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zPlane PEEL STEMSレビュー!耳コピからリアルタイムステム作成まで使えるツールプラグイン

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zPlane からオーディオエディタプラグイン「PEEL STEMS」が登場。

zplaneはピッチシフト技術に定評があるディベロッパーで、高品位なストレッチング&ピッチング・エンジンの開発元として知られています。Cubase, Kontakt, Ableton Live などにもクレジットされているので名前を見たことがある人も少なくないでしょう。

PEEL STEMS」はzplaneから「deCoda」という耳コピツールがあり、その中にあるdeCodaのFocusEQ機能がついたリアルタイムステム作成プラグインです。すでに「PEEL」というプラグインがあり、ステム作成機能を追加したものになっています。

・リアルタイムでステム作成したい
・耳コピするときに特定の帯域を聞きたい

といったワガママな願望を叶えてくれるプラグインです!

■ステム
各トラックをバラバラにしたデータのこと。


目次

レビュー

zPlane PEEL STEMS
総合評価
( 4 )
メリット
  • リアルタイムステム作成が可能
  • 耳コピするときにも使える
デメリット
  • ステムが必要ない人には期待感は薄い

ここからはzPlane PEEL STEMSのレビュー。

Logic Pro 11に新機能Stem Splitterがついたことで、この手のステム作成プラグインの熱がちょっと冷めてしまったような印象をうけますが、ここに来てzplaneが新プラグインを出してきました。

ステム機能を使うことで、単純な2mixからボーカルや楽器を外したカラオケを作るためだけでなく、2mixのバランスを変更したりできます。

Logic ProとzPlane PEEL STEMSと大きく違う点としては、リアルタイム処理でステム作成ができる点です。

iZotope RX11もミュージックリバランスのモジュールを使うとステム作成ができるのですが、Logic ProもiZotope RXも毎回オーディオファイルを書き出して作成する処理が必要になります。

ぶっちゃけ毎回ステム処理書き出ししたほうが分離感や精度は高いのですが……毎回書き出しの時間がかかりますよね。

この時間のロスとリアルタイムで処理できる便利さを天秤にかけることになります。

緑:Drums
赤:Bass
黄:Vocal
紫;Other(ギターやピアノ等の帯域)

を表していて、それぞれON/OFFを押すとzPlane PEEL STEMSが検知した音が消えます。
ボリューム調整をする場合はノブを回してGainを調整するだけ。

下のスライダーは検知するときの分離の強さを微調整します。

基本的にはマスタートラックにzPlane PEEL STEMSを使ってボリュームバランスを整えていくだけです。

分離で便利なFocusEQ機能

PEEL STEMS チュートリアル

decodaから引き継いだFocusEQ機能があります。

サウンドディスプレイ上をドラッグすると枠が表示され

枠の帯域の音だけを聞くことができます!

この機能はかなり強力。サウンドディスプレイは縦が高域、下が低域になっており、横は左から右までPanの位置を表示します。

左側にある中音域だけチェックしたい!
センターの5kあたりだけをチェックしたい!

と言った細かいリスニングが可能になります。

耳コピにも便利です。

また■のボタンを押すと効果が反転し、選んだ帯域を削った音を聞くことも可能です。

上のチュートリアル動画にあるようにFocusEQ機能で取り出した音を別のトラックに送ってエフェクトをかけるような処理が可能です。
この別の出力はできるDAWが限られているので注意してください(Ableton Live,FL Studio 20 , REAPER,RASON)

公式チュートリアルで紹介されていた事例ではLogic Pro,Cubase ,Studio Oneでは出力ルーティングを設定するのではなく同じトラックを作ってエフェクトをかけていました。

「?」の項目からDAW別に書くにする動画リンクが表示されます。

他のリアルタイムステムプラグイン

PEEL STEMS以外にも他のリアルタイムステムプラグインはあり、Acon Digital Remix が代表的です。音質面ではそこまで極端な差はないのですが、Acon Digtal Remixの場合は5バンド(Vocal,Piano,Bass,Drum,Other)で分かれているのとプリセットが用意できる点が違います。

Remixにはデモモードがあるので興味がある方は試してみると良いですよ。

Acon Digtal Remixのデモ版ではときどき一定時間、音が出なくなります。また書き出しができないようです。
Remix – Acon Digital

使い方

PEEL STEMS は、オーディオをリアルタイムで 4 つのステムに分割します。「ドラム」、「ベース」、「ボーカル」、「その他」(ギター、キーボード、金管楽器などの残りのミックス)です。

電源スイッチ
– ステムのオン/オフを切り替えます。[Shift] + クリック = ステムをソロ / 2 回目 [Shift] + クリック = すべてオン

ボリューム ノブ
– ステムのボリュームを調整します。範囲は -120 – +6 dB。ノブをダブルクリック = デフォルト (0 dB) にリセット

アイソレーション フェーダー
– 分離の強さを微調整します。範囲は 0 – 100。フェーダーをダブルクリック = デフォルト (0) にリセット
すべてのステムがアクティブな場合でも、このパラメーターは効果があります。

プリセット

プリセットはありません。

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
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