本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
ExciteAudioから新たにBloom シリーズの新作「Bloom Drum Machine」が登場!
基本的にはExciteAudioの「Bloom Drum Breaks」と同じ仕様のドラム音源。
- ファウンドサウンドループ、
- ワンショット、
- フレーズとエフェクトおよびマクロのセット、
- 包括的なサンプル エディター、
- 独自のシーケンサー
を組み合わせたインストゥルメントです。
今作のExcite Audio Bloom Drum Machineはヴィンテージドラムマシンのサウンドをモチーフにした音源。
これまでのBloomシリーズとはまた違ったタイプで、王道のサウンドをBloomシリーズのエンジンをつかってビートメイクできます。
Bloom Drum Machine同様にシーケンサーが収録されています。Bloom Drum Machineはシリーズ通してかなりドライな音になっていることもあり汎用性の高い音源です。
こんな人におすすめ
- ヴィンテージドラムマシンのサウンドを活かしたビートメイクをしたい人
- ビートメイクのための新しいインスピレーションが欲しい人
- Lo-Fiなビートに仕上げてみたい人
Bank5-7 オーケストラヒット
Bloom Drum Machine には、パンチの効いたアナログ ドラムの独特の特徴から実験的なテクスチャや風変わりなループまで、トラックを高めるためのワンショット サンプルとループの包括的なコレクションが含まれています。
Bloom の強力なシーケンサーを使用すると、パターンを簡単に作成し、トラックと同期してモジュレーション効果を調整できます。エレクトロニック、ヒップホップ、ポップ、実験的なジャンルのいずれを制作する場合でも、Bloom Drum Machine はアイデアにリズムを提供します。
目次
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レビュー
Excite Audio Bloom Drum Machine
メリット
- 収録フレーズの音が出来上がっているので、入れ替えてつなげるだけで即戦力
- ランダマイザーでサンプルを入れ替えて、素早く新しい組み合わせとサウンドにできる
- プリセット数250!! 組み込み済みのせンスの良いシーケンサープリセットあり
デメリット
- オリジナルのサンプルを読み込ませることはできない
- お気に入りサンプルの場所を覚えておく必要あり
それではBloom Drum Machineのレビュー。
どういう音が作れる? 機能概要・ざっくり導入メリット
ヴィンテージドラムマシンの音を元にビートメイクが可能です。といってもヴィンテージドラムマシンの音を再加工して今どきのビートメイクで使えるようにしてある音です。
音作りをすること無く、曲中へそのまま投入できる!のが良いですね。このスピード感はUJAMプラグインと通じるものがあります。
UJAMにもヴィンテージマシン音源CIRCUITSがあります。
Bloom Drum MachineはCIRCUITSよりお音像が非常にハッキリしているので、
ヴィンテージドラムマシンの音風のドラムキット
といった印象。
Lo-Fiエフェクトやビットクラッシュが付いていますが、ヴィンテージドラムマシンそのままを再現した音源と質感は全然違いとてもクリアです。
ヴィンテージドラムマシンの音を再現できるプラグインは人気カテゴリであり、種類も山の様にあるため、どれを選んでいいか迷ってしまいます。
シーケンサーとモジュレーションシステムが操作でき、収録サンプルの音がはっきりしていて、価格が抑えられていてる! そんな盛りだくさんな内容を持っているのがBloom Drum Machineです。
といった欲しい音の機種が決まっている場合にはBloom Drum Machineを手にしても困ると思います。
サンプルに名前が付いているわけではないので…
今どきのシステムを使ってヴィンテージドラムマシンの音を再活用したい!ときにはBloom Drum Machineが輝くでしょう。
シリーズ数が増えてきたので、そろそろBloomの母艦プラグインが出てBloomシリーズのサンプルが自在に入れ替られるようになると便利だし、また使い道が変わってくるのかな?と勝手な妄想をしたりしています。
低価格帯にしては機能豊富な内容が売りになっているはずですので、価格帯が大幅に上がりそうだから実際にはありえないでしょうけど(笑)
使い方
Bloom Drum Machineのメイン画面では4つのマクロエフェクトとBANKの入れ替え、3つのポストエフェクトの操作をします。
エディット画面ではサンプルの再生位置やピッチ等の設定のほか、AからEの黒鍵で鳴らすフレーズプレイヤーの設定が可能。
フレーズプレイヤーではステップごとにエフェクトやサンプル、ヴェロシティなどを配置できるので、よりこだわった音作りができます!
