本記事は、レビューのためにBestservice様から製品提供いただき作成しています
BestServiceからChris Hein Windsシリーズの新作「Chris Hein Winds Ensemble」が登場。
30 年を超えるサンプリング経験を持つ Chris Hein によるウッドウインド音源。
Chris Hein Ensemble Strings同様のコンセプトでWoodwinds版。
Woodwindsのアンサンブルサウンドを収録したオーケストラ木管楽器ライブラリで、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの豊かな音色を作曲に直接取り入れることができます
目次
Chris Hein Winds Ensemble
面白いアンサンブルの組み合わせを試してみたい人は要チェックな音源です!
こんな人におすすめ
- 複数人で鳴らすウッドウインドアンサンブルの厚みがほしい人
- オーケストラの楽器の音源をもっていない人
- シンプルに使えるウッドウインド音源が欲しい人
下の動画でChris Hein Winds Ensembleの音が確認できます。
Chris Hein Winds Ensembleを使った公式デモソング
Bestserviceセール情報
ブラックフライデーセール期間中、99 ユーロ を超える買い物をするとオマケプラグインがつきます。
以下のいずれかを選択できます。(在庫切れになったら終わり)
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– Engine Audio: Wooden Melodica (€49)
– IK Multimedia: MixBox (€199)
– MAAT Labs: MAATgo (€24)
– PrimeStudio: Raven Strike (€99)
– Rast Sound: Vocal Morphs PRO (€59)
– Ueberschall: Groove Shadows (€49)
– Zero-G: WARP_static (€69)
Chris Hein Winds Ensembleレビュー
Chris Hein Winds Ensemble
メリット
- ウッドウインドをベースに他の楽器を重ねたユニーク音源
- 新しい響きの音を探している人向け
デメリット
- どの音が入っているのかキースイッチの切り替えで変化。キースイッチの場所を覚える必要あり
ここからはChris Hein Winds Ensembleのレビュー。
サウンド傾向としてはハードシンセで鳴らしたオーケストラの音といった雰囲気です。Chris Heinの音源はだいたいそうなので、この傾向が持ち味になっていると思います。
VSTを使って徹底的に超リアルなオーケストラを再現してみたい!!という人には「この音はちょっとちがうな・・・」となるかもしれません。
ちょっとシンセっぽさがあるのでオーケストラの再現だけでなく、ポップスやエレクトロへ混ぜても使い勝手が良いのがChris Heinシリーズの個性的なところ。音に張りが出ていてオケにまぜて目立つサウンドです。
各楽器Extended Rangeの音が鳴らせます。ガチガチのクラッシック楽器再現だと、本来の楽器が出せない音域は鳴らないようになっていますが、Chris Hein Winds Ensembleだと音域を広く鳴らせて楽器の入れ替えをしなくて良いため切り替えの手間が省けます。リアルさは欠けてしまうのですが、利便性を優先しているのだと思います。
ディープフルートやフルート・ピッコロといったマニアックな音源も収録。
収録パッチは合計12種類で、それぞれにアーティキュレーションが用意されています。
パッチ
- C フルート
- フルフルート
- 小型クラリネット
- 大型クラリネット
- 小型オーボエ
- 大型オーボエ
- 小型ファゴット
- 大型ファゴット
- ディープフルート
- ディープファットウッド
- ディープフルートとホルン
- ピッコロフルート
画面上には今選んでるパッチがどんな楽器かリアルなイラストが表示されます。小型と大型で楽器の存在を知らなくとも見分けが付けられます。
エフェクト
使えるエフェクトは以下
- Reverb
- Delay
- Chorus
- Phaser
- Flanger
- Compressor
- EQ
- Filter
Settingsの画面ではADSRやマイクロピッチが設定できます。
アーティキュレーション例
アーティキュレーションページのOverviewを選ぶと一覧表示画面に切り替わります。戻す時はReturn.
自分の使いやすいようにアーティキュレーションをキーマッピングできます。
アーティキュレーションはパッチごとに異なり、色々な組み合わせで音を鳴らせます。
ビブラート
ビブラートページではビブラートの長さやスピードを調整できます。
一番簡単な手法は初期状態でセットされているLFO-VIBRATOのままMODホイールでビブラートの強さを調整します。LFO-VIBRATOはプリセットが5つあり最適なものを選べます。
LFO-VIBRATOだと簡単だけど一定の周期の繰りかえしになります。
もっと人間っぽさを出すために不規則な動きのビブラートにしたい場合は右側にあるAuto-Vibratoを選択。こちらも5つプリセットがあります。どちらもカスタマイズできるのでつかいやすい方を選択できます。
2024年11月現在、EnsembleシリーズはChris Hein Ensemble Strings とChris Hein Winds Ensembleのみで、ブラス版が出ていません。そのうち出るのかな?
データ保存のためには合計27.8GBのストレージが必要です。
アンサンブルのため、Solo音源よりも音の太さがあります。クラッシック再現以外にも使える音源なので積極的に木管の音を入れていきたい人は要チェックです。
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バンドル版はある?
WoodWindsをつかったあらゆる音楽ジャンルをカバーできるChris Hein Winds Ultimateに収録されています。
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購入できる店
BestService公式サイト、PluginFox
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