【最新版2026/6月】DTMプラグインセールのおすすめ徹底解説!


ギターサウンドの中でも、特別な言葉があります。
Brown Sound。
ただ歪んでいるだけではない。
ただマーシャルっぽいだけでもない。
太い。
粘る。
抜ける。
でも、硬すぎない。
コードを弾くと広がり、リードを弾くと前に飛んでくる。
この独特のギターサウンドに憧れた人は、かなり多いはずです。
ただ、実際にあの方向の音を自宅DTMで作ろうとすると、なかなか難しいんですよね。
アンプ。
キャビネット。
マイク。
録音環境。
電圧。
プレイのニュアンス。
要素が多すぎます。
そこで候補になるのが、IK MultimediaのTONEX Brown Sound Collections Bundleです。
Plugin Boutiqueで販売されているこのバンドルは、TONEX用のBrown Sound系Tone Modelコレクションをまとめたもの。IK Multimedia公式のTONEX Collectionsページでは、Brown Soundシリーズとして78/79、80/81、82/84の3コレクションが展開されています。
──Brown SoundをTONEX環境でまとめて使いたい人向けのバンドルですね。
この記事では、TONEX Brown Sound Collections Bundleがどんな内容なのか、どんな人に向いているのか、DTMやギター録音でどう使うと良さそうかを整理します。

TONEX Brown Sound Collections Bundleは、IK MultimediaのTONEXエコシステムで使えるBrown Sound系Tone Modelコレクションをまとめたバンドルです。
TONEXは、IK MultimediaのAI Machine Modeling技術を使ったアンプ・ペダル・キャビネット系のTone Modelを再生できるプラットフォームです。
単体ソフトウェア、プラグイン、TONEX Pedal、TONEX ONEなどで使えるのが特徴。
つまり、DAW内で録音に使うことも、ハードウェアに読み込んでライブや練習に使うこともできます。
Brown Soundシリーズは、ロックギター史に残るあのサウンドの変化を、時期ごとに追いかけるコンセプトです。
IK Multimedia公式ページでは、Brown SoundシリーズはTone ExpertのJim Gaustad氏と共同で作られたコレクションとして紹介されています。
このJim Gaustad氏は、Brown Soundの再現に長年取り組んできた人物として紹介されています。
つまり、ただ「それっぽいマーシャル系ハイゲイン」を集めたものではなく、特定時期の録音サウンドをかなり意識したコレクションということです。
IK MultimediaのTONEX Collectionsページでは、Brown Soundシリーズとして次の3つが掲載されています。
| コレクション | Tone Models数 | 狙い |
|---|---|---|
| TONEX Brown Sound 78/79 | 50 | 初期の爆発的なクラシックロックトーン |
| TONEX Brown Sound 80/81 | 73 | 低くダークで重さのある時期のトーン |
| TONEX Brown Sound 82/84 | 77 | よりシャープで完成度の高いスタジオトーン |
合計すると、現在の公式掲載情報ベースでは200 Tone Modelsになります。
ここがかなり大きいです。
単なる1アンプ1音色ではなく、時期ごとの変化をまとめて追える。
これがこのバンドルの面白いところです。
Brown Sound 78/79は、初期の荒々しく爆発的なギターサウンドを狙ったコレクションです。
IK Multimedia公式のBrown Soundページでは、78/79コレクションについて、1968 Marshall Super Leadをベースに、神話的な#12301仕様への改造を意識したアンプ、時代に合った機材、マイキング、電圧コントロールされたアンプ挙動をもとにしたTone Modelsとして紹介されています。
ここが一番「Brown Sound」と聞いて多くの人が思い浮かべる方向に近いと思います。
特徴としては、
このあたり。
DTMで使うなら、ロック系リズムギター、オールドスクールなハードロック、ギターインスト、ソロの主役トーンにかなり合いそうです。
80/81は、初期よりも少しダークで重い方向のBrown Soundを狙ったコレクションです。
IK Multimediaのコレクション一覧では、Brown Sound 80/81は73 Tone Modelsとして掲載されています。
この時期の音は、初期の爆発力とは違って、少し低く、太く、重さのある印象です。
使いどころとしては、
あたり。
78/79が「火花が散る感じ」なら、80/81は「少し腰が低くて重い感じ」と考えると分かりやすいかもしれません。
Brown Sound 82/84は、シリーズの最終章として位置づけられているコレクションです。
IK Multimedia公式のYouTube説明では、82/84はシリーズ第3弾・最終章として、2枚の代表的な中期アルバムの録音ギターサウンドを再現する狙いで作られ、83 Tone Modelsと説明されています。一方、現在のTONEX Collections一覧では77 Tone Modelsとして掲載されています。
この数字差は、掲載時期や構成更新による違いの可能性があるため、購入前にはPlugin BoutiqueまたはIK Multimedia側の最新表記を確認してください。
音の方向としては、初期の荒々しさよりも、よりシャープで完成度の高いスタジオトーンという印象です。
使いどころは、
82/84は、現代のミックスにも比較的乗せやすそうです。

