話題のTopping E2x2オーディオインターフェイスが日本でも買える!

Toppingというブランドはご存知でしょうか?
オーディオマニアでもない限りToppingの名前は知らないはず。
Toppingは主にオーディオ向けのヘッドホンアンプ等を扱う中国のメーカーです。
毎年高額化しつづけるオーディオ製品の中で、ストアを見ると一躍低価格で嫌でも目についてしまうのがTopping。
金額の割に使っている部品や性能が良いため、オーディオ比較サイトなどで良く見かけるブランドです。
そのToppingが実はオーディオインターフェイスも作り始めました。これまでアリエク経由では入手できましたが、ついに日本でも代理店がつき購入可能になります。
Topping E2x2オーディオインターフェイス
日本代理店は株式会社MUSINです。スタジオコンデンサーマイクロフォン「CL101」と同時に発売(2025年4月4日)
Topping E2x2が注目されている点として「低価格なのに機能てんこ盛り」な点。MOTUのオーディオインターフェイスのようにコスパに優れたモデルになりそうな予感です。
特出した仕様

Topping E2x2は2in/2out仕様ながらも
- USB Type-C ケーブルで直接接続できるスマートフォンダイレクトコネクション
- デジタル信号伝送歪み:-130dB
- PCと同期しスマートフォンのライブストリーミングを最適化
- 2台のスマホを接続できるデュアルデバイスコネクション・ライブストリーム
- ループバック機能あり
- 等価入力ノイズは-130.5dBuの低ノイズマイクプリアンプ
- 48Vファンタム電源、コンデンサーマイク対応
- LNRDモジュールはAD/DAチップ (入力DNR(ADC)115dB. / 出力DNR(DAC)115dB)
- 0.9uVrmsのノイズフロア/ 1Ωの出力インピーダンスのヘッドホンアンプで最大600Ωのインピーダンスを有するプロユースのモニターヘッドホンも駆動
- ゼロレイテンシー・ハードウェア・モニタリング
- ダイナミックレンジ放(ラインアウト ダイナミックレンジ:127dB / ヘッドフォンアウト ダイナミックレンジ:132dB)
- 専用ドライバソフト「TOPPING Professional Control Center」 によるミキサーコントロール
- OTGポートを採用
これだけの機能性能がついて販売価格が「¥34,650 (税込)」です。しかも2タイプのカラーバリエーション。ホワイトカラーリングのオーディオインターフェイスは珍しくインテリアにこだわりたい人にもおすすめできる内容です。
特に今どきな「スマートフォンでの配信」を意識した作りになっているのはかなり嬉しい仕様で、2台のスマホを接続可能。

1台を配信用途のカメラとして、もう一台を配信時のBGM用途として合計2台のスマホをE2x2 OTGに接続できます。これから配信業をやってみたいYoutuber,Vtuberにも導入しやすい内容です。
販売価格 / 発売予定日
¥34,650 (税込) 2025年4月4日発売予定
こちらは Topping CL101のテスト動画。
他社のオーディオインターフェイスとの比較
価格とin/outの数より比較対象となるのは
- UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT 2 USB
- FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett 2i2 (gen. 4)
- Steinberg UR22mkII
あたりが該当します。
Topping E2x2は価格帯としては広いダイナミックレンジとスマホ利用ができる点が強み。しかし注意点としてはMIDIのIn/outがついていません。
このあたりの仕様は手持ちの機材や制作環境が影響する点です。鍵盤奏者ならMIDI入出力がないと困ってしまいますしね。
また専用ドライバソフト「TOPPING Professional Control Center」のインストールが必須となります。中華製品のパソコンアプリに抵抗感がある人はここで落脱かな。

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