本記事は、レビューのためにEdifier Japan様から製品提供いただき作成しています
EDIFIER(エディファイア) MR3のレビューをしていきます。
EDIFIER(エディファイア) MR3はモニタースピーカーです。
いつもヘッドホンでミックスしていて、モニタースピーカーもちょっと興味が出てきた人ならこの製品を知らないハズがありません。
……ん、聞いたことない!?
それはきっと音楽機材メディア・DTMメディアでEDIFIER MR3が扱われていないからですね。
サウンドハウスにも取り扱いないしサンレコや海外のサンレコのようなWEBメディアSound on SoundでもEDIFIERの文字を見たことはないので情報を仕入れられない点はたしかにあります。
EDIFIER自体はオーディオリスニング向けの媒体だと結構名前が上がっているので、モニタースピーカーというカテゴリだと見逃していた点は個人的に反省点です。
なぜ反省しているかというと、驚くほど音が良かったから。前回記事にしたEDIFIER M60には度肝を抜かれましたがMR3も同じくらい驚かされました。
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それではEDIFIER MR3 モニタースピーカーについての所管をつらつらと。
目次
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EDIFIER(エディファイア) MR3を使ってみた
モニタースピーカーというと音楽制作者(DTMer)が使うための機材で、できるだけ色付けされていない状態で曲の音を確かめるためのスピーカー。そのため極力フラットな特性が好まれる。
早速梱包から取り出しEDIFIER MR3を取り出す。真っ白な筐体とウーファーの黒と銅色の配色がなんとも個性的だ。
片手で持ち上げるには若干重めで木材の重量感を感じる。
背面にはモニタースピーカーらしく入出力端子がずらり。
High,Lowの物理ノブのイコライザーが付いているのがモニタースピーカーたる佇まいである!!
背面を見るとわかるが、EDIFIER MR3はRCAアンバランスだけでなくTRSバランス入力まで付いている。
素晴らしい!
ACアダプターは付いておらず、メガネケーブルを挿してSpeaker outから配線を繋げて電源を入れる仕様だ。
早速電源を入れて聴き比べることにする
iLoud Micro Monitor, M60,MR3で聴き比べ開始。
最近のリファレンスチェックで使っているのは「Underworld – denver luna 」
0:17~という早い時間でキックが鳴っていき、重低音の体積量がとてもわかりやすい。
EDIFIER MR3の3.5インチウーファーだとスーパーローはもちろん聞こえないのだけど、キャビネットの体積で膨らんだ音がごっそり前に出てきている感じが非常に気持ち良い。モニタースピーカーと謳っているだけに極端な色付けも感じない。使っているiLoud Micro Monitor が気持ちドンシャリ傾向だったので、それと比較すると低域が絞れて中域が見える感じがわかりやすい。
付属のスピーカーケーブルや電源ケーブルは必要最低限のレベルのものなので、オーディオショップで売られている数千円のものに変えるだけで、また音の純度が上がって聞き取りやすくなりそう。(特にスピーカーケーブル)
卓上で鳴らしていたため、低音が響くとキーボードに振動が来てタイプしにくい…
EDIFIER M60には付いてたスピーカースタンドは初期パーツから削られているため、何かしら簡素なスピーカースタンドは合ったほうが良さそうだ。そもそも身長が低いスピーカーだし、傾きが付けられないからウーファーを耳元に向ける必要がある。角度をつけるスタンド機能も付いていないので、EDIFIER MR3を配置するときはスピーカースタンドは必須だろう。
続いてリバーブのチェックでわかりやすいので最近聞いている「ANGRA – Dead Man On Display」
4:59~ ボーカルのソロパートになりリバーブ成分がガッツリ付与されているのでリバーブチェックにちょうどよい。
EDIFIER MR3の初期状態だと見えにくいリバーブだったが、EQでHighをプラスしてLowを下げたらだいぶリバーブが見えやすくなった。もともとニアフィールドで聞く場合、LOWのPower感が強めだったので少しLOW下げぐらいのほうがちょうどよいのかもしれない。
出力18W+18Wということで小さめで大きい部屋のサイズには物足りないかもしれないが,
6畳間の部屋で使うには十分。
むしろiLoud Micro Monitor のパワーがありすぎたのかも。
EDIFIER MR3は見た目の想像以上に音質も良いし、モニタースピーカーとしての用途も十分果たせる。
これまではずっとBluetooth接続で聞いてきた。Bluetoothなのに音が良くて改めて驚く。