このBrown Sound系バンドルの良さは、単に音色が増えることだけではありません。
TONEXエコシステムで使えることが大きいです。
TONEXソフトウェアやプラグインで使えば、自宅録音でもBrown Sound系のアンプトーンをすぐ試せます。
実機アンプを鳴らす必要がないので、
というメリットがあります。
これは自宅DTMerにはかなり大きいです。
TONEXのTone Modelは、ハードウェア側に読み込んで使えるのも魅力です。
DAWで作った音をライブや練習に持ち出す。
逆に、ペダルで使った音を録音にも活かす。
この行き来ができるのは便利です。
Plugin Boutiqueで販売されているこの商品はソフトウェアのCollections Bundleですが、TONEX環境を持っている人なら、ハードウェア活用まで視野に入ります。
このバンドルは、かなりジャンルがはっきりしています。
向いているのは、やはりロック系です。
逆に、完全にモダンメタルの超タイトなローエンドや、Djent系のカッチリしたハイゲインを求めるなら、別のコレクションの方が合うかもしれません。
Brown Soundは、単に歪みが深い音ではありません。
ミッドレンジ。
ピッキングの反応。
コードの広がり。
少し暴れる感じ。
このあたりが魅力です。
なので、現代的に整いすぎた音よりも、演奏のニュアンスが出るロックトーンが欲しい人に向いています。
Brown Sound系のギターは、単体でかなり気持ちいいです。
ただし、ミックスでは注意が必要です。
Brown Soundの魅力は中域です。
でも中域が強いということは、ボーカルやスネア、シンセ、ピアノとぶつかりやすいということでもあります。
ギター単体では最高。
でもミックスに入れると少し邪魔。
このパターンは普通にあります。
その場合は、EQで中低域の濁りを少し整理したり、ボーカル帯域を避けたりする必要があります。
Brown Sound系の音は、すでにキャラクターがあります。
そこにさらにサチュレーターや歪みを足しすぎると、せっかくのピッキングニュアンスが潰れることがあります。
音を太くしたいときでも、まずは音量、ダブリング、EQ、コンプの順で考えた方が安全です。
ロックギターでは、左右に同じフレーズを別テイクで録るダブリングが強いです。
Brown Sound系も、左右に広げるとかなり気持ちよくなりそうです。
ただし、同じTone Modelを左右にそのまま使うより、
こうすると、より自然に広がります。
TONEX Brown Sound Collections Bundleのメリットは、次のあたりです。
特に、Brown Soundを「1つの音」ではなく「時期ごとの変化」として見られるのが面白いです。
78/79、80/81、82/84で音のキャラクターを比べると、ギターサウンド作りの勉強にもなります。
一方で、注意点もあります。
ここは正直に言うと、誰にでも必要なバンドルではありません。
クリーン、ジャズ、ファンク、現代メタル、アンビエント系だけを作る人なら、優先度は下がります。
逆に、クラシックロックや80sロックのギターが好きなら、かなり刺さる可能性があります。
このバンドルが向いているのは、次のような人です。
逆に、TONEXを持っていない、またはTONEX環境を使う予定がない人は、まずTONEX CSなどで動作や使い方を確認してからでも良いと思います。
IK Multimedia TONEX Brown Sound Collections Bundleは、Brown Sound系のギタートーンをTONEX環境でまとめて使いたい人向けのバンドルです。
78/79、80/81、82/84という3つの時期を分けて追えるのがポイント。
初期の荒々しい爆発力。
少しダークで重い中期の質感。
シャープで完成度の高いスタジオトーン。
この変化をTone Modelとして試せるのは、かなり面白いです。
DTM目線では、実機アンプを鳴らさず、自宅でロックギターの質感を作れるのが大きなメリットです。
ただし、Brown Sound系に特化したバンドルなので、万能アンプ集として買うものではありません。
──クラシックロック、80sロック、ギターインストが好きな人にはかなり刺さるはずです。
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希少種ギターメタラーDTMer
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ギタリスト・作曲家でもあり、音楽リスナーであることから聞くのも好きでイヤホン・ヘッドホンも集めはじめる。
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