Bloom Drum Percussionレビュー!王道パーカッションを加工して非凡なサウンドへ!

本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
ExciteAudioから新たにBloom シリーズの新作「Bloom Drum Percussion」が登場!
基本的にはExciteAudioの「Bloom Drum Breaks」と同じ仕様のドラム音源。

- ファウンドサウンドループ、
- ワンショット、
- フレーズとエフェクトおよびマクロのセット、
- 包括的なサンプル エディター、
- 独自のシーケンサー
を組み合わせたインストゥルメントです。

今作のExcite Audio Bloom Drum Percussionは王道パーカッションを使って様々なリズムパターンを構築できる音源。
Bloom Palette Objectがフォーリー音源だったのに対して、 Bloom Drum Percussionでは定番のパーカッション楽器を使ったものから、エフェクトをうまく混ぜた実験的なビートパターンまで再現。
定番所はポップス・ロックといったアコースティック楽器を使うジャンルに、
実験的なサウンドは、エレクトリックな楽器を使ったヒップホップやEDMに相性が良さそう。
収録されているパーカッションの音が良いため
単体の音源としても活躍します。
面白いリズムパターンのプリセットが用意されていて、
これまでのパーカッション音源とは違った視点で使っていける内容になっています。
もちろん王道パーカッションを使ったラテンやアフリカンなリズムパターンも収録されている万能型です。
こんな人におすすめ
- パーカッションを活かしたビートメイクをしたい人
- ビートメイクのための新しいインスピレーションが欲しい人
Bloom Drum Percussion には以下のものが含まれています:
- コンガ、ボンゴ、ティンバレス、ビリンバウの豊かで共鳴する音色。
- ジャンベ、トーキングドラム、ウドゥ、バラフォンなどのダイナミックなアフリカの楽器。
- マラカスからカンジラまで、シェイカー、ラトル、ハンドパーカッションのカラフルな品揃え。
- トライアングル、カウベル、アゴゴ、ウッドブロックからのテクスチャと音色のヒット。
- 亀の甲羅、竹のスリットドラム、サンバホイッスルなど、珍しくユニークな音色。
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レビュー


- 収録フレーズの音が出来上がっているので、入れ替えてつなげるだけで即戦力
- ランダマイザーでサンプルを入れ替えて、素早く新しい組み合わせとサウンドにできる
- プリセット数250!! 組み込み済みのせンスの良いシーケンサープリセットあり
- お気に入りサンプルの場所を覚えておく必要あり
それではBloom Drum Percussionのレビュー。
どういう音が作れる? 機能概要・ざっくり導入メリット
シェイカー・ウッドブロック、ハンドルパーカッションなど定番のパーカッションを現代的なサンプルシーケンサーにまぜて色々なリズムを加工しながらリズムを作り上げていく音源です。
アゴゴ、コンガ、ギロといった民族楽器も用意されていますが、使いたい楽器の名前がついているサンプルを指定してというのは記載がないため難しく、用意されているループサンプルから使いたい音を抜き出して加工していく形式です。
そのためプリセットで組み込まれているシーケンスパターンのトラックの名前を見たほうが、毎回サンプルを確認するより素早く見つけられます。
アコースティックな響きをそのまま使うも良し、エフェクトをかけて実験的な音にするも良し!
アイデア次第で様々なジャンルの曲に使うことができます。
プリセットパターンのリズムは面白いものが多く用意されていますので、プリセットをベースにしながらランダマイザーを使ってカスタマイズしていくとオリジナルな響きが追求できます!!
他のBloomシリーズ同様に音作りをすること無く、曲中へそのまま投入できる!のが良いですね。
このスピード感はUJAMプラグインと通じるものがあります。
使い方
Bloom Drum Percussionのメイン画面では4つのマクロエフェクトとBANKの入れ替え、3つのポストエフェクトの操作をします。
エディット画面ではサンプルの再生位置やピッチ等の設定のほか、AからEの黒鍵で鳴らすフレーズプレイヤーの設定が可能。
フレーズプレイヤーではステップごとにエフェクトやサンプル、ヴェロシティなどを配置できるので、よりこだわった音作りができます!
下の白鍵は何?
音源の仕様はBloomシリーズ共通で、白鍵を押していくだけです。