次はオーディオインターフェイスにつなげてTRSケーブルを引っ張り出してきて接続する。
極端な変化はなかったが若干音の前後感が明瞭になったように聞こえて大満足。この辺はワイヤレスとワイヤードの明確な差なのかもしれない。
iLoud Micro Monitorとの比較
iLoud Micro Monitorはレコスタで音を聞いているようなモニター感があり、自宅がレコスタに変わった気分にさせられる非常に良いモニタースピーカーなのだけど、Bluetooth接続時の妙なノイズが気になって仕方がなかった。
これは仕様っぽくてiLoud Micro Monitor ProではBluetooth自体の機能が消えた。発売年の2016年当時のBluetooth規格だと仕方がなかったのかもしれないけど、Bluetooth接続に関しては明らかにEDIFIER MR3の方が満足度が高い。変なノイズもないし、接続時に英語で喋るアナウンスもないし何より音が明瞭。
機材があればTRSケーブルで繋げて音を出して、なければBluetoothの使い分けができるのも良い。
Bluetooth接続メインでつかってもなにも問題は起こらないと思う。Bluetooth接続で使うことでパソコンだけでなくスマホからの接続もできるわけだし、大きめの音量で映画・アニメを見たりもできる
前面にヘッドホン端子があるので、ヘッドホンで聞きたい場合はEDIFIER MR3に直挿しできるし、AUXも合って、別の機器の音をEDIFIER MR3から流すこともできる。
音のレベルアップに
現状でAnker SoundCore のようなポータブルサイズのBluetoothスピーカーを使っているなら、なおさら音の解像度の違いと迫力に驚かされるはずです。
ポータブルスピーカーを使っているのに、モニタースピーカーのようなそんな高価なもの買うわけないじゃないか!!と言うかもしれません。
何度も見ても驚いちゃうのだけど、EDIFIER MR3はAnker SoundCore 2個分+α程度の価格で新品購入できます。
機能に対してコスパが良すぎる。
場所もそんなに取らないし、音のある生活のクオリティを上げていきたいなら導入すべき。
音楽制作にも日常使いにも使えるスピーカー。
EDIFIER(エディファイア)について
Edifier 自体の歴史は古く、1996年に創られたブランドで創業26年になります。
70以上に国で業務展開し、6700台以上の販売実績のある((2019年から2024年4月まで世界での販売実績)ブランド。
そして2016年には、米国カリフォルニアに拠点を置くAudeze LLCをグループに迎えました。
しっかりした経営のバックボーンがある企業なので中国製だからといって不安になることは一切ありません。
EDIFIER(エディファイア) MR3の仕様
EDIFIER(エディファイア) MR3の仕様解説。
今回は幸運にもEDIFIERからサンプル機を借りられることになりMR3とM60を同時に比較できる条件が整いました。ありがたい。
音質としては同じ3インチウーファーのiLoud Micro Monitor(旧型)が手元にあったので同じモニタースピーカーということで十分比較できました。
最初に結論を言ってしまうと、iLoud Micro MonitorよりもEDIFIER MR3の方がトータルで良くできていると思う。
iLoud Micro Monitor の発売日は2016年12月なので機種としてはかなり古いモデルです。
一方でEDIFIER MR3は2024年10月に出たばかりの機種です。
8年前の機種と比べるのはちょっとずるいのですが、iLoud Micro Monitorは使っている人が多いだろうし比較対象としてちょうど良かった。2024年にリニューアルされたiLoud Micro Monitor Proはまた違うと思いますよ。
スペック
- 1インチ径シルクドームツイーターと3.5インチ径ミッド/ベースドライバーを備えた、2ウェイ・リアバスレフ方式のモニター向けスピーカー。
- 24 bit/96 kHzで動作
- 再生周波数帯域: 52Hz-40kHz
- クラスDオーディオアンプ
- オーディオ入力;1/4インチTRSバランス、RCA、AUX(3.5mm)、Bluetoothの4系統
- Bluetooth 5.4対応。2台同時接続が可能なマルチポイント機能
- ブラックとホワイトバリエーション
- Highノブ: 10kHz ±6dB / Lowノブ: 125Hz ±6dB /
- 無料の専用アプリ「Edifier ConneX」でイコライザー調整
- 総合出力は18W×2
- 背面バスレフ
- 応答周波数範囲は52Hz~40kHz
iLoud Micro Monitorは3インチ・ウーファー、3/4インチのシルク・ドーム・ツイーターのクラスDアンプで駆動
