本記事は、レビューのためにBestservice様から製品提供いただき作成しています
BestServiceのAccordions2のEngine Audio対応版がリリース!
BestServiceのAccordions2は主要アコーディオンのソフト音源が全部入りになっているもので、たいていのアコーディオンサウンドを網羅できるのが特徴です。
公式サンプルサウンド
POPSだったり民族音楽風だったりと使う用途の広い楽器で、使いたいときに音の品質が良いアコーディオン音源が手元にないことが多いんですよね。
無料音源でも代替できませんし、欲しいときにGETしておきたい音源です。
BestServiceのAccordions2では13種類の音源が収録されています。
色々な種類のアコーディオンにこだわりたい人におすすめ。
機種によって音がかなり変わってきます。
目次
Engine Audio Accordions 2 の特徴
- 様々なアコーディオンの音を収録
- KONTACKT版と変わらないサウンド
- 機種によってノイズの音量を入れられる
- Engine Playerで動作
Engine Audio Accordions 2 レビュー
Engine Audio Accordions 2
メリット
- アコーディオンサウンドを網羅
- ハイクオリティな音の質感
- KONTACKT版と変わらない音質
デメリット
- 初期音量が小さめなので他の音源ボリュームと調整が必要
- KONTACKT版とは互換性がなく、Engine Playerで動作
それでは「Engine Audio Accordions 2」 レビュー!!
「Engine Audio Accordions 2」はEngine Playerを使って鳴らします。
アコーディオンの実物を用意して録音しようとすると、実機は価格も高いですし何より特殊な演奏方法なため技術の習得が難しいです。ピアノを演奏するように鍵盤を叩けるソフト音源版は非常に便利ですよね。
BestServiceのAccordions2では13種類の音源を収録。
この点はKONTACKT版と同じです。というか音質、機能で変化はありません。
BestServcieの音源は順次Engine Playerへ移行をしていくようなので、「これからAccordions2が欲しい」という場合にはEngine Player版になるはず。
KONTACKT版をすでに持っている場合は特別買い替える必要性は感じないなといったところです。
音質面では「アコーディオンの音ってこれだよね!」という納得いくサウンドに仕上がっていて使いやすい仕様です。
ダイナミックをつけたいときに使う画面中央にある「Bellow Pressure」が0だと音がなりません。
ベロシティ値とどちらを音量調整に使うのか?はユーザーが決められます。
初期音量が小さめなので他の初期音量が大きすぎるシンセ等を同じトラックで鳴らすときには調整が必要になります。
アコーディオンの種類によって扱えるパラメーターが異なります。
各アコーディオン音源は個別購入できます。別のアコーディオン音源をもっていたら、手持ちにない足りない音だけを補充していく買い方も可能です。
Accordion Basses
左手で演奏するアコーディオンのベース(コード)を鳴らす音源。ボタンでコードを鳴らす仕組みのため、1キーで一つの和音が鳴る仕組みです。
シンプルに良い音。
C2 ~ メジャーコード
C3~ マイナーコード
C4~ セブンスコード
C5~ ディミニッシュコード
■機能
- キーノイズ(プレス・リリース)
- リバーブ
- Bellow shake (intensity / speed)
Accordions 2 – Bass Accordion購入はこちら
Accordion
上記Accordion Bassesのメロディを演奏する右手側の音源。Accordion2のメイン楽器。
キースイッチで利用するリードの選択ができます。(緑のキーマップ)
リードの組み合わせ
リードの組み合わせは緑のキースイッチのほか、UI上のボタンでも変更可能です。
スイッチ | C0 | C#0 | D0 | D#0 | E0 | F0 | F#0 | G0 | G#0 | A | A#0 |
---|
BASSOON | ◎ | | | | ◎ | ◎ | ◎ | | ◎ | | ◎ |
DOUBLE MUSETTE | | ◎ | | | | | | | ◎ | ◎ | ◎ |
MUSETTE | | | ◎ | | | ◎ | ◎ | ◎ | | | |
PICCOLO | | | | ◎ | ◎ | ◎ | | ◎ | | ◎ | ◎ |
■機能
- キーノイズ(プレス・リリース)
- リバーブ
- Bellow shake (intensity / speed)
Accordions 2 – Accordion購入はこちら
Bandoneon
バンドネオン音源。力強くならせるSFORZATOが付いています。
バンドネオンの音色は、アコーディオンよりも鋭く、金属的な響きを持っています。また、ボタン式の鍵盤のため、アコーディオンよりも素早い演奏が可能で、タンゴの情熱的な旋律を表現するのに適しています
Accordions 2 – Bandoneon購入はこちら
Bass Accordion
他の音源よりオクターブ低くなっているベースアコーディオン。
Accordions 2 – Bass Accordion購入はこちら
Concert Accordion Basses
Concert Accordion の左手側のBassesを鳴らします。上記のAccordion Bassesと1キーで同じくコードがなります。