下の白鍵は何?
音源の仕様はBloomシリーズ共通で、白鍵を押していくだけです。
112個あるボーカルサンプルがC2からB3までの白鍵に並べられています。
これらのサンプルを鳴らしていくだけです。
Bloom Drum Machineはフレーズを並べ替えるだけでそれっぽいものが出来上がってしまう時短ツールです。
C3~B3にある黒鍵はサンプル単体ではなく、
Bloom Drum Machine内でサンプルを入れ替えてつなげたフレーズが鳴らせます。
A,B,C,D,Eの5つのシーケンサーにサンプルを割り当てて保存しておけます。
Full Screenのボタンを押すと全トラックのステップ割り当てが把握可能です。
メイン画面では4つのマクロエフェクトがあり、ノブを回すだけで設定可能。
この個性的な4つのエフェクトのパラメーターは変更できません。操作できるのはエフェクト量のみ。
右端のボタンを押すと、別のエフェクトが表示。
ビットクラッシュ、ダイナミクス、リバーブ、ローカット・ハイカットが設定できます。
このエフェクトは詳細画面でパラメーター変更できます。
中央のビジュアライザーは右クリックから停止できます。音には影響しません。
フレーズの内容はユーザーがカスタマイズできるし、ランダマイザーにお任せして頭の中で想像している音に近いものを選んでいくこともできます。
ランダマイザーをガンガン使って自分では思いつかないパターンを作れるのも魅力の一つ
できないこと
独自サンプルをBloom Drum Machine内に入れて
鳴らすことはできません。
機能・使い方
「Bloom Drum Machine」では、
サンプルが鳴る鍵盤はすべて白鍵に設定されていて、黒鍵がキースイッチになっています。
MIDI | 内容 |
---|
C2 | サンプル1を再生 |
C#2 | 再生速度を半分 |
D2 | サンプル2を再生 |
D#2 | 再生速度を倍に |
E2 | サンプル3を再生 |
F2 | サンプル4を再生 |
F#2 | 逆再生 |
G2 | サンプル5を再生 |
G#2 | 1オクターブ下 |
A2 | サンプル6を再生 |
A#2 | 1オクターブ上 |
B | サンプル7を再生 |
C3 | サンプル8を再生 |
C#3 | フレーズAを再生 |
D3 | サンプル9を再生 |
D#3 | フレーズBを再生 |
E3 | サンプル10を再生 |
F3 | サンプル11を再生 |
F#3 | フレーズCを再生 |
G33 | サンプル5を再生 |
G#3 | フレーズDを再生 |
A3 | サンプル6を再生 |
A#3 | フレーズEを再生 |
B3 | サンプル7を再生 |
Playページ
白鍵キーへのサンプル並べ替えとマクロエフェクトの設定ができます。中央のビジュアライザーを止めたい場合は、ビジュアライザー上で右クリックMENUを開くとSTOPできます。
マクロエフェクト
■Drive
サチュレーションを加えて音を明るくします。
■Mod Delay
モジュレーションディレイ
■Static
■Lo-Fi
フレーズの入れ替え
三角形の中にサンプルが入っています。
BANK1~8の三角形を一番下の横並びになっている△KEYへドラッグ&ドロップするとサンプルの入れ替えができます。
右端のサイコロボタンはランダマイザー。
下に並べられる14個のキーへサンプルを瞬時に入れ替えます。
ランダマイザーのサンプルロック機能はないため気に入ったサンプルがある場合は.Textureの6のようにBANK番号を覚えておく必要があります。
ランダマイザーがついており、一斉にサンプルを入れ替えできます。
手動で変更する場合、
8つのバンクに配置された音を下のトリガーまでドラッグ&ドロップして配置します。
バンク内のサンプルをプレビューするには、バンク内の白い三角形のキーをクリックし、
下部のスロットにドラッグしてサンプルを白鍵に合わせます。
白い三角形上で右クリックするとサンプルのコピー&ペーストができます
Editページ
Editページではサンプルのどこを使うのか?フレーズプレイヤーの調整、エフェクトの設定が可能です。
従来のBloomシリーズはPhase Playerでしたが、Bloom Drum MachineではSEQUENCERに変わっています。
モジュレーション設定ではピッチ、ボリューム、ローカット、ハイカット、ノイズ、リバーブ、スピーカーの設定値をステップにあわせて決められます。
プリセットから選ぶこともできますし、ランダマイザーを使って意図しないパターンにすることも可能です。
リバーブの場合はMIX値をステップによって調整できます。
各トラックで鳴らすタイミングやパラメーターを調整します。