周波数特性(-3dB:55Hz~20kHz、-10dB:45Hz~22kHz)
軽量で持ち運びしやすいのが特徴。
接続は超簡単
電源ケーブルを繋げてSPEAKER OUTに赤・黒のスピーカーケーブルを挟み込みます。
EDIFIER ConneXアプリ
公式のEDIFIER ConneXアプリを使うとイコライザー設定とボリューム調整をスマホから行えます。
Edifier ConneX- App store
EDIFIER ConneX – Google Play のアプリ
※Edifieer Connectには対応していません。
特徴的なのがイコライザーのカスタマイズ画面で、「音響のチューニング」のボタンを押すことで本体のLowノブでも調整できない 125Hz 以下のチューニングが可能になっています。
低音域周波数のカットオフ:
特定の周波数(20 -100Hz)より低い周波数を設定したスロープ(6、12、18、24dB/oct)で減衰します。
音響空間:
低音を効かせるためゲインレベルを選択します、スピーカーの設定場所によっても違います、例えば部屋の中央では0dB、隅では-4dBと変化します。スピーカーが壁際や隅に近いほど、数値は低く設定します。
デスクトップ・コントロール:
スピーカーがデスクトップまたはオブジェクトが正面に位置する場合、一定の周波数では明らかにデシベルレベルが増大することがあります。この影響を緩和するため機能を有効にします。
インジケータのステータス スピーカーのステータス
赤色に点灯 | 効果音をモニタリングする |
緑色に点灯 | 音楽効果音
|
白色に点灯 | カスタマイズ効果音 |
点滅 | Bluetoothペアリングモード |
点滅してから点灯 | Bluetoothデバイス接続済 |
赤色と緑色で点滅 | ファームウェアのアップグレード |
ここは気になった
ウーファーの位置がスピーカーの下にあるため、耳から下の位置になります。
M60と違いスタンドが同梱されていない。スピーカーを自分に向けて傾けられないため、できればスピーカースタンドはあったほうが良いです。
スピーカースタンドを設置するか、高めの棚の位置にEDIFIER MR3を配置したほうが良いです。
edifierの公式サイトよりリスニングポイントの設定
おすすめ音楽ジャンル
筐体が大きいので音量を上げていくと箱が共鳴して響きが変わっていくのがわかります。
Power感のあるロックやメタルはキレイに再現できてすごく良い。
自分の体の位置から最低50cmは離しておきたい。
気になる価格帯
ここまでの扱いやすく音質が良いスピーカーで最後に驚かされたのが価格帯です。
EDIFIER の扱っている製品は価格がおさえられているものが多いですが、EDIFIER M60はまさかのペアで¥14,980(2024年11月13日時点)
比較対象で聞いていたiLoud Micro Monitor がペアで¥48,400なのを考えると恐ろしいコスパです。
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どんな人に良い?
- スピーカーをまったく持っておらず、DTMを本格的にやっている人ならEdifier MR3
- 限られた予算しかなくてできるだけ出費を押さえたい人ならEdifier MR3
- 音楽を自分で作っていない人、音楽聞き専門の人ならEdifier M60
- モニタースピーカーをすでに持っていて音楽を作っている人ならEdifier M60
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Edifier MR4との違い
ウーファーサイズをあげ4インチにしたモデルがEdifier MR4です。
Edifier MR4は電源ケーブルが交換できません。4インチということで出力が大きいのが特徴。
Edifier MR4
| Edifier MR3 | Edifier MR4 |
---|
総出力電力(RMS) | 18Wx2 | 42W |
周波数応答 | 52Hz-40kHz | 60Hz-20kHz |
信号対雑音比 (SNR) | ≥85dB(A) | ≥85dBA |
オーディオ入力 | 6.35mm Blance TRS, RCAL,W-inch stereo | 6.35mm Blance TRS,、 RCA および AUX のアンバランスされた入力 |
Bluetoothバージョン | 5.4 | 非対応 |
リモコン | ✘ | ✘ |
重量
| 3.85kg | 4.5Kg |
カラー | ホワイト・ブラック |
ツイーター | 1インチ |
ウーファー | 3.5インチ | 4インチ |
価格 | ¥14,980 | ¥16,980 |
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