「激しいディストーション・ギターの刻み(リフ)を入れたいが、自分ではギターが弾けない」 「定番のアコギやポップス用エレキギター音源しか持っておらず、メタル特有の『重低音』が全く出ない」 「映像音楽(シネマティック・スコア)の中で、オーケストラと一緒に鳴らす太くて荒々しいパワーコードが欲しい」
現代の音楽シーン、特にハードロック、ヘヴィメタル(Djentやメタルコア)、またはハリウッドスタイルの劇伴(シネマティック・ハイブリッド)において、「激しく歪んだ分厚いギターサウンド」は絶対的な市民権を得ています。しかし、ギタリスト以外のコンポーザー(作曲家)にとって、この「リアルなメタルギター」をDAW上で再現することは、至難の業とされてきました。なぜなら、メタルギター独特の「ズンズン」というミュート音や、弦をこするノイズ、そしてそもそも6弦ギターでは到達できない極低音の響きを表現するには、専門的な知識と膨大なエディット時間が要求されるからです。
もしあなたが、ギターの演奏技術を持たずとも、キーボードの鍵盤を押すだけで「腹の底に響く極悪なディストーション・サウンド」を即座に鳴らしたいと願っているなら、Soundiron社が満を持してリリースしたKontaktライブラリ「Axe Machina(アックス・マキナ)」は、まさに究極の解決策となります。
Axe Machina(アックス・マキナ)
本記事では、このAxe Machinaがいかにして「ギターが弾けないクリエイター」のデスクトップに本物の壁のようなメタルギターをもたらすのか、その脅威のサンプリング・クオリティと、初心者でも一瞬で極悪サウンドを出せる「Amped(アンプド)」プリセット、そして楽曲を一段上に引き上げるための具体的な打ち込み術を、徹底レビューします。これを読み終える頃には、あなたのトラック上で暴れ回る「A Standard(ラ・チューニング)」の震える低音が、かつてない臨場感をもって響き始めるはずです。
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目次
1. Soundiron Axe Machinaとは?デスクトップに現れた極悪な7弦ギター
「Axe Machina」は、数あるギター音源の中でも、非常に尖った(しかし極めて需要の高いターゲットに向けた)明確なコンセプトで作られています。それは「とにかく重く、ブルータル(残忍・凶悪)な音を出す」ということです。
1.1 Kiesel製 7弦ギターの低音(Aチューニング)を完全収録
ポップス用のギター音源の多くは一般的な6弦ギターを収録していますが、本製品はアメリカのカスタムギター・ブランドとして名高いKiesel(キーゼル)社のハイエンドなマルチスケール・7弦エレキギター(Aries)をサンプリングのベースにしています。 しかも、通常の7弦ギター(一番低い音がB)よりもさらに全音下げた「A Standard(ラ)」チューニングで収録されているのが最大の特徴です。この「LOW A」の音域は、通常のベースギターの音域すら脅かすほどの超重低音であり、近年のDjent(ジェント)などプログレッシブ・メタルにおいて「地鳴りのようなリフ」を生み出すための必須条件です。この音域の「弦のタワミ」や「太さ」は、シンセサイザーのサブベースや6弦ギターをピッチシフトで無理やり下げた音では絶対に表現できません。
1.2 ヘヴィメタルとシネマティックに特化した「ブルータル」なサウンド
Axe Machinaが多くのレビューで「ブルータル」と評される理由は、その音域だけではありません。サウンドのエンジニアリングを手掛けたのが、デスメタルバンドで活躍するギタリストのCraig Peters自身であることが大きく影響しています。 彼が長年のライブやレコーディングで培ってきた「一番おいしいメタルの歪み」を前提にマイクとプリアンプが設定されており、録音されたサンプルの容量はなんと60,000ファイル(約31.9 GB)にも及びます。つまり、「どんなジャンルにも使える無難なギター」ではなく、「メタルや激しいシネマティック・アンダースコア(劇伴音楽)において、オーケストラのブラス(金管楽器)に絶対に負けない音の壁」を作るためだけに特化した、巨大な専用兵器なのです。
