【最新版2026/6月】DTMプラグインセールのおすすめ徹底解説!



中の人機材マニアが作り上げた新機軸コンプレッサー!
ミキシングをしていると、必ずと言っていいほど「コンプレッサーの壁」にぶつかります。有名なアナログ名機のシミュレーションを使っても、どこか「音が死んでしまう」「自然なパンチが出ない」と悩んだことはありませんか?そんなDAW世代のクリエイターに贈る究極の回答が、日本発のブランドEvertone Projectが放つ「Evertone Compressor」です。
従来の「音量を抑える」という発想を捨て、物理演算エンジン「F=ma」によって「音のエネルギーと時間」を制御するこのプラグインは、あなたのミックスに物理的な「重み」と「躍動感」をもたらします。
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Evertone ProjectはMORG門垣良則、Euphoreal藤野州豊、TiedMusic藤岡正樹、Wood Custom Guitars上田和希、キノファクトリー木下勇の5名が代表を務める合同会社。
EVERTONE PICKUP🌏
— EVERTONE (@EVERTONEPROJECT) January 28, 2026
🌏〜The world's first technology〜🌏 pic.twitter.com/EsdHObpTjK
現在はプロが使うギター、ギターピックアップを主に手掛けており、このラインナップになんとDTM用のプラグインが加わりました。


最大の特徴は、F=maの運動方程式を基にした物理演算エンジン。
この手の分野に詳しくないとなにがなんだか良くわからない内容ですが、単純化するとこれまでのコンプレッサープラグインの作り方とはアプローチを変え、より音楽的で立体的なサウンドを実現するコンプレッサーを作ったということになります。
設定項目値も物理演算を意識させるForceなど見かけないパラメータが用意されています。
コンプレッサーにこだわりたいエンジニア向けのプラグインと言い切ってしまったも良いのですが、エンジニアではない人でも使いやすいこだわりの仕様があります。
それが
BPM同期システム
このシステムのためだけにEvertone Compressorを導入してもいいぐらいの内容です。
コンプレッサーを使う上で、困るのがパラメーターの多さと扱いの難しさ。
Ratioは音の迫力を出したいときは上げれば良いんだな・・・程度になんとなくわかるけど、
コンプのATTACK,HOLD,RELEASEが厄介です。
コンプの知識がないとさっぱりわかりません。
そして音素材によってATTACK,HOLD,RELEASEの扱いが変わります。これも厄介です。
BPM同期システムは作成しているDAWプロジェクトのBPMに合わせてコンプのATTACK,HOLD,RELEASEのパラメータ値をエンジニアが推奨する値に自動設定してくれるというもの。
しかもVer.3.1からはオートスレッショルド機能まで付きました。
SonibleのSmartCompのAI機能にも近いのですが、反応が早いし、細かい調整もできるので機能としては上を入っています。
これだけでいとも簡単にエンジニアが作ったコンプの設定へ合わせることができるので、コンプに苦手意識がある人でも使えます。



このBPMに対してコンプ設定値を教えてくれる機能は独立したプラグインとしても発売されています。
それがEvertone Metroです。こちらも要チェック!


