W. A. Production「MultiBender 」はマルチバンドに対応したエコープラグイン!
あまり見かけない帯域ごとにディレイ成分をわけて設定できる珍しいプラグイン!
ディレイの設定にこだわりたい人やディレイを集めている人は要チェックな内容になっています。
目次
下の動画でW.A. Production MultiBenderの音を確認できます。
レビュー
W.A. Production MultiBender
それではW. A. Production MultiBender のレビュー。
W.A. Production MultiBenderの導入メリット
ディレイの音を加工していきいろいろなサウンドパターンを作り上げたい人に嬉しい内容になっています。
私の場合は2基のデュアルディレイでも結構持て余してしまいがちなため、3基以上のディレイを使いこなせる人はサウンドセンスの良さが飛び抜けているはずです。
ディレイだとSSL X-DelayやD16 sigmundなど4基搭載のプラグインが幾つかあるのですが、このプラグインは「エコー」のためちょっと質感が柔らかめになっています。その3基+エコーという組み合わせも珍しいです。
MultiBender の解説文を見るとメイン+サブx3の4ディレイで構築されているとあるのですが、
メインディレイは効いているのかわかりにくくて無いものと思って良いでしょう。
MultiBender とあるように帯域別でディレイ成分を強調する箇所を設定できます。
ディレイ上の細い線左側がローパスの境界で、右側の細い線がハイパスの境界線です。
間の太い白線がマルチバンドを区切るための線。
帯域の境目でバスっと切れるわけではないので音が重なる箇所はあります。
それぞれに帯域を区切ったらディレイタイム・フィードバック・ゲインを設定してディレイの重なり具合を変化させていきます。
サブMENU
右端の▲を押すとサブメニューが表示されます。
上はダッカー設定で、下の3つはそれぞれ
- Panning
- Saturatipon
- BitCrush
- Detune
の4エフェクトをディレイ音にかけられます。
古めのW. A. Productionのプラグインあるあるなのですが、スライダーの◯の位置がエフェクトのWET値を示すのですが、スライダーの色に変化はないのでUI的にはあまり良いUI的とは思えません。
この点は注意です。
3基ディレイがあることの慣れとアイデアが必要になるのがこのプラグインのメリットでもありデメリットです。そこまでプリセットが多いわけでもないので、音の難易度は高めですね。
ただ人と違うちょっとおもしろい音作りをしたい!と考えている人には良いプラグインです。
3基ディレイなのに価格設定が極端に安いのも嬉しい点。最近のプラグイン価格相場は落ちてきているのですが、円安で低価格になっている気がしないのがツライところ…
音作りに慣れてきたらディレイ4基のSSL X-DelayやD16 sigmundにステップアップしても良さそうです。
プリセット
それなりの数が用意されています。
主な特徴
- 高、中、低周波数範囲の独立したマルチバンド処理。
- 各バンドのサチュレート、クラッシュ、デチューン。
- 直線、付点、三連符の拍子。
- ステレオ幅のHAASコントロール。
- クリックとポップのないバイパス。
- 正確な視覚的フィードバックのための波形グラフ。
W.A. Production MultiBender 購入方法
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