2024年ベストバイ「シンセプラグイン」

2024年で注目のベストバイDTMプラグインを紹介!
今回はシンセ編です。
シンセも面白いものが多く登場しました。どれを使っていいかわからなくなりますが、自分と相性の良いシンセを見つけたいですね。
Arturia Pigments 5
Pigments はArturia のオリジナルシンセ。2024年にVer5になりました。
色々な音が作りやすく特に主張しすぎないサウンドが特徴で後ろで鳴らしてサウンドを分厚くしたいときに効果的。
Pigments 5では以下の拡張が行われました。特に新しいシーケンサーは要チェック❗️
- Pigments5.0 サウンドバンクの追加
- CPU効率化のためのMulticoreモード
- 新しいシーケンサー
- 新しいスケール作成
- オーディオインプットモジュール
- UIの改善


Baby Audio Atoms (物理モデルシンセ)
モーションオプションが付いた6つパラメータで作り上げていく物理モデルシンセ。ユニークなサウンドを目指す人に最適。
拡張プリセットパックも増えてきました。

Expressive E Noisy 2
Noisy 2は物理モデルシンセで音響とアナログ共振器をベースにした優れたエンジンを利用した独特のサウンドが特徴。
ちょっと明るめなトーンに仕上がります。レゾネーターをうまく活かした他のシンセでは鳴らせないサウンド体験が可能です。MPE対応なので、対応MIDIキーボードを持っているとさらにポテンシャルを発揮できます。
GForce impOSCar3
ヴィンテージシンセの復刻。イギリスのクラッシックシンセ OSCar®をエミュレートしたシンセです。
ユニークなデュアル フィルターは、impOSCar3 の中核となっています。
Minimal Audio Current 2.0
2024年にバージョン2になりました。

Current は、5つの強力なサウンドエンジン+Minimal Audioのエフェクトを備えたシンセ。定番の音を鳴らすシンセというより先進的なサウンドを求めて作っていける内容になっています。
サウンドに先進的な要素を加えたい場合はぜひ触って欲しいシンセです。

Moog Mariana
Mariana はデュアル レイヤーのベースシンセサイザー。
2 つのまったく異なるシンセサイザー サウンドをミックスして、ダイナミックに補完し合ったり、デュオフォニックで演奏したりできます。
少々CPU負荷が高めですが、Moogらしいアナログサウンドの太さを求めているならドンピシャです。

Tracktion Dawesome MYTH
Dawesome のシンセは基本的に前衛的なアンビエント向け。その中でも使いやすいシンセが登場しました。
ノブを回して直感的に音作りができるシンセです。

KV331 Audio SynthMaster3 (オールラウンダーシンセ)
KV331 Audioのフラグシップシンセ「SynthMaster」がバージョン3になりました。
SynthMaster3はオールラウンドなモジュラー ソフトウェアシンセサイザー。
数々のメディア受賞歴のあるシンセで、2016年ではSynthMaster2がベストシンセに選ばれています。(MusicTech2016 best soft inst. )
UIの使用感に戸惑うところもありますが、コスパを考えると音作りの幅広さは頼もしいです。リリース当初のバグのお多さも細かいアップデートがされてかなり落ち着きました。

KORG ARP 2600
KORG公式でリリースしたARP 2600のソフトシンセ版。

Vengeance Sound VPS Avenger 2
VPS Avenger2 はアマチュアからプロ作曲家まで使っているモンスターシンセで、実機のワークステーションシンセとほぼ同等の機能を持っています。
VPS Avenger 1台で各楽器の音作り、シーケンス入力、ドラムのリズムトラック入力まで行えるなんでもできちゃうシンセ。
CPU負荷の大きさも高いのですが、存在感のある太いサウンドとあらゆるタスクをこなせる柔軟性が魅力のシンセ。年末は50%OFFセール中。月払いのRent To Ownに対応しています。

W.A. Production Babylon 2
「W. A. Production」からBabylon が進化してバージョン2へ!「Babylon 2」はウェーブテーブルシンセサイザーです。
特定機種のエミュレートシンセではなく、W. A. Productionのオリジナルシンセです。
3つのオシレーター+ノイズオシレーター+フィルター+モジュレーターエフェクト+を備えたシンプルな構成です。
Babylon 2 は、前身と同じワンページシンプルさをすべて提供しますが、マルチボイス オシレーターとモーフィングウェーブテーブルに新たな焦点を当てています。

Cherry Audio Atomika
1982 年から 1990 年にかけてソビエト連邦時代に Formanta Radio Factory で製造された Polivoks(ポリボックス)シンセサイザー。
Polivokならではのユニークなサウンド。特に豊かで荒々しいフィルター音色が個性的。

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