Native Instrumentsの名作シンセの一つにブライアン・クレビンジャー氏と共同制作された「Absynth」があります。
主にアンビエント向けのシンセですが、面白い音が作れるので飛び道具的なニュアンスでも使える内容でした。
ディスコンになってしまい更新がとまっていたAbsynth。
何よりもAbsynthの代替がなく唯一無二のサウンドだったこともあり、待望の復活です。
Native Instruments Absynth 5 Demo & Review
目次
Absynth 6
アンビエントミュージックの巨匠ブライアン・イーノやケイトリン・オーレリア・スミスらが手がけたモジュラーシンセサイザーの達人達による魅力的なプリセットも多数収録されます。
特徴
- ユニークなサウンド: 減算型、FM、サンプルベース、グラニュラー方式を組み合わせたハイブリッド セミモジュラー エンジン。
- リビング モジュレーション: 非常に詳細な 68 ポイントのエンベロープ ジェネレーターを使用して、呼吸して変化するテクスチャを彫刻します。
- インスピレーションあふれる突然変異: クラシックな Mutator は、深さとランダム性のコントロールを備えたインテリジェントなプリセット生成を提供し、即座にインスピレーションを得ることができます。
- 現代的な表現力: 完全な MPE とポリフォニック アフタータッチのサポートにより、ノートごとにニュアンスのある演奏が可能になります。
- サラウンド サウンドとマイクロチューニング: Absynth 6 は、真のマルチチャンネル サラウンド空間化と、グローバル マイクロチューニングおよび新しい倍音システムのための MTS-ESP サポートを備えています。
- プリセット エクスプローラー: プリセット ライブラリは直感的なビジュアル マップに配置されており、ミ
ュージシャンは音色品質別にサウンドを参照したり、従来のブラウザーとして使用したりできます。
- 驚異的なエフェクト: エフェクトごとのサラウンド コントロールを使用して、Aetherizer や Cloud Filter などの Absynth 独自のクリエイティブ エフェクト スイートを空間的に変化させます。
- レガシー パッチとプリセット: Absynth 1 までのビンテージ パッチを探索し、Absynth 4 および 5 から独自のプリセットをロードします。
- 新しいアーティストプリセット: Brian Eno、Kaitlyn Aurelia Smith、Richard Devine より。
大きな進化ポイントとしては、
- 新しいAbsynthプリセットエクスプローラー
- クアドラフォニック、5.1ch、オクタフォニックを含む最大8チャンネルのサラウンドフォーマットに対応
- ライブラリに350以上の新規プリセットを追加し
- 刷新されたサンプルエディター
Native Instruments Absynth 6を手元に置くメリット:
創作の幅が広がるNative Instruments Absynth 6を手元にあると、何が良いのかお伝えしますね。まず、音楽制作の効率が上がります。
このプラグインがあれば、独自のサウンドデザインが可能になり、市販のプリセットに頼らなくても済みます。たとえば、映画のようなシネマティックサウンド(映画音楽風の壮大な音)を作成する際に、Aetherizerというエフェクトが便利です。
これは、音を空間的に加工して広がりを持たせる機能です。手元にあるメリットとして、ライブパフォーマンスやスタジオワークで差別化を図れます。Native Instruments Absynth 6はMPE(MIDI Polyphonic Expression、鍵盤の各音に個別の表現を加える規格)に対応しているので、表現豊かな演奏が可能です。
具体的に実践するなら、DAW(Digital Audio Workstation、音楽制作ソフト)でAbsynth 6を挿入し、Mutatorを使って音を微調整してみてください。結果として、あなたの曲がよりプロフェッショナルに聞こえるようになります。
Native Instruments Absynth 6の使い方:おすすめの方法と活きる音楽ジャンル
Native Instruments Absynth 6をどう使うのが良いか、具体的にご案内します。基本的な使い方として、まずプリセットを選んでMutatorでカスタマイズするのがおすすめです。
たとえば、パッドサウンド(持続的な背景音)を作りたい時は、グラニュラーモードを使って音の粒を細かく調整してみましょう。ステップバイステップで実践できるように、DAWにロードしたら、オシレーター(音源生成部)をウェーブテーブルに設定し、エンベロープ(音の変化曲線)をゆっくり変化させるのがコツです。
このプラグインが活きる音楽ジャンルは、
- Ambient(環境音楽のようなゆったりしたジャンル)
- Electronic(電子音楽)
- Cinematic(映画音楽)
- Experimental(実験的な音楽)
です。
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Absynth 6
Absynth 6 Update (Absynth 5 の所有者向けのアップデート)
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