112個あるボーカルサンプルがC2からB3までの白鍵に並べられています。
これらのサンプルを鳴らしていくだけです。
Bloom Drum Percussionはフレーズを並べ替えるだけでそれっぽいものが出来上がってしまう時短ツールです。
C3~B3にある黒鍵はサンプル単体ではなく、
Bloom Drum Percussion内でサンプルを入れ替えてつなげたフレーズが鳴らせます。


A,B,C,D,Eの5つのシーケンサーにサンプルを割り当てて保存しておけます。


Full Screenのボタンを押すと全トラックのステップ割り当てが把握可能です。(シーケンサー画面)


メイン画面のマクロエフェクト
メイン画面では4つのマクロエフェクトがあり、ノブを回すだけで設定可能。
この個性的な4つのエフェクトのパラメーターは変更できません。操作できるのはエフェクト量のみ。


詳細エフェクト
右端のボタンを押すと別のエフェクトが表示され、パラメーター設定可能な内蔵エフェクトを使えます。
使えるエフェクトはBloomシリーズでも製品ごとに異なります。


フレーズの内容はユーザーがカスタマイズできるし、ランダマイザーにお任せして頭の中で想像している音に近いものを選んでいくこともできます。



ランダマイザーをガンガン使って自分では思いつかないパターンを作れるのも魅力の一つ
できないこと
Ver.1.2.0よりサンプルインポートの機能が追加されています。
プラグインから作ったフレーズのオーディオ書き出しができないので、バウンスが必要です。
Ver.1.2.0よりサンプルインポートの機能
Ver.1.2.0以降のサンプル選択画面を開くと上部に「User」のボタンが追加されています。


収納したい場所へ手持ちのWAVをドラッグ&ドロップ。
サンプルをセットするとBPM,KEYの指定を求められるので適当なものを選びます。
後は白鍵のキーへサンプルをセットすることで通常通りにフレーズ構築が可能です。


機能・使い方
「Bloom Drum Percussion」では、
サンプルが鳴る鍵盤はすべて白鍵に設定されていて、黒鍵がキースイッチになっています。
MIDI | 内容 |
---|---|
C2 | サンプル1を再生 |
C#2 | 再生速度を半分 |
D2 | サンプル2を再生 |
D#2 | 再生速度を倍に |
E2 | サンプル3を再生 |
F2 | サンプル4を再生 |
F#2 | 逆再生 |
G2 | サンプル5を再生 |
G#2 | 1オクターブ下 |
A2 | サンプル6を再生 |
A#2 | 1オクターブ上 |
B | サンプル7を再生 |
C3 | サンプル8を再生 |
C#3 | フレーズAを再生 |
D3 | サンプル9を再生 |
D#3 | フレーズBを再生 |
E3 | サンプル10を再生 |
F3 | サンプル11を再生 |
F#3 | フレーズCを再生 |
G33 | サンプル5を再生 |
G#3 | フレーズDを再生 |
A3 | サンプル6を再生 |
A#3 | フレーズEを再生 |
B3 | サンプル7を再生 |
Playページ


白鍵キーへのサンプル並べ替えとマクロエフェクトの設定ができます。中央のビジュアライザーを止めたい場合は、ビジュアライザー上で右クリックMENUを開くとSTOPできます。
フレーズの入れ替え


三角形の中にサンプルが入っています。
BANK1~8の三角形を一番下の横並びになっている△KEYへドラッグ&ドロップするとサンプルの入れ替えができます。右端のサイコロボタンはランダマイザー。
下に並べられる14個のキーへサンプルを瞬時に入れ替えます。
ランダマイザーのサンプルロック機能はないため気に入ったサンプルがある場合は.Textureの6のようにBANK番号を覚えておく必要があります。
ランダマイザーがついており、一斉にサンプルを入れ替えできます。
手動で変更する場合、
8つのバンクに配置された音を下のトリガーまでドラッグ&ドロップして配置します。バンク内のサンプルをプレビューするには、バンク内の白い三角形のキーをクリックし、
下部のスロットにドラッグしてサンプルを白鍵に合わせます。
白い三角形上で右クリックするとサンプルのコピー&ペーストができます
Editページ


Editページではサンプルのどこを使うのか?フレーズプレイヤーの調整、エフェクトの設定が可能です。
従来のBloomシリーズはPhase Playerでしたが、Bloom Drum PercussionではSEQUENCERに変わっています。
プリセットから選ぶこともできますし、ランダマイザーを使って意図しないパターンにすることも可能です。