そしてエンジニア志向の人には欠かせない「リアルタイム波形表示」
これもEvertone Compressorのこだわりの機能の一つ。反応が良くダイナミクスを可視化できます。
欠点としてはこの「リアルタイム波形表示」の処理プログラムがWindowsと相性が良くないようで、Windowsを使っている場合、グラフィックボードへの負荷が高めです。(Ver.3.3から付いたECOモードを推奨します)
他のコンプレッサーでは体感できない機能とサウンドの立体感。コンプレッサーにうるさい人はぜひ一度試してみてください。
音楽制作の歴史において、コンプレッサーは常に「電気回路」の歴史とともに歩んできました。1176のFET方式、LA-2Aの光学式、そしてSSLに代表されるVCA方式。これらはすべて、電圧の変化を利用して音量を制御するアナログ回路の挙動に基づいています。デジタルプラグインの多くも、これらの名機の挙動をいかに忠実に再現するかに心血を注いできました。
しかし、Evertone Projectのアプローチは全く異なります。彼らが着目したのは、電気回路の模倣ではなく、「音そのものが持つ物理的なエネルギー」です。
私たちが「このドラムはパンチがある」「このベースは重い」と感じる時、実は耳は単なる音量差(dB)だけを聴いているのではありません。音がスピーカーから放たれ、空気を震わせ、私たちの鼓膜に到達するまでの「加速度」や「反動」を感じ取っているのです。
Evertone Compressorは、まさにこの「空気の動き」や「物体が動く際の物理法則」をデジタル上でシミュレートすることを目指して開発されました。従来のコンプレッサーが「スレッショルドを超えた音を一定の割合で下げる」という計算を行っているのに対し、Evertone Compressorは「音というエネルギーを持った物体が、どのような速度で加速し、どのように反発するか」を物理演算しています。
アナログシミュレーションのプラグインは、どうしても「その実機の音」に縛られてしまいます。もちろん、それは素晴らしい音楽的な伝統ですが、デジタルの無限の可能性を活かしきれているとは言えません。
Evertone Compressorは、アナログの良さを理解した上で、デジタルでしか不可能な「純粋な物理演算」を導入しました。これにより、実機特有 of 「歪み」や「クセ」に頼ることなく、クリーンでありながら圧倒的に「音楽的なダイナミクス」を手に入れることができるようになったのです。これは、エミュレーションの時代が終わり、真の「デジタル・エンジニアリング」が始まったことを告げる記念碑的な出来事と言えるでしょう。
このプラグインの最大の特徴であり、すべての動作の根幹にあるのが「F=ma物理演算エンジン」です。


物理の授業で習った記憶がある方も多いでしょう。Fは力(Force)、mは質量(mass)、aは加速度(acceleration)を表します。「力は、物体の重さと、その速度の変化の割合に比例する」という、ニュートン力学の基本中の基本となる数式です。
では、これがオーディオ処理においてどのような意味を持つのでしょうか。
オーディオ信号を「質量を持った物体」として考えてみましょう。キックドラムの鋭いアタックは、非常に速い加速度を持った物体です。逆に、持続するベースの音は、一定の質量を持って空間を占有し続けるエネルギーと言えます。
Evertone Compressorは、入力される音声信号からこの「質量(エネルギー量)」と「加速度(トランジェントの鋭さ)」をリアルタイムで解析し、それに対してどのような「力(コンプレッション)」を加えるべきかを計算します。
従来のコンプレッサーでは、アタックタイムを「何ミリ秒」と指定しますが、これはあくまで「設定された時間に達したら動作する」というタイマーのようなものです。一方、F=maエンジンを搭載したEvertone Compressorでは、音そのものが持つエネルギー量に応じて、コンプレッションの「動作速度」や「戻り方(反動)」が物理的に決定されます。これにより、どんなに複雑な波形であっても、不自然なポンピングを起こさず、まるで生身の演奏を目の前で聴いているかのようなリアリティあふれる制御が可能になります。
私たちが「重厚なサウンド」と感じる時、そこには必ず適切な「ディケイ(減衰)」のコントロールが存在します。従来のコンプレッサーはアタック(立ち上がり)の制御には優れていますが、リリース(戻り)のカーブは固定されていたり、微調整が難しい場合が多々ありました。
Evertone Compressorは、物理演算によって「音が止まる瞬間の反動」までもデザインできます。圧縮された音が元の音量に戻ろうとする際、単に直線的、あるいは対数的に戻るのではなく、「バネのような弾力」を持って戻るよう設定できるのです。これが、Evertone Compressor特有の「音楽的なグルーヴ感」の正体です。
どれほど優れたエンジンを積んでいても、操作が難しければ意味がありません。Evertone Compressorは、その高度な内部処理とは裏腹に、驚くほど直感的でユーザーフレンドリーなインターフェースを備えています。ここでは、具体的な設定のコツを紹介します。
使いこなすのが難しいとされるエキスパンダーですが、Evertone Expanderはその高度な機能にアクセスするための「近道」を用意しています。
Evertone から公式ですぐに使える「Quick Start Guide」が用意されています。
https://evertone.jp/quickstart.html
同時発売されているEvertone Expanderと使い方は同じで、エフェクトチェーンの入れる場所がコンプレッサーとExpanderで異なります。



