ドラムが「大きく鳴る」ことだけが、リズムの価値ではありません。時に、音楽を支える最も美しいドラムは「ほとんど聞こえないけれど、確実にそこにいる」ような存在感を持つ——そんな音楽哲学を体現したのがUJAM Beatmaker GLOOMです。
ダークアンビエント、ミニマル、シネマティック、チルアウトといった「空気感が主役」の音楽ジャンルに特化して設計されたGLOOMは、クリック、低いパルス、エボルビングトーン(変化し続ける音)だけで構成されたキットで、楽曲に「静寂の中の律動」を与えます。
今作はアンビエント、ミニマル・ミュージックを作るためのビートメイカープラグイン。
見た目だけ見るとダークアンビエント向けの印象です。
これまでのビートメイカーと違う大きな点として、
クリック、ローパルス、変化のあるトーンなど、柔らかくオーガニックなサウンドを厳選して収録している点。
アンビエントジャンルで使うリズム楽器は存在感がありすぎると混ぜにくいですし、まったくないと寂しいしチョイスが難しい!
その点をクリアし、UJAM Beatmaker GLOOMを使うことで気軽にアンビエント作品を作れるようになります。
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目次
UJAM Beatmaker GLOOM 収録内容
空間を豊かにするサウンド
GLOOMは、ミニマル、アンビエント、テクスチャーといったスタイルで制作するプロデューサーのために開発されたBeatmakerです。インパクトのあるドラムに特化したBeatmakerインストゥルメントとは異なり、GLOOMは繊細で低めのリズム要素を提供します。クリック、ローパルス、変化のあるトーンなど、柔らかくオーガニックなサウンドを厳選して収録しています。これらのビートは、ミックスを支配せずに、ミックスにうまく溶け込みます。
- 10種類のユニークなドラムキット、16種類のインストゥルメント
- 220種類のスタイル、合計460種類のMIDIループ
- 12種類のミックスモード
- 75種類のグローバルプリセット、17種類のアンビエンスモード
UJAM Beatmaker GLOOMとは:「ドラムが主役を張らない」という逆転の発想
音楽においてドラムが「引き算」である場面
多くのビートプラグインやドラム音源は、「いかに存在感のある爆発的なドラムを作るか」を競います。しかしGLOOMが目指す方向は、それとは真逆です。GLOOMが問いかけるのは「いかにしてドラムが空間に溶け込みながら、楽曲に呼吸とリズムを与えるか」という問いです。
シネマティックスコアのドローンセクション、ダークアンビエントのパッドレイヤーの下で微かに動くパーカッション、Lo-Fi Hip-Hopのノスタルジックなルームの空気——これらすべての場面でドラムは「いる」けれど「主張しない」。GLOOMはその「引き算の美学」を徹底的に追求したドラム音源です。
10キット・220スタイル・460パターン:「密度」より「深さ」
GLOOMのコンテンツは、10種類のキット、220スタイル、460パターンという構成です。スタイル数が他のBeatmakerタイトルと比べて非常に多いことに注目してください。これはGLOOMが「同じ雰囲気でも細かなニュアンスの違い」を大切にしている証拠です。「Dark Minimal」だけでも複数のバリエーションが用意されており、ほんのわずかな空気感の違いをブラウジングして選べます。
さらに75のグローバルプリセットと12のミックスモード、17のアンビエンス/リバーブモードが搭載されており、サウンドの「空間感」を細かくコントロールできるため、「映像に合わせた空気感のチューニング」も容易です。
[!NOTE] ダークアンビエント (Dark Ambient): 暗く、霧がかった雰囲気を持つアンビエント音楽のサブジャンル。Brian Eno、Lustmord、Coilなどのアーティストが代表的。緊張感、不安感、神秘感を音で表現します。 ドローン (Drone): 長い時間をかけてほぼ変化しない持続音。アンビエント、ダークアンビエント、インド古典音楽など多くのジャンルで使われる、「空間を満たす」音楽的背景音。
GLOOMのサウンドパレット:「普通のドラムではない」キットの世界
ソフトキック:床板をそっと叩くような「存在の予感」
GLOOMのキットのキックドラムは、他のジャンルのBeatmakerタイトルとは根本的に異なります。EDMやトラップのような「爆発的な低音」ではなく、ソフトで短い、まるで部屋の床板を軽く踏んだような低いパルスがGLOOMのキックの基本形です。これは楽曲のリズム感を定義しながらも、ミックスの中で前面に出ることなく、他のサウンドの後ろで静かにビートを刻む存在です。
エボルビングトーン:リズムと音色の境界が溶ける
GLOOMの最も独創的な要素がエボルビングトーン(進化するトーン)です。これは、固定の音程や音色を持たず、時間とともに音の質感や高さが徐々に変化するサウンドレイヤーです。パーカッションのようでもあり、シンセパッドのようでもある——この「ドラムと環境音の境界線上」に存在するサウンドが、GLOOMのキットにアンビエントな深みを与えます。
クリックとパーカッション:マイクロリズムの「点描画」
GLOOMのハイハットやパーカッションポジションには、通常の打楽器音の代わりにクリック(電子的な短い音)やウッドブロック、フィンガースナップ的なサウンドが配置されています。これらの微細な音が、主役のメロディやハーモニーを邪魔せず、楽曲に「リズムの点描画」ともいえるテクスチャーを加えます。
