ドラムンベースというジャンルは、電子音楽の中でも特に「ビートの設計」が高度に洗練されたジャンルです。170〜180BPMという超高速のテンポ、ブレイクビーツからインスパイアされた複雑なドラムフィル、液体のように流れるリキッドDnBから機械的に歪んだニューロファンクまで——その多様性と技術的な深さに圧倒されてDnB制作を諦めた経験はありませんか?
UJAM Beatmaker VOIDは、そのすべての障壁を取り除きます。10キット・20スタイル・460パターンの充実したDnBライブラリに、独自のVortexコントロールを加えたVOIDは、「ドラムンベースを作りたいが作り方がわからない」全ての制作者の入口となります。
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目次
UJAM Beatmaker VOIDとは:ドラムンベースの「多様な顔」を一つに
ドラムンベース:最もリズムが複雑な電子音楽の一つ
ドラムンベース(D&B)は、1990年代初頭のロンドンのレイブシーンから生まれた音楽ジャンルです。「ドラム(高速のブレイクビーツ)」と「ベース(重厚で深いサブベース)」の2要素が組み合わさった名前が示すように、このジャンルの核心はリズムと低音の関係性です。
外側から聴くと単純に「超高速のビート」に聞こえますが、DnBの構造を分解するとその複雑さが見えてきます。表面の速度は168〜180BPMながら、ベースラインは実質ハーフタイム(84〜90BPM相当)で動いており」、その上に複雑なシンコペーションのドラムパターンが乗るという多層構造を持っています。VOID はこの複雑なリズム構造を「すでに完成した形」で提供することで、初心者でも即日DnBのビートを制作できるようにします。
DnBの多様な「顔」:VOIDがカバーするサブジャンル
D&Bは単一のジャンルではなく、いくつかの明確に異なるサブジャンルに分かれています。VOIDはそれぞれのサブジャンルに対応したキットとパターンを収録しています。
- Liquid DnB: メロディックでなめらかなサウンド。High Contrast、LTJBukem、Nu:Tone などが代表的。ジャジーで心地よいハットとスムースな808ベースが特徴。
- Jungle: D&Bの原型。サンプリングされたブレイクビーツ(特にAmen Breakと呼ばれるサンプル)がそのまま速度を上げて使われる、最もビンテージな質感のスタイル。
- Neurofunk: 高度に歪んだ「うごめく」ベースサウンドと、機械的で精密なドラムパターンを持つ実験的サブジャンル。Noisia、Spor などが代表的。
- Classic DnB: Pendulum、Chase & Status などに代表される、ポップとDnBが融合したメインストリームスタイル。
[!NOTE] ドラムンベース (Drum and Bass): 168〜180BPMの超高速ビートと重厚なサブベースを特徴とする1990年代イギリス発の電子音楽ジャンル。ハードコア、ジャングル、レイブカルチャーを経て確立されました。 Amen Break(エイメン・ブレイク): 1969年の楽曲「Amen, Brother」に収録されたドラムのブレイクで、ヒップホップ、ジャングル、D&Bの根幹を支えるサンプルとして世界で最も多くサンプリングされた音楽フレーズ。
VOIDの核心機能:Vortexコントロールが生み出す「渦」
Vortexとは:ノッチフィルターとコンプレッションの「一体型コントロール」
VOIDに固有のスペシャルコントロールがVortex(渦)です。これは名前の通り、音を「渦の中に引き込む」ような独特のダイナミクス処理を行います。
技術的には、ノッチフィルタースイープ(特定の周波数帯域をえぐり取るフィルターが周波数を移動する処理)とコンプレッション(音量の強弱を均一化する処理)を組み合わせたエフェクトです。これを使うと:
- ドロップへのビルドアップで「吸い込まれるような」引き込み感が演出される
- ドらくの「ライザーとフォール」の表現が素早くできる
- 高速のDnBビートに「波」のような動的な変化が加わる
Vortexのスライダーを右に動かすほどこの効果が強まり、左に動かすとドライ(無処理)な状態に戻ります。ビルドアップとドロップの「落差の大きさ」を演出するのに最適なコントロールです。
マイクロタイミング:D&Bの「生きたブレイクビーツ感」
機械的に完璧に打ち込まれたD&Bビートは、しばしば「ロボットが作った音」として冷たく聞こえてしまいます。VOIDのマイクロタイミング機能は、ビートを完全な規則性から意図的にわずかにずらすことで、元のD&Bがサンプラーでブレイクビーツを使っていた時代の「人間っぽい揺らぎ」を再現します。
これにより、打ち込みによる「機械的な正確さ」を保ちながら、同時に「ビニール盤から再生されたかのような」温かみのある質感が得られます。
[!NOTE] ノッチフィルター (Notch Filter): 特定の周波数帯域だけを急激に削り取るフィルター。ハウリングの除去などで使われますが、創造的な音楽用途ではワウ効果のような周波数の動きを作るのにも使われます。 サブベース (Sub Bass): 20〜80Hz程度の超低音域のベース。スピーカーより体で感じるような周波数帯で、DnBやダブステップの「地を揺るがす」感覚の元となります。
VOIDのサウンドを深掘り:10キットの個性
RollingKit:液体のように流れるLiquidサウンド