コンプレッサーのインサート位置はエキスパンダーより後。
















まず、最もユニークなパラメーターが「RANGE」と「INT AUTO」です。 通常のコンプレッサーでは、スレッショルドを下げて圧縮量を決めますが、Evertone Compressorでは「この音をどの程度のダイナミクス範囲の中に収めたいか」という視点で調整を行います。


Evertone Compressorの操作パネル中央にあるKNEEノブは、ダブルクリックすることで詳細な調整画面がポップアップします。ここには、視覚的に動作を確認できる「アークライト(弧状のインジケーター)」が表示されます。
設定されたRANGEに対して、コンプレッションのかかり方が物理的に「最も自然なポイント」にある時、このインジケーターが鮮やかな青色に光ります。私たちは「耳」で音を判断するのが基本ですが、「物理的に正しい動作をしているか」を視覚的にサポートしてくれるこの機能は、長時間のミキシング作業で疲れた耳にとって非常に強力な味方になります。


最後に紹介するのが、このプラグインの最も「エキサイティング」なノブ、「FORCE」です。これは単なるメイクアップゲインではありません。物理演算されたダイナミクスに対して、さらに「どれだけの力でスピーカーのコーンを押し出すか」を決定するパラメーターです。
ミックスの最終段階で、あと少しだけ「低域の押し出し」が欲しい、あるいは「全体的な音の密度を高めたい」という時に、このFORCEを上げてください。音量が上がるだけでなく、音の「密度」と「実体感」が驚くほど増していきます。スピーカーから空気の塊が飛んでくるような、あの興奮をデジタルで再現できるのは、Evertone Compressorをおいて他にないでしょう。
Evertone Compressorの音作りの幅をさらに広げているのが、「BOX / AIR」という2種類のリリース挙動の選択です。これは、物理演算の「戻り方のアルゴリズム」そのものを切り替える機能です。




BOXモードは、その名の通り「箱」の中に音を閉じ込めたような、非常にタイトで秩序のあるリリース挙動を示します。戻り方が予測しやすく、リズムを完璧に制御したい時に最適です。EDMのキックやトラップのスネアなどで、音が「カチッ」と止まるソリッドな低域を作ることができます。


対するAIRモードは、音が空気中に解けていくような、自然で開放的なリリースを再現します。物理的な「空気の抵抗」を感じさせるような、滑らかな戻り具合です。リードボーカルやアコースティック楽器、オーバーヘッドなどに使うと、高域の伸びが非常に美しくなり、透明感を得られます。


Evertone Projectの「Metro」と組み合わせることで、その真価がさらに発揮されます。BPMに基づいて算出されたミリ秒数値をEvertone Compressorに適用することで、「楽曲のグルーヴと完璧に同期した物理挙動」が手に入ります。これにより、コンプレッサーがリズムを生み出す楽器へと進化するのです。




マスタリングエンジニアが求める「透明感と密度」を、物理演算がいかにして実現するのか。0.1dB単位の微細な調整と、サイドチェーン機能を活用したボトムエンドの保護により、クリスタルクリアでありながらパンチのあるマスターを構築できます。Modeを「Light」にし、FORCEをわずかに加えるだけで、プロ品質の「高級感」が宿ります。
WEBマニュアルが用意されています https://evertone.jp/EVERTONE_COMPRESSOR_MANUAL_STANDALONE.html


の3機種が揃ったEvertone Bundleが用意されています。



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希少種ギターメタラーDTMer
VSTレビュー公開記事・触ったDTMプラグインは1,000個以上を超える。
ギタリスト・作曲家でもあり、音楽リスナーであることから聞くのも好きでイヤホン・ヘッドホンも集めはじめる。
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