「Tone Empire ResQ (レスキュー)」はイギリスのクラッシックアナログEQとアメリカのクラッシックアナログEQをいいとこ取りしたEQプラグイン。
特定の型はわかりませんがUIから察するにイギリスのNeveとアメリカのAPIのEQの要素を持っています。
レスキューの名前はダジャレっぽくなっていますが、音楽制作者を救う意味も込められているようですね。
それぞれ独立してON/OFFが可能になっているプリアンプセクションとEQセクションのプラグインです。
目次
下の動画でTone Empire ResQ の音が確認できます。
Kiive Audio NFuseがRupert NeveとSSLをガッチャンコしたようなプラグインでしたが、アイデアとしてはResQも近いものがありますね。
プラグインならではのメーカーを超えた仕様は使う側のワクワク感が止まりません!
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Tone Empire ResQ の特徴
- クラシックな英国と米国のイコライザー スタイルをマルチモード プリアンプ セクションと融合した EQ プラグイン
- 4 モード プリアンプセクション
- ULTRA-X (オーバーサンプリングモード)
- ON/OFF可能なEQ4セクション
Tone Empire ResQ レビュー
Tone Empire ResQ
メリット
- アナログな歪みのプリアンプ+EQ
- プリアンプのDRIVEはオートゲイン調整が自動処理
- アメリカとイギリスの機材をいいとこ取り!
それではTone Empire ResQ レビュー!!
セクションごとにON/OFFできる
プリアンプセクションとEQセクションが一体化したプラグインです。プリアンプセクションは程よい太さをもたせたまま音を太くでき、EQセクションは上がりすぎ、削りすぎないサウンドの塩梅がちょうどよく仕上がっています。
Tone EmpireにはResQと似たセクションで構成されているEQプラグイン「Black Q – V2」がありますが、プリアンプセクションのサウンドが加わることで、音に太さが加わるまた違った音色です。
Driveが調整できるプリアンプ+4バンドEQが一体化しているプラグインはそこまで数が無いので、このTone Empire ResQ はかなり便利ですね。
プリアンプセクション
A: AMode (American おそらくAPI )
N: NMode ( British おそらくNeve)
T: TRIODE(三極管の真空管サウンド)
P: PENTODE (五極管の真空管サウンド)
プリアンプのDRIVEはオートゲイン調整が自動で行われます。
Tone Empire ResQ のデフォルトプリセット プリアンプA
ResQ +Drum プリアンプA

Tone Empire ResQ のデフォルトプリセット プリアンプN
ResQ +Drum プリアンプN
Tone Empire ResQ のデフォルトプリセット プリアンプT
ResQ +Drum プリアンプT
Tone Empire ResQ のデフォルトプリセット プリアンプT
ResQ +Drum プリアンプT
プリアンプをONにして、LOW,LOW MIDSを調整していくときの音の太さが非常に良いです。
EQセクション
High,Low域がBritish, High Mids,Low MidsがAmericanのEQ特性を真似ていいとこ取りしてある仕様です。
「MID域をAmericanにしたい!」というような切り替えはできず固定です。
British Filter + Frequency selections
高域(High 8~16kHz, ±16dB)、低域( Low 35~220Hz,, ±16dB)を調整
American Mid Bandsr + Q(Bandwidth)
中高域(High Mids 800~8kHz, ±10dB, Q:0.1~ 1.0 )、低域( Low Mids 180~1kHz,, ±10dB, Q:1~10)を調整
ギタープリセット
ResQ Presets Guitar > ClassicalGtr1
ResQ Presets Guitar > ClassicalGtr1
ResQ Presets Guitar > Rythm Guitar 1
ResQ Presets Guitar > Rythm Guitar 2
Ultra-x
Ultra-x のスイッチを入れると、CPU負荷を掛けてサンプルモデルがより高解像度になります。いわゆるオーバーサンプリング。
Ultra-x OFF
Ultra-x ON
デメリット:価格が安くて音は良いがCPU負荷が高い
Tone Empireのプラグインは音の質感が良いのですがCPU負荷は高めなものが多いです。
Tone Empire ResQ も例外ではなくEQプラグインとしてはかなりCPU負荷は高め。Ultra-x のスイッチを入れるとシンセ並になってしまうので、使っているCPUとの相談になります。
Ultra-x OFF時(48.0Hkzプロジェクト 256ブロックサイズ)
Ultra-x ON時(48.0Hkzプロジェクト 256ブロックサイズ)
強力なCPUを使っていれば問題はないのですが、Tone Empireのプラグインは価格が安くて、音も良いのですがCPU負荷の点で扱いにくさを感じる人もいそうです。
ResQの場合、イントロセール時は3,500円を切っていたので、価格面でめちゃくちゃコスパが良いです。
この価格でしっかりしたアナログサウンドが鳴らせるなら十分購入価値があります。使っているCPUが耐えられるかはデモ期間で見極めてください。
プリセット
プリセットは全部で50個。用途別に分けられています。
Tone Empire ResQ の購入はこちらから
Kiive Audio NFuseがRupert NeveとSSLをガッチャンコしたようなプラグインでしたが、アイデアとしてはResQも近いものがありますね。
プラグインならではのメーカーを超えた仕様は使う側のワクワク感が止まりません!
バンドル版はある?
現在のところResQが入ったバンドルはありません。
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「Tone Empire ResQ 」のセール期間や割引率調査・より安く買えるバンドルをまとめていきます。
どこで購入できる?
■海外代理店
BestService,pluginboutique
■日本代理店
sonicwire
Tone Empire Res Q Intro Sale 【2024/4/22 ~ 4/30まで 60%OFFのセール】 ¥ 8,496 ⇒ ¥ 3,294 (※価格は為替レートで変動あり)
- Tone Empire ResQのデモ期間は?
-
15 日間で制限なしに使えます。
- Mac CPUはどこまで対応済?
-
M1,M2対応済です
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