[!NOTE] 7弦ギター (7-string Guitar): 通常のギターの6本の弦に加え、さらに低音側に太い弦をもう1本(計7本)張ったギター。ヘヴィメタルの中で、より低く重い音を必要としたことから一般化しました。 Djent (ジェント): プログレッシブ・メタルから派生した音楽ジャンル。多弦ギター(7〜8弦)を用い、極端に歪んだ音で低音の弦をミュートして弾く「ジェン、ジェン」という金属的な刻み音が特徴。 A Standard チューニング: 7弦ギターの開放弦を、高い方から順にE-B-G-D-A-E-A(あるいはレギュラーから全ての弦を下げるなど)に合わせた非常に低いチューニングのこと。
2. リアルなギター・プログラミングを可能にする膨大なアーティキュレーション
多くのギター用マルチ音源が「弾けない人にとって不便」とされる最大の理由は、ただ単音を白鍵・黒鍵で鳴らしただけでは、本物のギタリストが持つ細やかな「弾き方(アーティキュレーション)」が表現できないからです。しかしAxe Machinaは、キーボードで演奏する人間のために、キースイッチによってリアルタイムに切り替えられる多彩な奏法パッチを、Kontakt画面の中に完全にマッピングしています。
2.1 パワーコードとミュート(Palm Mute)の圧倒的な表現力
ロックギター、特にメタルにおいて最も重要なのが「パワーコード(Power Chords:ルートと完全5度の音だけを弾く力強い和音)」と、「パームミュート(Palm Mute:右手の手刀部分をブリッジの弦に当てて、音の余韻を消す奏法)」です。 Axe Machinaのインターフェースでは、これらの奏法が「ただのサンプル」としてではなく、鍵盤を叩く強さ(ベロシティ)や、MIDIのキースイッチ(低いC0やD0などの音階を使って奏法を切り替える機能)によって瞬時に弾き分けられるようになっています。極端に歪んだ状態で「ズン、ズン」と深くミュートされた刻みから、「ジャーン!」と解放された激しいパワーコードへの移行が、指を鍵盤から離すことなくシームレスに行えるのです。これだけでも、「ギターを鳴らしている感」は数倍に跳ね上がります。
2.2 楽曲を彩るピックスクレイプと特殊奏法の数々
さらに、メタルギターで「かっこいいリフ」を作るためのスパイスとして絶対に欠かせないのが「特殊奏法」です。 Axe Machinaは、ピックを低音弦にこすりつけながら激しく滑り下ろす「ピックスクレイプ(Pick Scrape)」を、スロー(ゆっくり)、ミディアム、ロングの各バリエーションで収録。これだけで、サビに入る瞬間の劇的なフィルイン(スクラッチ音)が完成します。 加えて、「ピンチ・ハーモニクス(Pinch Harmonics:ピーン!という高い倍音を意図的に出す奏法)」や、「スライド(Slide)」「フレットノイズ(Fret Noise)」、「チョーク(Chokes)」など、ギタリストが無意識に行っている生々しい奏法がすべてマッピング可能です。単音のメロディラインを打ち込んだ後、たまにこのピンチ・ハーモニクスを加えるだけで、嘘くさいMIDIデータが、突如として人間のギタリストが感情を込めて弾いているかのような血の通ったソロへと変貌するのです。
3. 初心者からプロまでを唸らせるサウンド・デザイン機能
ギター音源の難関は「どんなに生音が良くても、アンプ(Amplifier)の設定次第で音が全く変わってしまう」点です。Soundironはここでも「ギターが弾けない人間(および時間がないプロ)」に対する完璧な解を用意しています。
3.1 究極の時短:「Amped」プリセットで即ディストーション
Axe Machinaのプリセットには、録音したばかりのクリーンな音(DI)だけでなく、「Amped(アンプド)」と呼ばれる膨大なプリセット・フォルダが用意されています。これは、メタル系の世界最高峰アンプシミュレーターとして名高い「Neural DSP」などの機材を使用し、プロのギタリスト(Craig Peters自身)があらかじめ最高の「歪み(ディストーション)」を作ってからサンプリング・収録した音色群です。 ギターアンプの知識(ゲインの量やキャビネットのマイク位置など)が全くないDTM初心者でも、この「Amped」プリセットをロードして鍵盤を叩くだけで、CDから聴こえてくるようなプロフェッショナルな重低音ディストーションがいきなり鳴り響きます。さらに、パソコンのメモリ(RAM)負荷を極限まで抑えた「Lite(軽量)」プリセットも用意されている徹底ぶりです。
3.2 プラグイン派に嬉しい「DI(クリーン)」とDSPエフェクト・ラック
