
- Friedman BE-100
- ENGL Savage 120
- bx_rockrack V3
- Suhr SE100
- Suhr PT100
- Chandler Limited GAV19T
- bx_megadual
- bx_rockergain100
- Diezel Herbert
- Diezel VH4
- Fuchs Train II
- ENGL E646 VS
- ENGL E765 RT
- bx_megasingle
■Brainworx ベースアンプ
- Ampeg V-4B
- Ampeg SVT-VR
- Ampeg SVT-VR Classic
- Ampeg B-15N
- Ampeg SVT-3PRO
- Gallien-Krueger 800RB
- bx_bassdude


Two Notes GENOME
IRデータ業界の異端児
Two Notes GENOMEはプロフェッショナル向けのキャビネットシュミレーターで知られるTwo Notesのアンプシミュレータープラグイン。
キャビネットのIRだけを再現するTorpedo Wall of Soundはかなり昔からあって使われてきた実績があるもののアンプシミュレーターとして一つにまとまったものはなかったのでTwoNotesファンには嬉しいですね。
TwoNotesは芯のあるパキパキした音が特徴的です。


Blackstar St. James Suite
Blackstar 公式アンプシュミレーター
Blackstar から発売されているSt. James 6L6とEL34をBlackstarが公式で販売しているプラグインです。
St. James Suite版だと6L6とEL34のセットで購入できてお買い得です。
Blackstarはエミュレートしているプラグインがほぼ無いため、鳴らしてみたい人にはありがたいプラグインです。


Kuassa Amplifikation Series
コスパ最強
個人的にギター系プラグインで注目しているのがKuassaです。
とにかく出すプラグインの価格設定が異常に安すぎて不安になっていましたが鳴らしてみたらお値段以上のサウンドでした。AmpliTubeやNeural DSPの完成度の高さには追いついていませんが、金額を考えるとこの音でもありかな?と思わせてくれる魅力があります。
Positive Grid Bias
定番アンプシュミレーター
Neural DSPが出る前にアンプシミュレーター市場を賑わせていたのが Positive Grid Biasです。
現在は実機のアンプのSparkシリーズや周辺機器に力をいれていますが、プラグイン版はまだ健在。
AmpliTube同様に一つでなんでもできるタイプのアンプシミュレーター。
とくにBiasは名前からも察することができますが真空管シミュレーションが付いているのが最大の特徴です。
STLTones ToneHub
海外で人気
アーティストとコラボレーションしたシグネチャートーンや独自リグを含むアンプシミュレータープラグイン。
サブスクでの利用になり月額$15必要。定期的なアップデートがされています。
Nembrini Audio
こちらも低コスト
Nembrini Audioのアンプシミュレーターは導入コストをかなり抑えられる低価格を売りにしているメーカーです。
イントロセール時は良く$29まで下がって販売されています。かといって音質が悪いわけではないので、これも好みが影響してきますね。
マーシャルや5150など定番ラインナップからDarkGlassやダンブル・Divieed,エングルなどマニアックなアンプシミュレーターがラインナップ。
エフェクトペダルのプリセットではCLON ケンタウロスのエミュやビックマフのエミュなど、いくつか無料のものがあるので質感を試してみて気に入ったらアンプシミュレーターもGETするというやり方で良いと思います。
無料:TMT Technologies「Tonocracy」
Tonocracyはあまり知られていませんが、Atomic AMPLIFIRE という実機のアンプシミュレーターを作っていた会社のテクノロジーをプラグインに活かしたものです。


アンプ部にAtomic の SchemAccurate テクノロジーを採用、ToneSnaps: Tonocracy 独自の ToneSnap テクノロジーを使っています。IRにはML Sound Labによるカスタム IRを使用。
そこまでモデル数は多くないのですが、驚くのがこのTonocracyは無料で使えるという点。
Atomic 独特のトーンのクセがあるので好みが分かれそうですが、無料提供されているアンプシミュレーターでここまでの品質が保たれているのは単純にすごいです。


HyperRig KIESEL
KIESEL公式アンプシュミレーター
ギターのセミオーダーで知られる海外ブランド「KIESEL」とPolyChrome DSP がコラボしたアンプシミュレータープラグイン。
全体的にモダンサウンドの傾向で派手な音好きに刺さりそうな音です。
Mercuriall
なかなかマニアック
AMT Electronicsによって正式に認定されているモデリング技術をもったアンプシミュレーター。
iPad用あり。
お試し枠の無料エフェクトペダルプラグインも配布しています。


Line6 Helix Native
Line6製品を使っているなら導入価値あり
Line6 Helixの音をプラグインとして利用できるのがLine6 Helix Nativeです。
Helixを持っていないと使えないわけではなく、Line6 Helix Nativeは単体で購入でき、Helixを持っていない人でも利用できます。またHX STOMPのようなHelixシリーズの機材のオーナーの場合、値引きされる可能性があるため価格はユーザーアカウント画面でチェックしてください。
HX STOMPユーザーの場合だと、Line6 Helix Nativeを兼用する場合かなり恩恵があり、DSPの制限数がPCに依存するため、HX STOMPの限界アンプ・エフェクト数上限を撤廃して使えます。また毎回HX STOMPをPCに接続する手間からも解消されます。
サウンド・UIはそのままHelixと変わらないため、実機アンプの画像・ノブが出てくるような作りにはなっていません。この辺りは好みが分かれそうです。
Mixwave
新しいサウンド好きな人は要チェック
近年プラグインメーカーとして注目を集めているのが「Mixwave 」です。(音響映像機器の代理店とは別の企業)
Mixwaveでもアンプシミュレーターを作っていて、JHSやBensonなど日本では稀に見かけるメーカーのサウンドをプラグイン化していたりします。アンプシミュレーターだと「Jason Richardson」のシグネチャーアンプモデルをリリースしていることでも知られています。基本的にはNeural DSPのアンプシミュレーターと同様の使用感ですが、シグナルチェインの入れ替えが可能になっています。
Mixwaveではラウンドロック系のドラム音源も扱っています。
□Mixwaveプラグイン
Spiritbox – Mike Stringer
Jason Richardson
Milkman Creamer Collection
Milkman Harmonic Tremolo Reverb
Milkman Pop Top Boost
Milkman JHS Slap Boos
Benson Chimera Collection
Benson Germanium Boost
Benson Studio Tall Bird
Benson Preamp
Benson Germanium Fuzz
Benson Tall Bird
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