☆必見!!2025年・年始のDTMセールまとめ☆

Gates STA-Levelの真空管コンププラグイン・VSTは何がある?

※本サイトでは、アフィリエイト広告を利用、またはプロモーション記事が含まれている場合があります。

1950年代に登場した真空管コンプレッサーの「Gates STA-Level」

Gates Sta-Levelは、1950年代後半にGates Radio社によって開発された真空管式コンプレッサーです。ラジオ放送局向けの業務用コンプレッサーとして人気を博し、その後音楽レコーディングの分野でも広く使用されるようになりました。

Sta-Levelは、その暖かく滑らかな音質と自然なコンプレッション特性で知られています。また、シンプルな操作性と堅牢な作りも魅力です。

目次

Gates Sta-Level コンプレッサーについて

Sta-Levelには、オリジナルモデルと復刻版の2種類があります。

オリジナルモデル

  • 1956年に発売
  • 3つのモードと6つのリリースタイム
  • XLRと標準的な1/4インチジャックの入出力
  • ゲインリダクションは最大40dB
  • スレッショルド:-20dBm ~ +24dBm
  • 総ゲイン:35dB
  • 歪み率:<1%(0 – 30dB GR)
  • 周波数特性:±0.25dB(20 ~ 20,000Hz)
  • 等価ノイズ:-70dB
  • 出力レベル:-40dB ~ +18dB
  • 入力インピーダンス:0 ~ 600Ω

復刻版

  • 2006年にRetro Instruments社によって発売
  • オリジナルモデルの機能を再現
  • 複数台のSta-Levelをリンク可能
  • XLRバランス入出力
  • 手作業で厳選されたカップルド・キャパシター使用
  • 高品位のカスタム・トランス採用

Sta-Levelの代表的なユーザー

  • ビートルズ
  • フランク・シナトラ
  • エルヴィス・プレスリー
  • ダビング・ストーンズ
  • レッド・ツェッペリン

Sta-Levelの価格

  • オリジナルモデル:中古で30万円~100万円程度
  • 復刻版:新品で30万円程度

実機のSta-LevelはRetro Instrumentsから復刻されていて、現在でも入手可能です。


Sta-Level をエミュレートしたプラグイン(VST)

ここからはSta-Level をエミュレートしたプラグイン(VST)を紹介します。
Sta-Level のエミュプラグインはそこまで数がありませんが、真空管コンプの特徴的なサウンド成分を加えることができます。


KiiveAudio V-Comp

Kiive Audio V-Comp
Kiive Audio V-Comp

KiiveAudio V-CompはSta-Level を元にAudioScapeが作成したV-COMPをプラグイン化したモデルです。

KiiveAudioの高い技術力を生かしたリアルな真空管コンプレッサーのサウンドが楽しめます。

ARTURIA Comp TUBE-STA

ARTURIA Comp TUBE-STAはGATES Sta-Levelをエミュレートしたコンプレッサープラグインの中では定番中の定番。


Retro InstrumentsのSta-Levelがモデルになっているため、アタック・タイムモードがSingle,DoubleだけでなくTripleまで設定でき、そのため音作りの幅が格段に広がっています。
またARTURIA プラグインおなじみのAdvancedタブを開くことでサイドチェインのコントロール(EQ・フィルター、サイドチェインリッスン)が可能になる現代仕様を搭載。

ARTURIA Comp TUBE-STAと実機の比較

INPUTの大きさで歪み方が変わります。

1176系のカラッとしたパンチあるサウンドというよりは柔らかく太さを出しつつもスッキリした仕上がりになるコンプレッサーです。


Tone Empire StaGate

Tone Empire StaGate

オリジナルのGates STA-Level をモデルにしたコンプレッサープラグイン。
Input,OUTPUT,Recoverytime(Single,Double)のみのシンプルな構成になっています。

つまみが少ない分使いやすいのが特徴的です。またオートゲイン、ハイパスローパスフィルター、Ultra-x(オーバーサンプリング)を搭載。

ARTURIA Comp TUBE-STAと比べると歪みにくいのが特徴的です。

小難しい操作方法が必要ないので導入しやすく、自然な音の太さを出せるのが特徴的です。


Tone Empire LVL-01

Tone Empire LVL-01

StaGateと同じくTone Empireのコンプレッサープラグイン。

StaGateと違うのはDrive/Compを回すことでサチュレーションが大きく加わる点です。サチュレーションが加わってほしくない場合はStaGateを選んだほうが良いのと、音の太さはStaGateの方があります。


Antelope STAY-LEVIN

Antelope STAY-LEVIN

Antelope audioのDSPとFPGAチップの組み合わせで構成されたSynergy Core対応オーディオインターフェース上で動かせるプラグインです。
Antelopeオーディオインターフェースを持っていたら使ってみたいプラグイン。

他にもあるコンプレッサー関連の情報はこちら
コンプレッサー・ダイナミックプロセッサー– >>

各記事に置いてある「お気に入り記事に追加する☆」のボタンを押すことで、ブックマーク一覧からお気に入り記事を再度探しやすくなります。一覧から削除するときは Favorited済  をクリック

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
配信中→http://linkco.re/xyZ8uEeu
楽曲提供・ギターREC・MIXの依頼、コラボのお誘い等お気軽にDMにて連絡ください

コメント

コメントする

目次