右下のLatchのスイッチがONになっているときは、SEQUENCERのA,B,C,D,Eのいずれかを押すとパターンが鳴り続けます。SEQUENCERキーを押し続けたときだけ鳴って欲しい場合にはLatchスイッチをOFFにします。


エフェクト
プレイ画面の4つのマクロエフェクトとは別に
ダイナミクス、リバーブ、ノイズの3つのエフェクトが用意されています。
オンオフボタンの左にあるドットボタンを掴むと、ドラッグ&ドロップでエフェクト順を入れ替えできます。


CPU負荷
エフェクトをすべてONにしてシーケンサーを実行するとCPU負荷はそれなりに上がります。(リバーブやピッチ系は負荷が高いです)
ウィンドウサイズは右下に合わせて変化します。
他にツールチップ機能があります。


ライト版とFull版との比較
Bloom Drum Percussionはコア機能は変わらず、若干の機能制限とサンプル数を少なくしたものです。
金額差はそこまでないのでデモをしてみて気に入ったらいきなりFULL版を選んでも良いと思います。
機能 | FULL版 | LITE版 |
---|---|---|
DAWのプロジェクトへのBPM同期 | ○ | ○ |
Key Selection | ○ | ○ |
14個のサンプルキー | ○ | ○ |
10個のモディファイアキー | ○ | ○ |
4つのマクロコントロール | ○ | ○ |
中央に表示されるアニメーション | ○ | ○ |
GUIのリサイズ | ○ | ○ |
プリセット数 | 250 | 75 |
収録サンプル数 | 112 | 56 |
Drag & Dropでのサンプル入れ替え | ○ | × |
ランダマイザーを使ったサンプル入れ替え | ○ | × |
サンプルエディットのパラメーター | ○ | × |
プレイバック方向の指定 | ○ | × |
シーケンサーセクションの有無 | ○ | × |
トリガー、ランダマイザーサンプルシーケンス | ○ | × |
モジュレーションカーブをエディット | ○ | × |
エフェクトモジュール | ○ | × |
Global Tone,Dry,Wet,コントロール | ○ | × |
他のBloom シリーズとの違い
使うためのエンジンは同じですが、収録されているフレーズやマクロエフェクトが異なります。








Bloom Vocal Aether | Bloom Vocal Edit | Bloom Palette Object | Bloom Drum Machine | Bloom Drum Percussion | |
---|---|---|---|---|---|
マクロエフェクト | Warmer Speaker Doubler Ethereal | Glue Fuzz Metallic Doubler | Echo Smooth Tape Stereo | Drive ModDelay Static Lo-Fi | Lo-Fi Slap Delay Drive Multi Delay |
エフェクト | Mod Delay Reverb Lo-Cut Hi-Cut | Delay Reverb Bitcrush Lo-Cut Hi-Cut | Noise Reverb Speaker Lo-Cut Hi-Cut | Bitcrush Dynamics Reverb Lo-Cut Hi-Cut | Noise Dynamics Reverb Lo-Cut Hi-Cut |
Excite Audio Bloomシリーズ
Bloomシリーズ全部入りのBloom Bundle は定期的にセールになります。
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Bloom Vocal Aether


Bloom Synth Atmosphere


Bloom Vocal Edit


Bloom Drum Breaks


Bloom Drum Machine


Bloom Palette Object


Bloom Bass Impulse


Bloom Bass Groove


プリセット
プリセットは用途のカテゴリに分けて収録されています


- All
- Basic
- Experimental
- Full Ensembles
- High Energy
- Low Energy
- Processed
- Tuned
プリセットサウンド
- ウィンドウサイズの可変について
-
右下にウィンドウカーソルをあわせると可変します。
- プリセット数について
-
250プリセットを収録。カテゴリ分けされています。
- Lite 版とは?
-
コア機能は変わらず、若干の機能制限とサンプル数を少なくしたものです。
- サポートされているプラグインフォーマット、DAWは?
-
VST、VST3、AU、AAX、スタンドアロン、
Ableton Live、Pro Tools、Logic Pro、FL Studio、Cubase、Nuendo、Reaper、Reason など
バンドル版
Bloomシリーズのフルバージョンを一つ持っているとクロスグレードできるプランが用意されています。
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