C2 ~ メジャーコード
C3~ マイナーコード
C4~ セブンスコード
C5~ ディミニッシュコード
Concert Accordion
仕様は上記のAccordionと同じです。音質がやや明るめで筐体の大きくなった影響で出音の印象が派手になります。
コンサートアコーディオンは、ピアノ鍵盤と多彩な音色を備えた高音質なアコーディオンです。主にクラシック音楽の演奏に使用されますが、タンゴやジャズなどの演奏にも適しています。
リードの組みあわせがDouble Musette⇒Clarinetに変わっているほか、キースイッチのパターンが増えています。
スイッチ | C0 | C#0 | D0 | D#0 | E0 | F0 | F#0 | G0 | G#0 | A | A#0 | B0 | C1 | C#1 | D1 |
---|
BASSOON | ◎ | | | | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | | | | | ◎ |
MUSETTE | | ◎ | | | ◎ | | | ◎ | ◎ | | ◎ | ◎ | ◎ | | ◎ |
CLARINET | | | ◎ | | | ◎ | | ◎ | | ◎ | ◎ | | ◎ | ◎ | ◎ |
PICCOLO | | | | ◎ | | | ◎ | | ◎ | ◎ | | | ◎ | ◎ | ◎ |
Accordions 2 – Concert Accordion購入はこちら
Concertina (コンサーティーナ)
Concertinaは軽量な蛇腹楽器。膝の上に軽くのせられる程度の大きさです。
Accordions 2 – Concertina購入はこちら
Folk Accordion Bassese
Folk Accordionの左手側。コード構成は上記のBassese版と同じです。
C2 ~ メジャーコード
C3~ マイナーコード
C4~ セブンスコード
C5~ ディミニッシュコード
Folk Accordion
民族音楽演奏に最適なアコーディオン。やわらかめなサウンド。他のアコーディオンと比べるとキースイッチの組み合わせ数が少なくシンプルです。
スイッチ | C0 | C#0 | D0 | D#0 | E0 |
---|
BASSOON | ◎ | | ◎ | | ◎ |
TRIPLE MUSETTE | | | | ◎ | ◎ |
CLARINET | | ◎ | ◎ | | |
Accordions 2 – Folk Accordion購入はこちら
French Musette Concert Accordion Basses
French Musette Concert Accordionの左手側。
C2 ~ メジャーコード
C3~ マイナーコード
C4~ セブンスコード
C5~ ディミニッシュコード
French Musette(フレンチ・ミュゼット)
French Musetteはこれぞフランスパリのサウンド!
ワルツやポルカ・シャンソンなどに最適な透き通ったサウンド。キースイッチによるバリエーションはありません。
Accordions 2 – French Musette購入はこちら
Steirish Accordion(シュタイリスチェス・アコーディオン)
シュタイリスチェス・アコーディオンには、バス鍵盤の下にドローン鍵盤があります。これにより、伝統的なオーストリアのフォーク音楽である「Styrian harmonica music(シュタイアーハーモニカの音楽)」の特有のサウンドを生み出すことができます。
C0~B1のキーはベース音が鳴らせます。
Accordions 2 – Steirisch Accordion購入はこちら
Wooden Melodica (鍵盤ハーモニカ)
木製のメロディカ。いわゆる鍵盤ハーモニカの音源です。PRESSUREタイプでMODホイールを使いながらオートメーションを書いていくとそれっぽいサウンドに仕上がります。
Accordions 2 – Wooden Melodica購入はこちら
Engine Playerを利用
Organum VeneziaはEngine Playerを使います。BestServiceの音源ですが、Engine2には対応しておらず互換性がありません。
Engine Playerを使うときは最初に「Add Library」を押してSSDに保存したフォルダの場所を指定する必要があります。
Engine Audio Accordions 2 の購入はこちらから
アコーディオンのサウンドの豊富さはこのバンドル版が一番すぐれています。
アコーディオンの音にこだわりたいならこの音源を選ぶと良いですね!
Bestserviceセール情報
ブラックフライデーセール期間中、99 ユーロ を超える買い物をするとオマケプラグインがつきます。
以下のいずれかを選択できます。(在庫切れになったら終わり)
– AAS: Universal Sound-Pack (€39)
– Engine Audio: Wooden Melodica (€49)
– IK Multimedia: MixBox (€199)
– MAAT Labs: MAATgo (€24)
– PrimeStudio: Raven Strike (€99)
– Rast Sound: Vocal Morphs PRO (€59)
– Ueberschall: Groove Shadows (€49)
– Zero-G: WARP_static (€69)
Engine Audio 購入はこちら >>
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