ボーカルにかけるエフェクトで面白い効果が得られるものを探しているならこの「iZotope VocalSynth 2」
エレクトロ・ポップ、ハイパーポップにピッタリな内容になっており
「VocalSynth 2」のエフェクトの質感が気に入ったら即導入したいボーカルエフェクトです。
目次
下の動画でiZotope VocalSynth 2の音が確認できます。
こんな人におすすめ
- ボーカルにおしゃれなエフェクトをかけたい人
- ボーカルの違うアプローチを探している人
- Vocoder、Compuvox、Polyvox、Talkbox、Biovoxといったエフェクトを使いたい人
iZotope VocalSynth2が向いている人
- ボーカル加工初心者: 直感的な操作性で、簡単に本格的なボーカル加工を楽しみたい方。
- 多様なサウンドを求める方: 幅広いボーカル加工が可能なため、様々な音楽ジャンルに対応したい方。
- プロの音楽制作に携わる方: 高品質なサウンドと柔軟な機能で、プロの制作現場でも活躍できます
iZotope VocalSynth 2 レビュー
iZotope VocalSynth 2
メリット
- 5モジュールの音をブレンドして新しいボーカルエフェクトを作成
- わかりやすいUIと7つのエフェクト
- iZotopeの他のプラグインとの連携あり
デメリット
- 欲しいエフェクトかどうか見極めは必要
- ウィンドウ可変しない
iZotope VocalSynth2自体は昔から持っていたのですが、使う気になったのは
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2022年 3月号 でUVERworldの楽曲制作でVocalSynth2が使われていると知ってからです。
¥998
(2025/01/19 09:23:02時点 Amazon調べ-詳細)
VocalSynth 2 には、
- Vocoder、
- Compuvox、
- Polyvox、
- Talkbox、
- Biovox (人間の声道の音響特性に基づいたまったく新しいエフェクト)
を搭載されています。
これらは上の大きなブロックにあるモジュールです。
この5つに加えて画面下のストンプボックスエフェクト(シュレッド、リング モッド、コーラス、ディストーション、フィルター、トランスフォーム、ディレイ)を並べ替えて利用できます。
中央のUIは5つのボーカルエフェクトモジュールを使っている割合を一目で把握できるようになっています。
XYPad表示では2つのパラメーターのブレンドを調整可能。
プリセット自体の数もそれなりにあるので、まずはプリセット主体で音作りをするのが良いですね。
iZotope VocalSynth2でロボットボイスを作る方法
1. Compuvoxモジュールを選択
- VocalSynth2のメイン画面で、Compuvoxモジュールを選択します。このモジュールは、ボーカルを電子的な質感に変え、ロボットボイスのような効果を得るために特化しています。
2. 基本的なパラメータ調整
- Formant Shift: フォルマントをシフトすることで、ロボットらしい特徴的な音色を作ることができます。値を大きくすると、より機械的な印象になります。
- Bitcrush: ビットクラッシュ効果を追加することで、デジタルな歪みを導入できます。ビット深度を下げるほど、粗い質感になります。
- Resample: サンプリングレートを変更することで、ピッチシフト効果や、テープサチュレーションのような質感を得られます。
- Drive: 歪み量を調整します。値を大きくするほど、音が太くなり、ディストーションがかかります。
3. 高度なカスタマイズ
- Modulation: LFOやエンベロープを使って、パラメータをモジュレーションすることで、より動的な変化を加えられます。例えば、Formant ShiftをLFOでモジュレーションすると、ロボットボイスが滑らかに変化するような効果を得られます。
- Other Modules: Compuvox以外にも、VocoderやTalkboxモジュールを組み合わせて、より複雑なロボットボイスを作ることができます。例えば、Vocoderでキャリア信号を調整することで、ロボットボイスのキャラクターを変化させられます。
4. その他のヒント
- プリセット: VocalSynth2には、様々なプリセットが用意されています。ロボットボイスのプリセットを探して、それをベースにカスタマイズするのも良いでしょう。
- EQ: イコライザーを使って、不要な周波数をカットしたり、特定の周波数を強調したりすることで、音色を調整できます。
- リバーブ: リバーブをかけることで、空間感を演出できます。
- オートチューン: オートチューンをかけることで、ピッチを正確にし、より機械的な印象にすることができます。
iZotope VocalSynth2 比較
ロボットボイスを作るのであれば比較対象のボコーダープラグインがいくつかあります。
あわせて読みたい
ボコーダープラグインのおすすめ解説!ポップスからエレクトロまで使えるユニークエフェクト!
この記事ではボコーダープラグインのおすすめを紹介していきます。 まずはボコーダーをおさらい。 古典的なボコーダーを再現した例「Softube Vocoder」 【音楽制作にお…
ボーカルマルチエフェクターとして普遍的で使いやすいものを探しているならAuto-Tune EFX+ のほうが断然おすすめなのですが、 VocalSynth2でしか作れない音もありますので、このあたりはどの音が欲しいか?によって決まってきます。
2024年5月時点でウィンドウ可変しないのが玉にキズです。
最近は価格自体がかなり下がってきているため、iZotope製品の中では入手のハードル敷居が低いプラグインです。
そろそろ新しいバージョンが出てほしいですね。
iZotope VocalSynth2 セール情報
iZotope Creative FX Bundle (2024/9/1まで)
- Neoverb,
- VocalSynth2
- Stutter Edit2
この3つが収録されたバンドルiZotope Creative FX Bundle が期間限定セール中 (2024/9/1まで)
【90%OFFのセール】 ¥ 80,986 ⇒ ¥ 7,985 (※価格は為替レートで変動あり)
Creative FX Bundleセールはこちら >>
VocalSynth2過去セール
iZotope VocalSynth 2 Synth Month Sale 【2024/9/10 ~ 9/29 まで 86%OFFのセール】 ¥ 31,282 ⇒ ¥ 4,714
iZotope Creative Effects Sale 【2024/7/10 ~ 7/31 まで 85%OFFのセール】 ¥ 35,405 ⇒ ¥ 5,160
iZotope VocalSynth 2 & Trash Flash Sale 【2024/5/23 ~ 5/27 まで 89%OFFのセール】 ¥ 34,380 ⇒ ¥ 3,454
iZotope Studio Tools Sale (2025/1/31まで)
■iZotope Insight 2
曲の状態を多数のメーターで比較できるアナライザーツール
Insight 2 セールはこちら >>
■iZotope Tonal Balance Control 2
作成中の曲を音楽ジャンルのプロファイルリストと比較してLow,MId,High,Airのバランスを一目で比較できるユーティリティーツール (※Tonal Balance Control 2 は Ozone 9 Advanced および Neutron 3 Advanced に含まれていますが、現在は別途購入することもできます。)
Tonal Balance Control 2 セールはこちら >>
■iZotope VEA
動画のナレーションで音声をクリアにするためのツール
VEA セールはこちら >>
iZotope New Year New Sound Sale (2025 ~ 1/30まで)
IZotope エフェクト,RX11 Elementsがセール対象
Stutter Edit 2 セールはこちら >>
VocalSynth 2 セールはこちら >>
Trash セールはこちら >>
Neoverb セールはこちら >>
RX 11 Elements セールはこちら >>
他にもある!おすすめなボーカルプロセッサープラグイン
ボーカルプロセッサープラグインのレビュー
コメント