IK Multimedia のエフェクトプラグイン「Delay Lab」の使い方解説です。
フィードバック回数がパッと見てわかる認識しやすいレトロディレイです。
通常のディレイと異なる点としてダブリング、ビットクラッシュなどディレイの音を劣化加工できる様になっているのがこのプラグインの個性的な点。
ディレイにビットクラッシュをかけるタイプはそう数がないため、ちょっと変わったサウンドに仕上げられます。
「T-RackS 6 MAX」に収録されています。
T-RackSシリーズについて
T-RackSシリーズには
- T-RackS 6
- T-RackS 6 PRO
- T-RackS 6 MAX
の3エディションがありますが、T-RackS 6 MAXはその一番上のランクに当たります。
T-RackS 6 シリーズの違いについてはこちらから。
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目次
Delay Lab 使い方解説
すべてのノブは【ダブルクリック】で初期値に戻せます。
Input / OUTPUT
-15 ~ +15dBのゲイン幅があります。
DRY/ WET
エフェクトと原音の量調整。
WET50で原音とエフェクトが半分ずつ。WET100でエフェクトのみになります。
PAN
ステレオフィールドにおけるディレイ信号の定位を調整します。値の範囲は10L(左)から10R(右)までで、Cがセンターです。
TIME
ディレイタイム(繰り返し間隔)を設定します。BPM SYNCがONの場合は4/1秒から1/512秒まで、BPM SYNCがOFFの場合は2秒から0.001秒まで設定できます。
SYNC: ディレイをホストBPMに同期させるかどうかを設定します。ONに設定すると、時間スケールはバーで表示されます。OFFに設定すると、時間スケールはミリ秒単位で表示されます
FEEDBACK
ディレイのフィードバックを設定します。
GATE
WET信号のスレッショルドレベルを調整します。値の範囲は0~-50dBです。数値ラベルを上下に動かします。
HIGH PASS / LOW PASS
ディレイエフェクトを効かせない帯域を作ります。
DOUBLING
処理後の信号に適用するダブリング効果の量を選択します。
左上のONのスイッチでダブリングのON/OFFを切り替えます。
BIT REDUCTION
処理後の信号に適用するビットリダクションの量を選択します。
TO DRY :有効にすると、ビットリダクション効果はドライ信号と処理済み信号の両方に適用されます。
※BIT REDUCTIONをあげていくと常時ノイズも発生します。
BIT REDUCTION3
BIT REDUCTION10
DOWNSAMPLING
処理済み信号に適用するダウンサンプリングの量を選択します。
DOWNSAMPLING3
DOWNSAMPLING10
CLIPPING
信号がデジタルクリップされるレベルを選択します
T-RackS 6 MAXのレビュー
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