[!NOTE] エボルビングトーン: 時間経過とともに音色・音程・ダイナミクスが変化するサウンド。シンセのパッドやテクスチャーサウンドに多く、アンビエント音楽では主要な表現手段です。 点描画(点描主義): 絵画技法の一つで、細かい点の集合で像を描く手法。音楽においても、微細な音の集積で空間的なテクスチャーを作る手法を比喩的に表現します。
12ミックスモード×17アンビエンスモード:空間デザインの無限の可能性
GLOOMが他のBeatmakerタイトルと大きく異なる点の一つが、この豊富な空間設計ツールです。
12のミックスモード:サウンドの「濃度」を変える
ミックスモードは、キット内の各シグナルバランスをプリセット的に切り替える機能です。12のモードは「Minimal Space」から「Deep Atmosphere」まで幅広く、ボタン一つ押すだけでGLOOMのキャラクターが変わります。
例えば「Midnight Rain」モードでは、遠くから聞こえる雨音のような残響が支配的になり、ドラムの輪郭がぼやけてアンビエント的に機能します。一方「Ghost Pulse」モードでは、クリックとパルスが前面に出て、ミニマルな電子音楽的アプローチが強調されます。
17のアンビエンス/リバーブモード:「どの空間に音を置くか」
アンビエンスモードでは、GLOOMのサウンドを置く「空間」を17種類から選べます。「Cave(洞窟)」「Cathedral(大聖堂)」「Dark Hall(暗いホール)」「Void(虚無)」——それぞれが持つ残響感と空間の広さが、GLOOMのビートに全く異なる「場所の感覚」を与えます。
映像音楽の制作においては、シーンに合わせた「音の置かれる場所の感覚」が非常に重要です。17のアンビエンスモードは、GLOOMをシネマティック制作の「空間デザインツール」としても機能させます。
[!NOTE] アンビエンス (Ambience): 音の空間感・臨場感。「どの場所で鳴っているか」を感じさせるリバーブや反射感の総称。部屋の大きさや素材によって異なるアンビエンスは、サウンドの「リアリティ」を決定します。 シネマティックスコア: 映画・映像作品のために作られた音楽。単に「映画っぽい音楽」という意味でも使われ、壮大なオーケストラから電子的なアンビエントまで幅広いスタイルを含みます。
GLOOMの実践活用シーン
シネマティック制作:映像の「空気」をビートで演出
映像作品の音楽において、ダークシーンや回想シーン、緊迫したサスペンスシーンでは、明示的なリズムよりも「空間を支配するテクスチャー」が求められます。GLOOMのクリックとエボルビングトーンで作られたミニマルなビートは、映像の「空気感」を音楽的に定義しながらも、俳優のセリフや効果音を邪魔しません。
特に17のアンビエンスモードを映像シーンに合わせて選ぶことで、洞窟シーン、廃墟シーン、宇宙空間のシーンなど、設定の空間感をドラムレイヤーで補強できます。
Lo-Fi Hip-Hop / チルホップ:「夜の勉強部屋」の空気
Lo-Fi Hip-Hopの象徴的な音楽体験——Spotify・YouTubeで流れる「勉強・リラックス用」プレイリストのあの雰囲気——の核心にあるのは、ビニール盤のスクラッチノイズと、柔らかくくすんだドラムサウンドです。GLOOMのキットはまさにその質感を持ち、ジャジーなコードやピアノのサンプルと組み合わせることで、瞬時に「夜の勉強部屋のサウンドトラック」が完成します。
ダークエレクトロ / インダストリアル:機械的な「冷たさ」のアクセント
インダストリアルやノイズ系の楽曲において、GLOOMのミニマルなクリックサウンドや変則的なミクロパターンは、ハーシュノイズや金属的なパーカッションの「空白を埋める要素」として機能します。他のすべてのサウンドが「前面で叫んでいる」中で、GLOOMのリズムだけが「冷静にビートを刻む」——そのコントラストが、楽曲の内部に静かな緊張感を生み出します。
[!NOTE] Lo-Fi Hip-Hop: 意図的に音質を「劣化させた」サウンドを持つヒップホップのサブジャンル。ビニールレコードのノイズ、テープサチュレーション、ガレージ録音感を美学とし、リラックスしたムードが特徴。 インダストリアル (Industrial): 1970年代後半に発生した前衛的な音楽ジャンル。工場・機械音を音楽に取り込み、攻撃的・実験的なサウンドを特徴とします。Throbbing Gristle、Nine Inch Nailsなどが代表的。
結論:UJAM Beatmaker GLOOMは「存在しないドラム」の最高峰
UJAM Beatmaker GLOOMは、他のどのBeatmakerタイトルとも異なる哲学を持つユニークな存在です。「大きく鳴らすこと」「インパクトを与えること」を放棄し、代わりに「空間に溶け込みながら音楽の呼吸を支えること」に特化したGLOOMは、アンビエント、ミニマル、シネマティック音楽に真摯に向き合う制作者にとって、他に代替できない唯一無二のツールです。
映像音楽を作るコンポーザー、Lo-FiやチルホップのビートメーカーEDMの爆発力に疲れたプロデューサー——。そして「静寂こそ最も雄弁である」と信じる音楽家に、GLOOMは最高の制作パートナーであり続けるでしょう。
[!NOTE] アンビエント音楽: Brian Enoが1970年代に確立した「環境音楽」のジャンル。特定のリズムや旋律ではなく、音の「空間」や「雰囲気」そのものを重視します。「能動的に聴く」音楽ではなく「その場の空気になる」音楽という哲学が特徴。
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