【2025年】DTMプラグインブラックフライデーセールまとめ



Xでは誰得ギター( @daretokuguitar )のアカウントで最新のDTMプラグインセール情報を発信中。
Vertigo VSS-2は Plugin Allianceのチャンネルストリッププラグイン。

チャンネルストリップは音の処理をまとめて行うための複数の機能を備えたプラグイン
Vertigo Soundは、ドイツ・ミュンヘンに拠点を置くプロオーディオ機器メーカーで、2007年6月に最初の製品を発表。以降ハイエンドなアナログ機器を生産し続けているメーカー。製品名にはVS◯の名前がそれぞれついている。

■プラグイン
VSE-2 プラグイン(ディスクリートジャイレーターEQ )
VSC-3 プラグイン (クアッドディスクリートVCAコンプレッサー)
VSM-4 プラグイン(MIX SATELLITE ’59)
VSE-4 プラグイン (ビッグディスクリートジャイレーターEQ)
■実機
VSE-2
VSC-3
VSM-2 MS
VSP-2
もともとplugin-allianceで発売。後にVertigo Soundがオリジナルでプラグインを開発するようになってからBrainworx Vertigoシリーズは更新が止まっていたが2025年2月になり新しく新機種のプラグインが登場。
今作の【Brainworx Vertigo VSS-2】はリリース済の


とは異なり、Vertigo Soundから直売されている4つのプラグインの要素を一つにまとめたものだ。
それぞれを個別で設定をつめていきたい場合は本家のVertigo Soundプラグインを使って、4エフェクトの要素を手早く使うならBrainworx Vertigo VSS-2を使うという選択ができる。
本家のVertigo Soundプラグインは単価が€229とかなりの高額プラグインのためBrainworx Vertigo VSS-2がかなり破格に見えてくるのもありがたい点。
個人的にはBrainworx Vertigo VSM-3 の音は気に入っていたが、サチュレーションの設定やUIとの相性が悪く投げ出してしまった過去があるので今回のVertigo プラグイン化はとても嬉しい。

それではVertigo VSS-2 レビュー!
もう一度セクション情報を。
Vertigo VSS-2はモジュールを並べた様に配置されているので、UIがわかりやすいのが良いところ。

実機そのままにチャンネルストリップを作っているUIは多いのだけど、横並びになっているものは数が少ないので、マウスカーソルを行き来させるときも楽。

Vertigo VSS-2は左からInput Gain, Filter , VCAコンプ、EQ,サチュレーター、Output Gainで構成されている。
真空管のアナログチャンネルストリップと比べると、音がかなりクリアで驚かされた。どんなジャンルの曲にも対応できる。逆に真空管のアナログサウンドの音の太さまで求めるならちょっと物足りない。
トラックの音を手早く下ごしらえするのには最適。



コンプはバストラック用途では十分。SC Filterもついていて便利。イコライザーのアナライザー表示がないので、耳で判別するしかないが慣れている人だと違和感なく使えるはず。
High, HiMid,LoMid,Lowの4バンド構成。
サチュレーションセクションはこの狭い空間に単体プラグイン並の機能が詰め込まれているので地味に活躍してくれる。
UI配置が絶妙で設定できる調整幅も広いため、できるだけ接続するプラグイン数を少なくしたい!と思っている人にはドンピシャ。
下の画像はStudio One付属のChannel Stripだが、これはこれでシンプルで良いけどもっと調整を詰めたいときには機能不足。

その点Vertigo VSS-2だと、コンプ、EQ,サチュレーション設定を詰められるので、1台でOK!にできる。
またセクションごとにON/OFFスイッチがあるのも便利。長時間の作業をしていると誤動作でノブが回っていていることに気づきにくくなるので、「なんかおかしいぞ・・・」という自体を防ぎやすい。
意外とセクションのON/OFFが用意されているチャンネルストリッププラグインは少ない。
1クリックでON/OFFできるのも良い