もちろん、アンプシミュレーターのプラグイン(Bias FXやAmpliTube、Neural DSPなど)をすでに愛用している中上級者のために、エフェクトを一切通していない純白の「DI(ダイレクト・インジェクション:クリーン)」のプリセットも完璧に収録されています。 これらをDAW上で立ち上げ、自分の持っているアンププラグインへルーティングすれば、Axe Machinaの「最強のアウトボードとKiesel製の低音」を通ったピュアな生音を、自分の好きなアンプの音に染め上げることができます。 また、Axe MachinaのKontaktインターフェース自体にも、EQ、コンプレッサー、コーラス、フランジャーなど27種類のDSPモジュールを自由に組み込める「FXラック」が内蔵されており、実在のアンプのキャビネット(スピーカー箱)の鳴りをシミュレートするコンボリューション・リバーブ(カスタム・インパルス・レスポンス収録)まで備わっています。
[!NOTE] キースイッチ (Key-switch): MIDIキーボードの中で、実際に音が鳴る「ドレミ」の鍵盤領域とは別の、極端に低い音(あるいは高い音)の鍵盤を使って、「いまからミュートを弾く」「いまからスライドする」という指示(スイッチ)をソフトウェアに送る仕組み。 DI (Direct Injection): エレキギターのシールドケーブルを、アンプを通さずに直接オーディオインターフェイス等に繋いで録音した「クリーン(生)の音」のこと。後からPC上で自由なアンプの歪みをかけられる。 インパルス・レスポンス (IR / Impulse Response): 実際のアンプのスピーカーや、ライブハウスの空間で「どのように音が響くか(反響するか)」という物理的な特性をマイクで測定・データ化したもの。これを適用することで、アンプの「箱の鳴り」を極めてリアルに再現できる。
4. 実際の楽曲制作におけるAxe Machinaの実践的活用法
ここまでの機能を踏まえて、実際にAxe Machinaを使って現代的なトラックメイキングを行うための具体的なアイディア(ワークフロー)を提案します。
4.1 アレンジャー機能(アルペジエーター)で複雑なリフを構築
ギターが弾けないDTMerにとって救世主となるのが、Kontaktの画面内に備わっている「Arpeggiator(アルペジエーター)/ Sequencer」システムです。 メタルにおけるギターリフは、ミュート音と実音を複雑な16分音符のシンコペーションで組み合わせる技術が求められます。Axe Machinaのシーケンサーを使えば、画面上のステップ・シーケンサーをマウスでクリックするだけで、リズムパターンをプログラムできます。「ここはミュート、ここは激しくダウンピッキング」といった奏法(アーティキュレーション)の切り替えも各ステップごとに指定できるため、鍵盤をただの「ド」の音で押しっぱなしにするだけで、MeshuggahやPeripheryのような超絶技巧のポリリズム・リフが生み出されます。さらに「Auto-strummer(オートストラマー)」機能を使えば、コードを抑えるだけで本物のギタリストが「ジャカジャーン」とピックで振り下ろしたようなリアルなコード弾きが自動生成されます。
4.2 シネマティックな爆発音やドローンとのレイヤー
映画やゲームの予告編(トレイラー)音楽で頻繁に使われる「Braam(ブォーン!という巨大なブラスやシンセの衝撃音)」を作る際にも、Axe Machinaは絶大な威力を発揮します。 通常のシンセサイザーの低音に、Axe MachinaのA Standardまでチューニングを下げた「ピックスクレイプ」や「ディストーションのパワーコード」をレイヤー(重ねる)してみてください。シンセサイザーだけでは出せない「金属の摩擦」と「アナログのザラつき」が加算され、劇場の空気を震わせるような恐ろしい衝撃音(インパクト)と、不穏な空気を作るドローン・サウンド(持続音)が完成します。これはシネマティック専業のコンポーザーがこぞって利用する秘密のテクニックです。
[!NOTE] ポリリズム (Polyrhythm): 4拍子と5拍子など、全く異なる周期のリズムを同時に演奏することで、特有のズレや複雑なグルーヴを生み出す手法。Djentなどのプログレッシブ・メタルで多用される。 Braam (ブラーム): 映画「インセプション」のトレイラーなどで世界的に有名になった、巨大な船の汽笛やホルンのような「ブワーン!」という非常に強烈な低音のエフェクト音のこと。
5. 総評:Axe Machinaはどのようなクリエイターにおすすめか?
