本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
毎度毎度、音楽制作をしていて困るのが
完成系のデータはコレで良いのか?という点。
そのためリファレンス曲(参考比較曲)をあらかじめ用意しておき、最終確認で聴き比べしていくという手法が取られます。しかし、耳だけで曲の状態を判別するのは非常に難しい。
そこで登場するのがアナライザーツールです。
目次
アナライザーツールとは?
音楽制作においてアナライザーツールが不可欠な理由は、音の客観的な評価と改善を可能にするからです。
アナライザーツールを使うことで
ミックスにおいて:
各楽器の音量バランスやEQ設定の調整、パンニングやステレオイメージングの最適化
マスタリングにおいて:
全体の音圧レベルの調整、低音域と高音域のバランス調整、ステレオイメージの広げ方
音源作成において
サウンドデザイン、シンセサイザーのパラメーター調整、効果音の作成
トラブルシューティングにおいて:
ノイズの原因究明、音割れの原因特定、位相の問題解決
これらの状態は視覚的に把握できます。
そこで役立つのが
ExciteAudioのアナライザープラグイン「VISION 4X」。
使いやすい機能が揃った見やすいアナライザープラグインです。
スペクトラムマップがメインで表示されるため、この機能でリファレンスチェックを行っている場合は非常にしっくりくるアナライザーツールです。
Excite Audio VISION 4Xについて
ExciteAudioは最新の流行りに沿ったプラグインをコスパ良く出してくる新興プラグインメーカーです。
「VISION 4X」はエレクトロニック ミュージック トリオ NOISIA との提携により開発されたツールで、トップ ミックスとの競争に備えてトラックを準備するために必要な洞察力と、セットアップがどんなに控えめであっても自信を持って適切なミキシングの決定を下すための明瞭性を提供します。
「VISION 4X」のアナライザーはカスタマイズ可能で、表示状態やアナライザーに反映されるパラメーターの微調整が可能なのが嬉しい点。徹底的にこだわりたい人はこの「VISION 4X」でガンガンチェックしていけます。
スペクトラムマップのレンジはスライダーを使って5 ~ 20KHzの間で調整できます。出ている帯域の量をチェックしたいときに部分表示させるといった使い方ができます。
バーグラフでは音楽ジャンルに対してのプリセットが用意されていて、そのジャンルらしさを表現する目安の周波数帯を表示させ現在の曲の状態と比較できます。
リファレンスプリセット
- None
- Acoustic
- Ambient
- Classical
- D&B Deep
- D&B Hard
- D&B Jungle
- Hip-hop
- House
- IDM
- Indie
- Jazz
- Modern Pop
- Pink Noise
- Rpock
- Techno
- Dubstep
- Trap
バーグラフの縦表示を変更できないのがデメリットなのか、ただ慣れていないだけなのかしっくり来ませんでしたが、見慣れてきたら感覚的につかえて良いと思います。
EQ表示画面が左から右へ低~高になっているものですから最初のうちは違和感がありますね…
上が高域(20KHz)、下が低域(9Hz)です。
マウスカーソルを持っていくとクロスカーソルの地点がどこを示しているのかチェックできます。
Lite版が用意されていて試してみて気に入ったら上位版へ差額アップグレードができます。
またRent To Ownにも対応しています。
VISION 4Xの特徴
- 4つのリアルタイム高解像度ビジュアルアナライザー
- カスタマイズ可能でサイズ変更可能なレイアウト
- 情報密度を最大限に高めるために設計された10色のマップ
- スペクトル分析のためのカスタマイズ可能な周波数範囲と dB範囲
- フリーズ表示とズームイン 機能により、より詳細な視覚化が可能
- マップカーブ/トーンバイアスを使用して、特定の周波数にカラーマップを集中させます。
- 分析期間をDAWに同期する
- 2 つの表示モード – 連続的な視覚化、または 時間枠をループして分析を再描画する視覚化のオーバーレイ。
- MIDI再トリガー – MIDI信号を受信するたびに分析を再開します
- 情報バーには、ホバー時にピッチ、音符、dB、タイミング情報が表示されます (A3 +7ct、-3.2db、小節 2.1.1)
- ステレオ/左/右/中央/サイドモード
- Noisiaがデザインしたプリセット
- ヘルプテキスト
- M1ネイティブ
- スタンドアロンモード
まとめ
T-RackS Meter等スペクトル分析をするメータープラグインは色々がありますが、その中でもスペクトル分析のメーターが素早く反応します。また周波数メーターも反応が良くて見やすい。縦表示固定なのは慣れるしかないのですが、見慣れてくると快適になってきます。ここまで色々機能が付いているならラウドネス値のLU,LUFSメーターも欲しかったですね。
リファレンスの周波数帯と比較しながらチェックできるのが特に見やすかったのが好印象でした。
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Excite Audio VISION 4X
メリット
- 見やすくて使いやすいアナライザー
- JAZZやModernPopなどジャンルに合わせたリファレンスプリセット
- カスタマイズ可能でサイズ変更可能なレイアウト
デメリット
- グラフの見方を覚える必要がある
- バーグラフの縦表示を変更できない
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VISION 4X Liteとの機能比較
もちろんLite版でもVISION 4Xのメインとなる機能は使えます。
大きな違いとしてはアナライザー表示が1つで,Waveform・Phase Meterがなく、ジャンルプリセットカーブがありません。
機能 | FULL | Lite |
---|
Real-time,high-definition visual analysers | 4 | 1 |
Customisable and resizeable layout | ○ | ○ |
10 Colour Maps | ○ | ○ |
3 FET size for Transient,Harmonic and All-round analysis | ○ | ○ |
Freeze and Zoom-in functionality | ○ | ○ |
Map Curve & Tone Bias | ○ | ○ |
Sync timeframe to your DAW | ○ | ○ |
2 Display Modes – Continuous/Overlay | ○ | ○ |
MIDI Retriggering | ○ | ○ |
Info Bar showing pitch,note,dB and timing information | ○ | ○ |
Stereo/Left/Right/Mid/Side modes | ○ | ○ |
Presets designed by Noisia | ○ | ○ |
M1 Native | ○ | ○ |
Standalone Mode | ○ | ○ |
Spectrogram designed with enhanced low-end resolution | ○ | ○ |
Customisable Frequency Range and dB Range | ○ | ○ |
Bar Graph analyser with spectral highlighting | ○ | × |
Adjustable Bar Number(4-120 bars / Line graph) | ○ | × |
17 genre- specific reference curves | ○ | × |
Peak dB markers with adjustable Peak Hold | ○ | × |
Detailed waveform analysis | ○ | × |
Waveform pith colour mapping | ○ | × |
Waveform overshoot highlighting | ○ | × |
Phase Correlation Meter | ○ | × |
VU & RMS meters | ○ | × |
バンドル版
バンドル版はいくつか用意されています。自分に合ったものを選びましょう。
Youtubeのデモでどんなに魅力的に見えても自分のDTM環境で鳴らしてみないと実感できないことが良くあります。
- VISION 4X Lite版からの上位版へアップグレードできるプラン
- Excite Audio バンドルがあります。
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