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OCELOT Clipperレビュー!UIの明瞭さに優れた使いやすいクリッパー

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本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています

Fuse Audio Labsの OCELOT Clipper(オセロットクリッパー)は新しく登場したクリッパープラグイン。

Fuse Audio LabsはSNSだとあまり名前を見かけることがないかもしれませんが、プラグインの性能で優れているだけでなく価格が抑えられているので、熟練者だけでなくDTM初心者にもおすすめしやすいプラグインメーカーです。

OCELOT Clipper(汎用性の高いクリッパーで

クリッパーの調整に必要となるメーターが一目ですべて把握できるようになっていて設定しやすく使いやすいのが特徴です。

姉妹プラグインのOCELOT LimiterにもクリッパーはついていますがOCELOT LimiterはSoft Clipのボタンのみ。

クリッパーの機能をメインで使いたい場合は OCELOT Clipperが活躍します。

目次

OCELOT Limiterが欲しくなる理由

OCELOT Limiterの主な特徴として以下の機能があります。

  • 精密なラウドネス コントロール
  • デュアル ニー ハーモニック シェイピング– 
  • 高品質処理
  • トゥルー ピーク モード
  • 低レイテンシーパフォーマンス
  • 高度な視覚的フィードバック
  • シームレスなワークフロー
  • Ocelot シリーズの一部

OCELOT Limiter レビュー (ver.1.0.0)

Fuse Audio Labs OCELOT Clipper
総合評価
( 4 )
メリット
  • 低レイテンシーな透明度の高いリミッター
  • 音圧レベルをグググっと上げたい人におすすめ
  • 低価格でGET可能
デメリット
  • プリセットがない

それではFuse Audio Labs OCELOT Clipperのレビュー!

中の人

Fuse Audio Labsは元々Brainworkxプラグインのプログラミングをしていていた人が独立して作った会社で、プラグインクオリティはバッチリ!

最初に注意点をあげると、プリセットは入っていないのでお気に入りの設定を見つけたら、細かく保存していくほうが良いです。

最近のミックスでトランジェントが重要視されるようになってきた流れより、以前よりもクリッパーが注目されています。そのため色々なメーカーからクリッパープラグインが登場するようになりました。

OCELOT Clipperは定番のクリッパーである「StandardClip」っぽいサウンドながも独自の使い勝手と機能を備えたプラグインです。

見やすさやプラグインの簡潔さは後発のOCELOT Clipperの方が断然優れています。

OCELOT Clipper
OCELOT Clipper
StandardClip
StandardClip

OCELOT Clipperの機能面での不足が唯一あるとすれば、マルチバンド非対応な点ですが、マルチバンドクリッパー自体がそこまで数がないので、よほどこだわって設定したい人以外にはマルチバンドで使う出番はないのかな?とも感じます。

マルチバンドクリッパーの例

  • W.A. Production RedClip
  • Soundtheory KRAFTUR
  • Neutron5 Cliiperモジュール

OCELOT ClipperはなんといってもUIの明瞭さが秀逸。

WaveShaperとHarmonic Distorionのメーターが用意されていて、現在のクリッピング状態を確認しやすいです。

濃い赤色がクリッパーで断ち切った箇所
OCELOT Clipper OFF
OCELOT Clipper ON Distortion なし
OCELOT Clipper ON POS66 NEG 25
OCELOT Clipper ON INPUT20dB 極端に歪ませた例
Neutron5 Clipper プリセットDrum Bus Enhance

プリセットがない点はクリッパーをつかったことんがない人からすると問題点になりますが、それほど困ることはありません。

いくつかINPUTレベルのパターンを用意して置くだけでも大分作業速度が快適にできます。アウトプットレベルがうまくいかない場合は「1:1」ボタンを押すことでプラグインON/OFFでの音量差をなくすことができます。

歪み方の制御がやりやすく、低レイテンシー。

メーターが一目でわかる使いやすいUI。

汎用性あるサウンドで長く使えるクリッパーです。OCELOT Clipperとはキャラクターが大きくことなる極端にハードクリッピングした音が欲しい場合は、Knock Clipperをおすすめします。

Knock Clipper

エフェクト確認ボタン 1:1 , デルタ

1:1 ボタンは、処理済み信号と未処理信号間のラウドネス マッチングを有効にします。これにより、ラウドネス バイアスの影響がなくとも、クリッピングの影響を聞くことができます。

エフェクトのかかっている信号だけを聞いてチェックする機能

Δ(デルタ)ボタンはクリッパーの入力とレベルが一致した出力信号の差をモニタリングできます。

これは、クリッパー処理によって生成されたアーティファクトを評価するときに役立ちます。

トゥルー ピーク (オフ/オン)

トゥルーピーク設定はTRUE PEAKのスイッチを押すだけ。

トゥルー ピーク モードを有効にすると、信号が Ceiling パラメーターで設定されたピーク レベルを超えないようにすることができます。

CPU負荷

オーバーサンプリング 2xの時

オーバーサンプリング 8xの時

オーバーサンプリング 32xの時

シグナルフロー

マニュアルより

まとめ:Ocelot Clipper のリミッターとしての機能・設定項目値

項目機能内容
Input0 ~ 30dB
Pos.KNEE0 ~ 100% (0% = ハード ニー、100% = 最大のソフトネス)。
NEG.KNEE0 ~ 100% (0% = ハード ニー、100% = 最大のソフトネス)。
Ceiling -30~ 0dB
LEVEL -12 ~ +12dB
Knee LINK
ON/OFF
リミッターアルゴリズム5つ
– Meloow
– Versatile
– Transparent
– Dynamic
– Aggressive
モニタリング機能1:1
Delta
オーバーサンプリング2x / 4x / 8x / 16x /32x
HQON/OFF
True PeakON/OFF
メーターRMS / PPM Levels (-30..0 LUFS)
GD,(Gain Difference)
ANALYZER PANEL
WAVESHAPER AND HARMONIC DISTORTION
  • 精密なラウドネス コントロール
  • デュアル ニー ハーモニック シェイピング– 
  • 高品質処理
  • トゥルー ピーク モード
  • 低レイテンシーパフォーマンス
  • 高度な視覚的フィードバック
  • シームレスなワークフロー
  • Ocelot シリーズの一部

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
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