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AudioThing Springsセール&レビュー!スプリングリバーブマニアにおすすめ

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Springs」はAudioThing のスプリングリバーブプラグイン!!

マニアックなまでに拘れる「IR+モデリング」で作り上げたビンテージスプリングリバーブシュミレーター。 1960~1999年までのスプリングリバーブ機材から選出した19種類をシュミレーション。

互いに相互作用するBaxandall EQ(3バンド)がついています。

スプリングの質感にトコトンこだわりたい人におすすめのプラグイン。ここまでシュミレーションしたモデルが揃っているスプリングリバーブは他にはありません。

目次

サンプル

モデルGBS
モデルtwin-3 spring

AudioThing Springsの特徴

AudioThing Springsの特徴
AudioThing Springsの特徴

Springs は、 本物の Baxandall EQ エミュレーションと組み合わせた ビンテージ スプリング リバーブ のコレクションを備えたプラグインです 

Springs には、長い 6 スプリング パイプから小型の電池駆動のシングル スプリングユニット まで 、 19 種類のスプリング リバーブのエミュレーションが搭載されています  。畳み込みとモデリングを組み合わせて、各リバーブのビンテージ特性を再現しました。



レビュー ver.1.3.4

AudioThing Springs
総合評価
( 4 )
メリット
  • 19種類のスプリング リバーブのエミュレーション
  • EQ・コンプ・IRエディタ付き
デメリット
  • MIX LOCKがほしい

それではAudioThing Springsのレビュー!

AudioThing Springsは2019年3月発売のプラグインです。

プラグイン発売当時は「8 種類のスプリングリバーブ」で売り出していたものがアップデートを続けた結果、現在のバージョン(ver.1.3.4時点)19種類まで増えています。

スプリングリバーブに何を求めるのか?が重要になってきます。基本的にヴィンテージトーンを再現するリバーブですのでヴィンテージの素直な再現か、スプリングリバーブの独特な音を利用したクリエイティブ路線を狙うのか?

AudioThing Springsはヴィンテージ路線のプラグインで、扱えるスプリングリバーブの種類の多さが売りです。

高域が押し出されるスプリングリバーブというよりはヴィンテージ感を強調したサウンドに仕上がります。古めのジャンルの曲調にあわせて使うと説得力が増します。

AudioThing Springs スプリングモデルを変更する画面
スプリングモデルを変更する画面

モデルGBS
モデルspringray
モデルsr-202w
モデルechobox

スプリングリバーブモデル

スプリングリバーブモデル詳細
GBS(6スプリング)
プラスチック製の排水管に収められた Accutronics スプリング タンクのペア。1970 ~ 1979 年頃。
スペースエクスパンダー(スプリング2個)アメリカ製の象徴的なスプリング リバーブ。1960

年に発売。
GR-1(スプリング4本)
温かみのあるビンテージサウンドを備えたコンパクトなラックマウント型日本製スプリングリバーブ。1985 年発売
RV-1(スプリング3個)
クラシックなアメリカン スプリング リバーブ。1970 ~ 1979 年頃。
RE-201(スプリング3本)
リバーブ タンクを備えたクラシックな日本製テープ エコー。1974 年にリリースされました。
RE-200(スプリング3本)
伝説の RE-201 スペースエコーの前身。1973

年にリリースされました。
スーパーリバーブ 76 (スプリング 2 個)

非常に珍しい、リバーブ内蔵のドイツ製 4 チャンネル真空管アンプ。1970 ~ 1979 年頃。

SR-202W(スプリング2本)

多くのアーティストがボーカルに深みと個性を加える「秘密兵器」として使用しています。

HR-12(スプリング2本)
「Echo Unit」というブランド名の日本製ビンテージ スプリング リバーブ。60 年代後半から 70 年代前半の製品です。
HVS-1(スプリング2本)
ビンテージ ステレオ/チューナー用に作られたゲルマニウム駆動のスプリング リバーブ。1964 年にリリースされました。
A-199(スプリング3個)
モダンなユーロラックスプリングリバーブモジュール。
REV-25(スプリング1本)
ビンテージの日本製スプリングリバーブ。AM-534 としてもブランド名が変更されました。70 年代製。
RA-844(スプリング1個)
非常に小型で、バッテリー駆動のソリッドステート リバーブ アンプ。70 年代後半または 80 年代前半のもの。
オーディション(1春)
非常にノイズが多く、非常に基本的なスプリング リバーブを備えた小型ギター ヘッド アンプ。1975 年にリリースされました。
エコーボックス(1スプリング)
史上最小のスプリング リバーブ。ブーミーなエコーのようなサウンドです。1970 ~ 1979 年頃。
シンティ(スプリング2個)
Hainbach スタジオの
ビンテージ Synthi AKS スプリング リバーブ タンク
スプリングレイ(3 スプリング)
モダン スプリング リバーブ タンク

モノ / ステレオ
ツイン(スプリング3個)
クラシックなアメリカンギターアンプ。

1985年に発売。

メサ(3スプリング)
クラシックなアメリカンギターアンプ。

1999年に発売。

スプリングリバーブはIRからの読み込みのため、AudioThing Springsにはスプリング本数を調整したり、テンションを調整するといったパラメーターはありません。IRはスプリング本数も記載されているのでそこで調整できます。

モデリング重視で行きたいならPulsar Primaveraを選ぶ選択肢があります。

VUメーター下の緑のゲージはEQになっていて、スプリング エミュレーションに入力される入力信号をフィルターできます。

EQ

画面右側はバクサンドールEQ(Baxandall EQ

主にギター アンプに搭載されており、通常は単一のトーン コントロールまたは 2 つのバンド (低音と高音) に制限されています。SpringではMIDコントロールを追加してリバーブのトーンを調整できるようになっています。

IRエディタ

リバーブモデルを選ぶ画面の左上にあるレンチアイコンを押すとIRエディタが表示されます。色々調整を加えて実験的サウンドへ変化させられます。

スプリングリバーブはこれが1台あれば網羅できます。CPU負荷は非常に軽いです。

きになった点

リバーブの種類も多いしできることも非常に多いです。ちょっと調整が大変なのでもう少しシンプルになっていたら使いやすかったかもしれません。ランダマイザーを使ったとき用途にMIX LOCKが欲しかったですね。

INPUT(DRY)とWET INPUTが用意されているため音量バランスを取るのにやたら苦労しました。エフェクト量を調整するのではなく,GainのdBを調整する方式になっているため、どちらか片方をあげたら片方を下げるというような使い方をしたほうが良さそうです。

MIXノブ一つにしてくれたほうが簡単で良いのですが、この点はその人次第で変わるかもしれません。

AudioThing の作例でよくタブ系のサウンドや古めのファンクスタイルの曲調がサンプル曲としてあがっています。

聞いてみるとリバーブの溶け込み方が非常に自然で、リバーブの良さが活かせているように聞こえます。
この手の若干レトロな曲調のジャンルを作っているならAudioThing Springsがバッチリハマってくれると思います!

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
配信中→http://linkco.re/xyZ8uEeu
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