また左上にあるロゴ横の設定ボタンからオーバーサンプリングの設定が可能。
x8のオーバーサンプリングにすると若干重いかな~ぐらい。初期設定はx4。


プリセットブラウザが使いにくいのと、UAD製品のようにプリセット数が多いプラグインに慣れていると物足りない。
UIズームは可能なので、そんなに気にならないが、ラベルの文字が小さいので老眼には辛い……

LPF : 500Hz ~ 20KHz (12dB / 6dBoct)
HPF : 20Hz ~ 5KHz (12dB / 6dBoct)
Threshold : -50 ~ 6dB
Attack : 0.1 ~ 40ms
Release : 50 ~ 1200ms , Auto
Make Up : 0 ~ 22 dB
Ratio : Soft / 2:1 / 4:1 / 10: 1
SC Filter : Off / 90Hz / 120Hz

High: 500Hz ~ 20KHz / Gain :-20 ~ +20 dB
HiMid: 20Hz ~ 20KHz / Gain : -20 ~ +20 dB
LoMid: 20Hz ~ 20KHz / Gain : -20 ~ +20 dB
Low : 20Hz ~ 2KHz / Gain : -20 ~ +20 dB
Alt Curveスイッチ
Pre Compスイッチ
サチュレーターセクションは複雑なトーンシェイプができるがシンプル。
過去にBrainworx Vertigo VSM-3 で操作がわからなくなって投げ出したことを考えるとまだわかりやすかった。
つまみが多いのに変化の具合を耳で確認するしかなく、難易度が高かったVSM-3


Input Filter : Low / Mid / HiMid/ High / Full / Track
Drive : 0 ~ 100%
Level : -20 ~ 20dB
Shape: 0 ~ 100%
Mix: 0 ~ 100%
Tube : Pentode / Triode
Style: Soft / Hard
Post Filter
VCAコンプセクションを入れると20hzあたりからゆるくカットされる

残念ながらVertigo VSS-2のプリセット数は少なめ。プリセットだけでポチポチ設定していくには少し数が足りない。
プリセットブラウザの仕組みがあまり良くなくて、Load Presetのアイコンボタンを押さないと切り替わらないので、手早く切り替えたいときには若干ストレスがある。
mixbus用と各トラックの用途にわかれたフォルダ構成になっているのでとりあえずはプリセットを当てるとVertigo VSS-2の効果が実感できる。


■動画のまとめ
(00:00) Vertigo VSS-2 プラグインの紹介。これは、Vertigo のハードウェアをモデルにした、VCA コンプレッサー、ジャイレーター EQ、チューブ サチュレーターを備えた個別のチャンネル ストリップです。
(01:29) 入力ゲイン モジュールと、選択可能なローパス フィルターとハイパス フィルター (調整可能なスロープ) を備えたフィルター セクションを備えています。
(02:00 – 05:11) VCA コンプレッサーは、ボーカル、ギター、ミックスにクリーンな圧縮を提供し、アタック、リリース、比率、メイクアップ ゲインを調整できます。低周波の影響を制御するサイドチェーン フィルターが含まれています。
(05:55) ジャイレーター EQ には、周波数選択、バンド シェーピング、コンプレッサーの前または後に配置するオプションを備えた 4 つのバンド (高、中高、中低、低) があります。
(08:08) チューブ サチュレーターは、五極管または三極管モードによるソフト/ハード サチュレーション、ドライブ コントロール、並列処理用のミックス ノブを提供します。トーン コントロール用のポスト フィルターが含まれています。
(10:04) スタイル スイッチは倍音の豊かさを調整し、出力レベル ノブは最終的な信号レベルを制御します。
(12:10) その他の機能には、ノブ コントロールのカスタマイズ、品質向上のためのオーバーサンプリング (2 倍、4 倍、8 倍)、UI ズーム オプションなどがあります。
(12:39) プリセット管理により、カスタム プリセットを保存、比較、整理できます。チャンネルとミックスバスのプリセットが組み込まれています。
(13:11) プラグインをテストするために、Mega プランを通じて 30 日間の無料トライアルを利用できます。
Vertigo は、ドイツで最高級の最新アナログ コンポーネントを使用して手作業で配線されたハイエンドの制作ハードウェアで有名です。その精度と独自の音質はプロからも高く評価されており、グラミー賞受賞者の Craig Bauer や Dave Cobb など、大物アーティストのスタジオでも Vertigo の機器が使用されています。VSS-2 は、最も評価の高いスタジオ ハードウェアの最高のパーツを組み合わせ、1 つの完全な個別のチャンネル ストリップに丹念にモデル化したものです。
VSS-2 は、VSE-2 のフィルター、VSC-3 のクアッド VCA コンプレッサー、VSE-4 のディスクリート Gyrator EQ、VSM-4 の真空管を採用しています。これらはすべて、ハイエンド アナログ コンソールの最高峰に匹敵する、入念にキュレーションされたシグナル チェーンに統合されています。サウンドを取り込み、クリーンアップ、スムージング、トーンの強化、温かみを加えます。ボーカルを引き締めたり、ドラムにパンチを加えたり、フラットなミックスに活気を与えたりするのに最適です。1 つのプラグインで完全な Vertigo ミキシング コンソールを実現できます。
Plugin Alliance Store Wide Sale – Up To 93% OFF
【2025/10/14 ~ 11/2まで 84%OFFのセール】
¥ 21,458⇒ ¥ 3,327(※価格は為替レートで変動あり)

