90年代のJ-POPミュージック・シーンを代表するシンセ音!
一通りの楽器音が揃っているため総合音源としてもベストチョイス!
KORG TRITON / TRITON Extreme は、1999年に発売されたミュージック・ワークステーション(シンセサイザー)で、Korgの代表作の一つです。
「ヒット曲を彩った名機」
であり、プロのミュージシャンからアマチュアまで幅広く愛され、2000年代の音楽シーン、特にヒップホップ、R&B、ポップ、ダンスミュージックで大きな影響を与えました。
リハーサルスタジオでのレンタルシンセとしてもよく見かけた機種です。
- ヒップホップ/R&B: Timbaland、The Neptunes、Swizz Beatsらが使用。プリセット音色がそのままヒット曲に。
- ポップ/ダンス: Moby、Orbital、宇多田ヒカルなどが活用。
- アニメ: 「けいおん!」で琴吹紬がTriton Extremeを使用し、ライブイベントでも実機が演奏された
KORG TRITON
Timbaland、The Neptunes、宇多田ヒカルなど、著名アーティストが使用した実績がある機材です。
KORG TRITON / TRITON Extreme
メリット
- KORGの90’sヒット作のソフトシンセ版
- ポップス、ダンスミュ-ジック、アニソンと幅広いジャンルで使用実績があるシンセ
- そのまま使えるプリセットばかり
※ TRITON / TRITON ExtremeはKORG Collectionに収録されています。
Tritonの音がHIPHOPへ使われてきた事例
Tritonの音とティンバランド、ザ・ネプチューンズ、DJトゥーンプ、ドラムマ・ボーイ、デヴィッド・バナーについて語っている動画
(01:00–02:00)
ネプチューンズの特徴的なドラム音は、Tritonの「Techno Perk」パッチに由来しています。リアルタイムコントロールを調整することで、ASR-10サンプラーで使用されていたオリジナルのサンプリングバージョンを再現できます。
(02:00–03:20)
Tritonの標準的なドラムキットとウィンドチャイムの音色は、ネプチューンズでも使用されました。「Organ Impact」パッチは、リュダクリスの「Southern Hospitality」で使用されました。
(04:00–04:40)
Tritonのハーモニカの音色は、T.I.のアルバム『I’m Serious』収録の「What’s Your Name」で使用されています。これは、The Neptunesのあまり知られていないものの独創的な使用法の一例です。
(04:40–05:30)
David Bannerの「Rubber Band Man」では、Tritonのオルガン音、特に「Full Drawbar」が使用されており、ゴスペルやサザン・スタイルでも人気があります。
(06:00–06:50)
Tritonのブラス・サウンドは広く使用され、RolandのFantomに匹敵するほどでした。これらのパッチは、サザン・ヒップホップの定番でした。
(07:00–08:00)
Scott Storchの象徴的なストリングス・アレンジメント、例えば「Lean Back」では、Tritonの「Arco Strings」が使用されました。このサウンドは、2000年代初頭のヒップホップを象徴するものでした。
(08:00–09:30)
ティンバランドをはじめとするアーティストは、ASR-10 を使ってTritonのサウンドをサンプリングし、歪ませていました。現在、これを再現するには、プラグインのデシメーターエフェクトを使用します。
(09:30–10:00)
「Tricky Kit」ドラムプリセットは、サザンヒップホップ(Drumma Boyなど)で人気の高いプリセットです。ビデオの最後には、Triton iOSプラグインへの要望と、ユーザーからの提案が紹介されています。
Ludacris の「Southern Hospitality」でイントロから聞ける「Organ Impact」パッチ
T.I.のアルバム『I’m Serious』収録の「What’s Your Name」
TritonのHarmonicaパッチ
KORGのヴィンテージシンセを復刻したソフトシンセはUIがあまり良いとは言えませんが、
Tritonは「プロ並みの音がすぐに作れる」「初心者でも扱いやすいEASYモード」が用意されており、ガンガン使えるソフトシンセとして人気があります。
目次
TRITON / TRITON Extreme 概要
- オリジナルと同等のPCMサンプルとエフェクトを再現。
- 4,000以上のプリセット音色と全8種のEXB-PCMシリーズを収録。
- 新設の「EASYモード」で初心者でも直感的に音作りが可能。
- サウンドブラウザやフェイバリット機能で音色管理が容易。
- 元TRITON開発者監修。
- 307 種類のデュアル アルペジエーター パターンを備えた、すぐに使えるフレーズが満載。
KORG Collection TRITONは、TRITONのオリジナル・プリセット・プログラムをすべて収録。さらに当時別売りだった8つのEXB-PCM拡張音源もすべて収録しています。
※ TRITON / TRITON ExtremeはKORG Collectionに収録されています。
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サウンドの特徴
KORG TRITON / TRITON Extremeでは「KORG TRITON 」と「後継機のKORG TRITON Extreme」の2つを収録しています。
Triton (Classic): 1999年発売。Tritonシリーズの初代モデル。
Triton Extreme: 2004年発売。シリーズの最終進化形で、ClassicやStudioの改良版。
Triton Extremeは拡張ボードなしでTritonの全オプション音色をカバーし、さらに新しい音色を追加している機種です。
ソフトシンセ版だと機能面での大きな違いはありませんが、Triton Extremeは12AU7真空管を搭載した「Valve Force」回路を搭載していた機種のため出音が違います。
真空管を活用したエフェクト処理で、よりリッチな音響効果が期待できます。
※ TRITON / TRITON ExtremeはKORG Collectionに収録されています。
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