今回、Axe Machinaを徹底的に検証して分かったことは、これが単なる「ギタリストの代用品」ではなく、「コンポーザーの脳内にある『最も攻撃的な低音の壁』を、物理法則の壁を越えて現実化する魔神」であるということです。
5.1 「ギターが弾けない」コンポーザーにとっての最終兵器
もしあなたが、自分でギターをバリバリ弾きこなし、何台もの高価なアンプを所有しているなら、このソフトは必要ないかもしれません。しかしたとえギタリストであったとしても、「7弦ギター(しかもKiesel製の超高級機)を持っていない」「深夜にアンプを大音量で鳴らせない」という制約がある以上、Axe Machinaの価値は揺るぎません。
特に、以下のようなクリエイターにはまさに待望の最終兵器となるでしょう。
- 自分ではピアノやマウスしか使えないが、楽曲の中に「本物のデスメタルやDjentの空気感」を取り入れたいトラックメイカー。
- アンプシミュレーターの設定でいつもミックスがドロドロになってしまうが、プロが作った「Amped」プリセットで一瞬にして正解の音を出したいDTMer。
- 巨大なシンセサイザーや金管楽器に負けない、アグレッシブな質感をシネマティック音楽に加えたい映像音楽コンポーザー。
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Soundironは「Axe Machina」という名前(機械仕掛けの斧=ギター)の通り、あなたのパソコンの中に情け容赦のない切れ味を持った武器を提供してくれました。 設定に迷う必要はありません。「Amped」フォルダから気に入ったプリセットを一つ選び、MIDIキーボードの一番低い音を力強く叩いてみてください。その瞬間、あなたの部屋が熱狂的なメタルのライブハウスへと変わるはずです。
6. 補足 Q&A:Axe Machina導入前の極悪サウンドの疑問にお答えします
最後に、本製品を導入し、あなたの楽曲へ「究極のヘヴィネス」を投入する上で知っておくべきテクニカルなポイントをQ&A形式で解説します。
- 「ダブルトラッキング」はソフトウェア内で完結しますか?
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メタルギターのミックスにおいて、「全く同じフレーズを2回弾いて、左(L)と右(R)のスピーカーに別々に配置する」というダブルトラッキングの手法は常識中の常識です。Axe Machinaは、UIの画面上に「Double Track」というボタン(あるいはステレオ幅の調整機能)を備えており、これをオンにするだけで、ラウンドロビン(異なる録音サンプル)の機能を利用して左右で微妙に違うタイミングの演奏が配置されます。ギタリストに2回弾いてもらう手間や、DAW上でMIDIトラックを2つ作ってタイミングをずらすといった面倒な作業なしに、一瞬で「壁のような広いメタルギター」が完成します。
- ベースギターの音源の代わりにもなりますか?
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Aチューニング(A Standard)という驚異的な低音を誇るため、エフェクター(オクターバーなど)を組み合わせれば、楽曲の中でベースの代用として重低音を支えさせることは理論上可能です。実際、劇伴などの非常にアグレッシブなシーンでは「あえてベースを使わず、激しく歪ませたAxe Machinaの低音だけでトラックのボトムを支える」という手法が取られることもあります。ただし、ベーシストが弾くような丸みのあるグルーヴ感表現には向かないため、通常の「メタルコア」を作る場合は、やはり専用のメタル用ベース音源(例:Eurobassなど)と組み合わせることで、信じられないほどのシナジー効果と音圧を生み出します。
- 動作が重くて音が途切れてしまう場合はどうすればいいですか?