Plugin Alliance Store Wide Sale – Up To 93% OFF
【2025/10/14 ~ 11/2まで 84%OFFのセール】
¥ 21,458⇒ ¥ 3,327(※価格は為替レートで変動あり)
Brainworx Vertigo VSS-2 Intro Sale
【2025/2/26 ~ 6/25まで 40%OFFのセール】 ¥ 25,193 ⇒ ¥ 14,916(※価格は為替レートで変動あり)
Arturia Baby Audio BestService Brainworx DTMセール DTMバンドル DTM初心者向け EDIFIER EQ Eventide Excite Audio Heavyocity IK Multimedia iZotope Kiive Audio Lo-Fi RENT TO OWN Safari Pedals Softube Solid State Logic UJAM United Plugins Universal Audio UVI アンプシュミレーター ギター音源 コンプレッサー サチュレーション シンセ チャンネルストリップ ディストーション ディレイ ドラム音源 バスコンプ パーカッション音源 ピアノ・エレピ音源 ベース音源 ボーカル用プラグイン ボーカル音源 マスタリング マルチエフェクター メーカー別 リバーブ 機材レビュー 超個性的で欲しくなるプラグイン
最新の【DTMセール】はこちら!!>>>
狙い目の特価プラグインから新作まで紹介!

☆2024年のまとめ☆
2024年ベストバイ「DTMバンドル」
2024年ベストバイ「インストゥルメントプラグイン」
2024年ベストバイ「便利なユーティリティプラグイン」
2024年ベストバイ「音楽制作補助・シーケンサープラグイン」
2024年ベストバイ「ボーカルプロセッサープラグイン」
2024年ベストバイ「サチュレーション・ディストーションプラグイン」
2024年ベストバイ「サンプラー・ドラムマシンプラグイン」
2024年ベストバイ「ミキシング&EQプラグイン」
2024年ベストバイ「マルチエフェクトプラグイン」
2024年ベストバイ「コンプ・リミッター等ダイナミクスプラグイン」
2024年ベストバイ「リバーブプラグイン」
各記事に置いてある「お気に入り記事に追加する☆」のボタンを押すことで、ブックマーク一覧からお気に入り記事を再度探しやすくなります。一覧から削除するときは Favorited済 をクリック
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
◆公開中曲
インスト曲Youtubeで公開中
歌もの曲Youtubeで公開中
◆曲のデータ販売
曲のデーター購入はこちら
◆お仕事依頼
お仕事依頼(ミックス・ギター宅録)について
この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください