Roland TR-909セール&レビュー!テクノ・ハウス音楽で好まれたドラムマシン

中の人「もしあなたがクラブで響く重厚なキックや鋭いハイハットを愛するなら、そのルーツはTR-909にあるかもしれません。」


Roland TR-909は、音楽制作における伝説的なドラムマシンであり、エレクトロニックミュージック、特にテクノやハウスに多大な影響を与えた機材。
1980年代初頭、RolandはTR-808の後継としてTR-909を開発。当初は商業的に失敗(高価格とリアルなドラムサウンドを求める市場のニーズに合わず)。1980年代後半、シカゴのハウスやデトロイトのテクノシーンで再評価され、カルト的な人気を獲得。現在は中古市場で高値で取引されるコレクターズアイテムです。
キック、スネア、トムはアナログ回路で生成。ハイハット、クラップ、シンバルはデジタルサンプルを使用しているハイブリッド設計です。



Roland TR-909はTR-808と比べると華やかなサウンドで、明るいトーン。テンションをあげたい雰囲気に合う感じでテクノで好まれたの納得の音です。
音楽シーンへの影響
Roland TR-909はハウスとテクノ: シカゴハウス(例: Frankie Knuckles)やデトロイトテクノ(例: Juan Atkins、Derrick May)で広く使用。ポップやヒップホップ: Madonnaの『Vogue』やRun-D.M.C.のトラックにも影響。現代の使用: エレクトロニックミュージック以外でも、インディーやポップアーティストがTR-909のサウンドをプラグインやクローンで使用。
当時は「本物のドラムに聞こえない」として不人気でしたが、後に電子音楽の定番となりました。
ダンスミュージックの心臓1983年に登場したRoland TR-909は、単なるドラムマシンではありません。それはテクノやハウスといったジャンルを定義し、現代音楽に欠かせない存在となった伝説の機材です。
Daft Punkの「Revolution 909」や「TR-909の第一人者Jeff Mills」のミニマルテクノを聴けば、そのパンチのあるキックとシャープなハイハットの虜になるはず。
他には……
Frankie Knuckles – “Your Love” (1987)
- シカゴハウスの金字塔
- 909のキックドラムが特徴的
Inner City – “Good Life” (1988)
- デトロイトテクノの代表曲
- 909のスネアとハイハットが印象的
808 State – “Pacific State” (1989)
- イギリスのアシッドハウス
- 909のリズムパターンが楽曲を牽引
ヒップホップ・R&B
Public Enemy – “Fight the Power” (1989)
- 909のスネアとキックが重厚なビートを形成
Phil Collins – “In the Air Tonight” (1981)のリミックス版
- 多くのリミックスで909が使用されています
エレクトロニック・ダンスミュージック
The Prodigy – “Firestarter” (1996)
- 攻撃的な909のキックとスネア
Daft Punk – 多数の楽曲
- “Da Funk”や”Around the World”など
- 909はDaft Punkのサウンドの中核
Chemical Brothers
- 初期の作品で頻繁に使用
909のサウンドは現代でもソフトウェアエミュレーションやサンプルとして無数の楽曲で使われており、EDM、トラップ、ヒップホップなど幅広いジャンルで聴くことができます。
TR-909のサウンドの秘密
TR-909はアナログとデジタルのハイブリッド設計が特徴。キックやスネアはアナログ回路で作られ、深みのあるサウンドを生み出します。一方、ハイハットやクラップはデジタルサンプルを使用し、独特の鋭さを加えています。特に、ピッチやディケイを調整できるチューニング機能は、プロデューサーに無限のクリエイティビティを提供します。
音楽シーンへの影響
1980年代後半、シカゴのハウスDJやデトロイトのテクノアーティストがTR-909を手にし、ダンスミュージックの歴史が変わりました。Frankie KnucklesやJuan Atkinsのトラックは、TR-909のサウンドなしでは考えられません
TR-909ドラムマシンの影響は、発売から40年近く経った今でもなお、耳に届き、そして感じられます。そして今、909はソフトウェアプラグインとして登場。スピーカーを揺るがすほどのパワーを持つオリジナル機に、サウンドの可能性を広げ、より速く、よりスムーズなプログラミングを可能にする新機能が加わりました。
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TR-909 レビュー (Ver1.12)
それではTR-909 レビュー!


- Roland本家が出している公認プラグイン
- TR-909の音そのまんま
- プリセットが少ない


キックやスネアはアナログ回路で作られ、深みのあるサウンドを。ハイハットやクラップはデジタルサンプルを使用しているので結構リアルです。このハイブリッド感がTR-909の個性的なドラムキットの音に仕上がっています。
TR-909のサウンド
一方でTR-808はこんな雰囲気です。


TR-808のサウンド
かなり質感が違います。Roland TR-909は金物の音がはっきり出てくるのでやはり派手なビートに仕上がります。
わかりやすい実機そのままな物理ノブが用意されて、パラメーターを調整できます。


「PANEL」ボタンを押すとGainとPanのノブが出てきます。


キットの音を歪ませる場合には、Panel を押してGainノブをあげ、もう一度Panelを押してLevelを下げます。
909 Drive Kit 4のスネアの例




各ノブの上で右クリックを押すと、MIDI Learnの設定ができます。


Editのボタンを押すとシーケンサー画面が表示されます。


どのタイミングでどの楽器が鳴るのか?をパット見てわかるのはプラグイン版ならではです。


作ったフレーズは「A~H」のボタンの上からプロジェクトへドラッグ&ドロップすることでMIDIエクスポート、オーディオエクスポートが可能です。


気になる点としては、最近のドラムマシンとしてはプリセットキット・プリセットリズムパターンが少ないところ。
初期状態でリズムパターンが50個、ドラムキットが9つです。
元の実機に触れたことはありませんが、もともとこのような収録状態だったのではないか?と予想できます。
昨今のドラムキットプラグインに慣れていると、非常に少なく思えてしまいます。




またRoland TR-909では内蔵エフェクトがついていない点に注意。
好きなエフェクトをたくさん持っている人の場合は、そのエフェクトを使いたいはずですので、Roland TR-909は極上の打楽器素材を提供するツールとして使い、DAW側でもりもりカスタマイズしていく使い方になると思います。
メーカー側のプリセットが作られているのを使うのではなく、ある程度、調整のルールを作って、ゼロから加工していくほうが楽しくて効率的だと進められる人にはこれ以上ないドラムマシンです。
最初から他人によって作り込まれていると、どこをカスタマイズしていいのかわからないですから、その面倒くささがないのはメリット。反面プリセット数が少ないので、リズムの組み立てに対して苦手意識があるとちょっとハードルが上がります。
TR-909 ドラムキットのサウンド
Drive Kitの数値があがっていくと歪み成分が強くなる
D16 Drumazon2との比較
Roland TR-909を再現しているプラグインとして有名なのがD16 Drumazon2です。


D16 Drumazon2はバッチリ仕上がっている音がほしい人向け。
プリセット数もドラムキット数も多く、エフェクトも多く収録されているので、TR-909の音をベースにドラムマシンだけでカスタマイズしていきたい人にはD16 Drumazon2が便利です。
単純にプリセットのリズムパターンの数が,Roland純正と比較にならないほど用意されているのが強み。
設定項目が格段に増えていますが、プリセットのおかげでDTM初心者向けとも言えます。
純粋なRoland TR-909の音が欲しくて、手持ちのエフェクトを加えてオリジナリティを加えていきたい人はRoland公式プラグインの方が良いです。
TR-808(1980年発売)との違い
- 808は完全アナログ音源で、より丸く柔らかい音色
- 909はよりパンチがあり、ハウス/テクノ向きのタイトなサウンド
- 909はMIDI対応で、外部機器との同期が容易
LinnDrum(1982年発売)との違い
- LinnDrumは完全デジタルサンプリング方式
- 909はアナログの暖かさを残しながら、よりエレクトロニック寄りの音
- 909の方が価格が安く、より広く普及
TR-909のドラムキット
連打が簡単にできるように隣り合うキーが同じ楽器になっています。
| Bass Drum | B0,C1 |
| RIM | C#1 |
| Snare | D1,E1 |
| Clap | D#1 |
| Low Tom | F1,G1 |
| Closed Hihat1 | F#1,G#1 |
| Mid Tom | A1,B1 |
| Cloased Hihat2 | A#1 |
| Hi Tom | C2,D2 |
| Crush | C#2 |
| Ride | D#2 |
Roland TR-909の特徴
TR-909特徴
- ハイブリッドアナログ/デジタルTR-909ドラムマシンの忠実な再現
- オリジナルサンプルROMと回路モデリングを備えたACBテクノロジーを搭載
- クラシックな909サウンド: パンチの効いたキック、スナップ感のあるスネア、クリスピーなハイハット、クラップ、タム、シンバル
- オーバードライブコントロールで音の粒立ちと多様性を向上
- 各楽器に個別のレーンを備えた最新のシーケンサー
- ダイナミックで進化するリズムのための8つのパターンバリエーション
- オーディオまたはMIDIパターンをDAWにドラッグアンドドロップします
- 楽器ごとにフラム、サブステップ、ソフトヒット、ラストステップ、シャッフルを調整可能
- Roland TR-8SおよびTR-09ハードウェアとのシームレスな統合により、ハンズオンコントロールとパターン転送が可能
- VST3、AU、AAX をサポートし、ネイティブ Apple Silicon と互換性があります
実機で音が欲しい
TR-909は廃盤していて、中古市場(80万~100万)で入手できます。
音を引き継いだ後継機は「ROLAND ( ローランド ) / TR-09」がありますがコチラも廃盤になっています。
TR-8S内に909サウンドが含まれています。
TR-909 公式サウンド
TR-909のエミュレートプラグイン
「Roland TR-909」はRoland公式のプラグインということで、TR-909の正確な音が欲しい場合はこれ以上ない選択肢です。
他のメーカーでもエミュレーションが出ています。
- D16 Group Drumazon 2: TR-909のサウンドと機能を忠実に再現し、現代的な拡張機能を追加。
- AudioRealism ADM1x : TR-909を含むRoland TRシリーズ(808、606など)のエミュレーションを1つにまとめたプラグイン。
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