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Axe Machinaは60,000以上ものサンプルを読み込んで複雑に移り変わるため、RAM(メモリ)やCPUを非常に多く消費します。もし使用中にDAWが重くなったりプチプチというノイズが入る場合は、プリセットを探す段階では「Lite(動作が軽い設定でパッチが組まれたバージョン)」を使って打ち込みと作曲を行いましょう。そして、MIDIの打ち込みの微調整が終わって最終的なオーディオへの書き出し(バウンス/フリーズ)を行う直前に、本番用の最高品質プリセット(フル容量版)に差し替える、というワークフローを取るのが、プロの現場でも採用されている最も賢いパソコンの運用方法です。
- 別のギター音源(例えばAmple SoundやProminyなど)とはどう使い分ければ良いですか?
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ギター音源にはそれぞれ独自の強みと「得意なジャンル」が存在します。汎用性の高いアコースティック・ギターや、カッティング(ファンクなどのリズミカルな演奏)を得意とする他社の高品質な音源は、「ポップスのバッキング」や「クリーンなアルペジオ」において圧倒的な性能を発揮します。 対して、本製品「Axe Machina」の独自価値は「A Standardまで下げられた7弦の絶望的な低音」と「極端なディストーションを前提としたアグレッシブな録音」に全振りしている点にあります。他の標準的なギター音源にいくらサードパーティ製のアンプシミュレーターを掛けても、この「Kiesel製7弦ギターが鳴らす低音弦の物理的なテンション感(張力)」は絶対にシミュレートできません。「爽快なロック」を作りたいなら他の音源を、「地獄のように重いメタルやシネマティック」を作りたいなら迷わずAxe Machinaを選択する、という明確な使い分けがベストプラクティスです。
- 初心者ですが、MIDIの打ち込みで気をつけることはありますか?
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メタルギターの打ち込みにおいて、初心者が一番やってしまいがちな失敗が「左右の手に鍵盤を割り当てて、ピアノのように和音をベタ打ちしてしまうこと」です。本物のギターは「ピックを持った右手で、弦を縦に振り下ろして(あるいは振り上げて)弾く」という物理的な制約があります。 Axe Machinaを使う際は、「Arpeggiator / Sequencer」機能を活用して自動でストロークを生成させるか、手動でMIDIを打ち込む場合には「和音のそれぞれのノート(音符)のスタート位置を、ミリ秒単位でわずかにズラす(ストラム効果)」ことを意識してください。たったこれだけで、機械的な響きが「ギタリストがピックで弦を弾き下ろしたリアルな音」へと劇的に変化します。
- 「ピッチベンド」はどのように使えばよりリアルになりますか?
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ギターといえば、弦を上に引っ張って音階を変える「チョーキング(ベンディング)」が花形です。Axe Machinaにおいても、MIDIキーボードのピッチベンド・ホイールを使うことでこのチョーキングを再現できます。 よりプロフェッショナルな打ち込みを目指すなら、「ホイールを一番上まで全開にしてから、ゆっくりと元の位置に戻す(チョークダウン)」といった細やかなベンドのオートメーションを描いてみてください。また、ヘヴィメタルにおいては、和音を鳴らした状態でピッチベンドを「ほんのわずかに(半音のさらに半分くらい)一瞬だけ下げる」というテクニックがあります。これは、ギタリストが太い弦を強い力で押さえた瞬間にピッチが微細にブレる「弦のたわみ」を擬似的に表現するもので、ディストーションサウンドの中に極めて生々しい緊迫感をもたらします。
[!NOTE] ダブルトラッキング (Double Tracking): 同じ楽器のフレーズを2回別々に録音し、左右のステレオチャンネルに振り分けることで、人間特有のわずかな演奏のズレを利用して音に圧倒的な厚みと広がりを出すレコーディングの手法。
ストラム (Strum / Strumming): ギターのピックを使って、複数の弦を一気にジャランと掻き鳴らす奏法。DAW上でこれをシミュレートするには、和音を構成するMIDIノートの発音タイミングを意図的に少しずつズラして配置します。
チョーキング / ベンディング (Choking / Bending): 押さえている弦を指で横に押し上げ(引っ張り)、音程を滑らかに高くするギター特有のテクニック。MIDIではピッチベンド機能を使ってコントロールします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。極悪で美しいAxe Machinaの重低音が、あなたの楽曲に新たな破壊と創造をもたらすことを心から願っています!
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