UAD MANLEY MUレビュー!欲しくなる理由!定番のマスタリングコンプ!

本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
UAD Manley Variable Muは国内外問わずマスタリングスタジオの定番機器である
オールチューブのStereo Variable Mu® Limiter Compressor をUniversal Audioがプラグイン化したもの。このVariable Muがネイティブプラグイン化しました。ソフトなコンプレッションでMANLEYならではの歪を加えて
トラック同士をなじませるグルーコンプレッションが特徴的です。
MANLEYの社長エヴァンナ・マンリー氏によるUAD Manley Variable Muのインタビュー
UAD Native & UAD-2のデモ
UAD Manley Variable Muを使ったUADTIPS
こんな人におすすめ
・ハイクオリティなグルーコンプを探している人
・マスタートラックに使うコンプレッサーを探している人
・真空管コンプのコンプレッションを適応したい人
UAD MANLEY MUレビュー

- 真空管のシルキーなグルーコンプがかかる
- マスタリングコンプ定番機器の信頼度は抜群
- レシオは設定欄がなく、COMPRESSモード時は固定。Limitモード時はノブを回して調整するので耳に慣れるまでが大変
機能概要

基本的には中央のDUAL Inputを挟んで左右に分かれています。
ほとんどのプリセット設定は左右のノブが連動して動きます。
左右のチャンネルを独立させて動かすときにはチャンネルリンクのスイッチを下のCONTROLSに合わせます
A,Bの設定保存スロットがあり、設定を保存しておけます。
またA,Bの間で設定をコピーできます。
薄くかかるコンプレッションは、適応する音素材によってはわかりにくい場合があるので
設定を比較したいときに活躍する比較機能です。
コンプモード、リミッターモード
UAD Manley Variable Muでは2つのモードを使い分けます。
激しくコンプを掛けるときはリミッターモード。
マスタリング用ではコンプレスモードにします。
レシオは設定欄がありません。
COMPRESSモード時でRatio 1.5:1 固定。ソフトニーが適応されます。
一方、Limitモード時でRatio 4:1から20:1のまで可変します。Limitモードはハードニーです。
またステレオモードからミッドサイドモードに切り替えが可能です。
ミッドサイドモードの場合はチャンネルリンクを外して利用します。
ヘッドルームコントロール
UAD Manley Variable Muでの大きな特徴が
他のUADプラグインでも見られる「ヘッドルームコントロール」のパラメーターです。
ヘッドルームは、4、8、12、14、16、18、20、24、28(dB)に設定することができます。デフォルト値は、12時方向の16dBです。
テキストラベル“HEADROOM”をクリックすると12時方向へセットされます。
高いdB値(時計回り)では、シグナルは簡単にプラグインのゲインリダクション(とそれ以上のノンリニアリティと“良い”ハーモニック・ディストーション)をプッシュします。低い値(反時計回り)では、より少ないゲインリダクションとカラーの影響を与えます。
1176コンプと比較して
1176コンプはコンプをかけていくと歪みが発生するのですが、UAD Manley Variable Muは歪みの割合が少なく極力歪み成分を加えたくないときに活躍します。
MIXノブ
WETに振り切っているのがデフォルト設定です。
ManleyVariableMuを通さない原音とのバランスを混ぜることができます。
中心位置(50%)に設定するとドライとウェットの両方が等しいブレンドでアウトプットされます。
なお「DRY・MIX・WET」の文字をクリックすると、その場所へノブが動きます。
導入時注意点
・コンプモードのレシオ値は固定。リミッターモードは可変。
前述の通り、レシオ値は公表されているがデジタルコンプのように数値を入れて設定する!とはいきません。
このプラグインは内部アップサンプリング技術が仕様されています。
アップサンプリングを使用すると他のUADプラグインよりもレイテンシーがわずかに増える場合があります。(176.4kHzで55サンプル、192kHzで88サンプル)
後発のPulsarMuと比べるとオーバーサンプリングの比率を自分で選べない点がデメリットでしょうか。
拡張キット
ウィンドウサイズの可変は75%から200%まで
※4Kモニター150%での表示
CPU負荷

CPU負荷は軽めです。
プリセットデモ・似ている音源と比較
同じく真空管を使ったコンプレッサーとして「UAD Fairchild」があります。実機のFairchildが入手困難なため、真空管を使ったマスタリングコンプの用途としてStereo Variable Mu® Limiter Compressor が市場シェアを取ってきた歴史があるようです。

Stereo Variable Mu®をエミュレーションしたプラグインとしては
「Pulsar Mu」の人気があります。

まとめ
UAD Manley Variable Muは
国内外問わずマスタリングスタジオの定番機器をプラグイン化したもの。
この Variable Mu®の実機に、より近い質感を得られて長く使えるプラグインです。
グルーコンプはプラグインメーカーによってサウンドの質感がかなり違ってくるので、
色々ためしてみたくなりますね。
自分の耳で色々なプラグインの音を聞いてみて、良いものを見つけてみてください。
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