右端のFullscreenを押すと全トラックの一覧が表示されます。
右下のLatchのスイッチがONになっているので、SEQUENCERのA,B,C,D,Eのいずれかを押すとパターンが鳴り続けます。SEQUENCERキーを押し続けたときだけ鳴って欲しい場合にはLatchスイッチをOFFにします。
エフェクト
プレイ画面の4つのマクロエフェクトとは別に
ビットクラッシュ、ダイナミクス,リバーブの3つのエフェクトが用意されています。
オンオフボタンの左にあるドットボタンを掴むと、ドラッグ&ドロップでエフェクト順を入れ替えできます。
CPU負荷
エフェクトをすべてONにしてシーケンサーを実行するとCPU負荷はそれなりに上がります。
ウィンドウサイズは右下に合わせて変化します。
他にツールチップ機能があります。
ライト版とFull版との比較
Bloom Drum Machineはコア機能は変わらず、若干の機能制限とサンプル数を少なくしたものです。
金額差はそこまでないのでデモをしてみて気に入ったらいきなりFULL版を選んでも良いと思います。
機能 | FULL版 | LITE版 |
---|
DAWのプロジェクトへのBPM同期 | ○ | ○ |
Key Selection | ○ | ○ |
14個のサンプルキー | ○ | ○ |
10個のモディファイアキー | ○ | ○ |
4つのマクロコントロール | ○ | ○ |
中央に表示されるアニメーション | ○ | ○ |
GUIのリサイズ | ○ | ○ |
プリセット数 | 250 | 75 |
収録サンプル数 | 112 | 56 |
Drag & Dropでのサンプル入れ替え | ○ | × |
ランダマイザーを使ったサンプル入れ替え | ○ | × |
サンプルエディットのパラメーター | ○ | × |
プレイバック方向の指定 | ○ | × |
シーケンサーセクションの有無 | ○ | × |
トリガー、ランダマイザーサンプルシーケンス | ○ | × |
モジュレーションカーブをエディット | ○ | × |
エフェクトモジュール | ○ | × |
Global Tone,Dry,Wet,コントロール | ○ | × |
他のBloom シリーズとの違い
使うためのエンジンは同じですが、収録されているフレーズやマクロエフェクトが異なります。
| Bloom Vocal Aether | Bloom Vocal Edit | Bloom Palette Object | Bloom Drum Machine |
---|
マクロエフェクト | Warmer Speaker Doubler Ethereal | Glue Fuzz Metallic Doubler | Echo Smooth Tape Stereo | Drive ModDelay Static Lo-Fi |
エフェクト | Mod Delay Reverb Lo-Cut Hi-Cut | Delay Reverb Bitcrush Lo-Cut Hi-Cut | Noise Reverb Speaker Lo-Cut Hi-Cut | Bitcrush Dynamics Reverb Lo-Cut Hi-Cut |
Excite Audio Bloomシリーズ
Bloomシリーズ全部入りのBloom Bundle は定期的にセールになります。
セール時はお見逃しなく!
Bloom Vocal Edit
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プリセット
プリセットは用途のカテゴリに分けて収録されています
- All
- Basic
- Classic
- Experimental
- High Energy
- Low Energy
- Percussion
- Top Loops
- ウィンドウサイズの可変について
-
右下にウィンドウカーソルをあわせると可変します。
- プリセット数について
-
250プリセットを収録。カテゴリ分けされています。
- Lite 版とは?
-
コア機能は変わらず、若干の機能制限とサンプル数を少なくしたものです。
- サポートされているプラグインフォーマット、DAWは?
-
VST、VST3、AU、AAX、スタンドアロン、
Ableton Live、Pro Tools、Logic Pro、FL Studio、Cubase、Nuendo、Reaper、Reason など
バンドル版
Bloomシリーズのフルバージョンを一つ持っているとクロスグレードできるプランが用意されています。
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