sonible smart:comp 2レビュー!AI処理機能がついたコンプレッサー

smart:comp 2はsonibleのAI処理機能がついたコンプレッサープラグイン!

設定値が多くマスターするのに難しいコンプレッサーの設定をAI処理で簡単に処理してくれます。
ユーザーは鳴らしている楽器のプロファイルを選び、Learningボタンを押してトラックを再生するだけ!
数秒でコンプレッサーの設定を良い感じに処理してくれるというものです。
アナログコンプの用に激しいコンプレッションをかけて音を作るのはできないのですが、
激しくサウンドを変化させずにデジタルコンプレッションが可能なプラグイン。
もちろんAI処理に頼らず自分でコンプレッサー設定をすることも可能です。
smart:comp 2の使い方
■sonible公式チュートリアル
smart:comp 2’s main features in action | sonible
Spectral compression & ducking in smart:comp 2 | sonible
smart:comp 2’s free-form transfer function | sonible
Sound-shaping with smart:comp 2 | sonible
smart:comp 2のざっくりした使い方
基本はAIアシスタントにおまかせです。
smart:comp 2を挿したら
- Universalと表示されているリストからプラグインを挿した音源に近いものを選択。
- 「緑のListeningボタン」を押します。
- smart:comp 2が良きに計らってくれます。

smart:comp 2の提案後、調整が可能です。
8パターンの設定保存ができ切り替えて比較可能
他のコンプレッサーを一度でも使ったことがある人ならコンプレッサーとしてsmart:comp 2が見やすくわかりやすい作りになっているのが体感できます。
コンプのリリース設定はオートにもできますし自分で設定もできます。

Mid/side 処理
smart:comp 2のロゴ下にある「mid/side」を押すとMid/side 処理が可能になります。
映像系の処理をする場合には surround signal (5.1)まで対応しています。
Spectral Compression
smart:comp 2は、入力信号を2000以上のバンドで連続的に分析し、音色のアンバランスを動的に滑らかにするインテリジェントな超高解像度マルチバンドコンプレッサのように動作します。必要な部分だけに圧縮をかけるため、常に一貫した音色とダイナミックバランスを保つことができます。Spectral Compressionは、トラックに最高の解像度と最大の透明性を与えることを目的としています。
smart:comp 2のサウンドを決めるのが「Spectral Compression」の項目です。
緑色の濃さでコンプレッサーが掛かり具合を視覚的に理解できるスペクトラムが特徴的。
サウンドの明るさやコンプの質感をこのセクションで決めます。

Spectral Ducking
外部サイドチェインモードでは、ゲインリダクションはプラグインのサイドチェイン入力にルーティングされた外部信号によって制御されます – ダッキングと呼ばれる技術です。
smart:comp 2のSpectral Compressionテクノロジーは、通常の広帯域ダッキングのアプローチをさらに一歩進め、メイン信号の中でスペクトルの衝突が起こるスペースのみを確保するものです。スペクトルダッキングは2つの信号をスムーズに合成することができ、通常の広帯域ダッキングで生じるポンピングを回避することができます。

コメント