「Rolling」という名前が示す通り、流れるように継続するリキッドD&Bのグルーヴを体現したキットです。スネアのアタックが柔らかく、ハイハットは細かくシームレスにつながっており、全体的に「丸みのある」質感を持ちます。High ContrastやLTJBukem、Logistics的な音楽性を目指すプロデューサーに最適です。
JungleKit:ビンテージブレイクビーツの質感
サンプリングされた実際のドラム録音を彷彿とさせる、ザラついた「生感」を持つキットです。Amen Break 的な構造のスネアフィルと、広いルームサウンドのキックが特徴で、90年代初頭のJungleやOldschoolなD&Bのビートを即座に再現できます。
NeuroKit:機械的で歪んだNeurofunkの世界
Noisiaや Spor のサウンドを参照した、最もアグレッシブなキットです。スネアはヘビーなコンプレッションとディストーションに晒されており、「Snare Stab(短く刺さるようなスネア)」が特徴的です。マイクロタイミングと組み合わせると、機械的ながら「生き物のような」変則リズムが生まれます。
[!NOTE] Neurofunk(ニューロファンク): 1990年代後半に登場したDnBのサブジャンル。テクノのミニマリズムとジャングルのブレイクビーツが融合し、非常に精密で実験的なリズムが特徴。Noisiaなどが代表的。 Liquid DnB(リキッドドラムンベース): 滑らかでメロディックなDnBのサブジャンル。攻撃性よりも流動感と音楽性を重視した優しい音楽性が特徴で、カフェや映像BGMにも広く使われます。
実践ワークフロー:VOIDでDnBトラックを作る
ステップ1:サブジャンルを決めてキットを選ぶ
まずどのD&Bスタイルで制作するかを決めます(Liquid、Jungle、Neurofunk、Classic)。VOIDのブラウザでそれに対応するキットとスタイルを絞り込み、テンポを170〜176BPMに設定してプレビューします。
ステップ2:メインループとフィルを組み合わせる
メインループ(繰り返すベースビート)と、フィル(変化・装飾的なパターン)を組み合わせることで、楽曲の「単調さ」を排除します。VOIDにはフィル専用のパターンが豊富に用意されており、8小節ごとにフィルを挿入するだけで楽曲に自然な流れが生まれます。
ステップ3:Vortexでブレイク演出
楽曲のブレイクセクション(ドラムが変化して一旦引いてから再び戻るセクション)でVortexコントロールをオートメーションします。ブレイクに入る時点でVortexを上げ、メインビートが戻る時点でゼロに戻すことで、「吸い込まれて放出される」ダイナミクスが自動的に演出できます。
ステップ4:Individual Outputでプロのミックスへ
VOIDのIndividual Output機能でキック、スネア、ハイハット、フィルを別々のDAWチャンネルに出力します。キックにはサブ強化のLow ShelfEQ、スネアをにはパラレルコンプで「追い打ち」をかけるなど、D&Bらしいパワフルなミックスへと仕上げます。
[!NOTE] ブレイクダウン (Breakdown): D&BやEDMなどの楽曲における「小休止」セクション。ドラムが一時的に変化・減少し、楽曲の展開に変化をもたらします。この後に再び力強いドロップや展開が来ることでコントラストが生まれます。 パラレルコンプレッション: オリジナルの信号と、強くコンプレッションをかけた信号を並列でミックスする技法。コンプのアタック感とオリジナルのダイナミクスが共存し、「太くてレスポンシブ」なドラムサウンドが得られます。
競合との比較:D&B制作で VOIDが優れている理由
ドラムンベースのビート制作には、一般的にAbletonのDrum Rackにサンプルをロードする方法、REXファイルを使ってSpeedyをコントロールする方法、あるいはFlexTimeやGroove機能を使う方法などが使われてきました。しかしこれらの手法は、ある程度の技術的知識が前提となります。
VOIDは「ゼロから自分でD&Bのリズム構造を理解して打ち込む必要がない」という点で、他のどのアプローチとも異なる強みを持っています。実際のD&Bプロデューサーが設計したパターンをそのまま使えるという「設計済みの正解を持っている」ことの価値は、特にDnBが初めてというプロデューサーにとって計り知れないものがあります。
| アプローチ | D&B制作の即戦力度 | 学習コスト |
|---|
| Beatmaker VOID | ◎ 最高 | ◎ 非常に低い |
| Abl3ton Drum Rack + サンプル | △ 中程度 | △ 中〜高 |
| REXファイル + TimeStretch | ○ 高い | △ 中程度 |
| Kontakt D&Bライブラリ | ○ 高い | ○ 低〜中 |
結論:UJAM Beatmaker VOIDはDnB制作の「最も短い道」
UJAM Beatmaker VOIDは、ドラムンベースというリズム的に複雑なジャンルへの「最も短い道」を提供します。Liquid、Jungle、Neurofunk、Classic——すべてのDnBサブジャンルに対応したキットとパターン、そしてVortexとマイクロタイミングという独自機能により、DnB制作の「技術的な障壁」を徹底的に除去しています。
これからDnBに挑戦するビギナープロデューサーにとっては「この音楽の入口」として、すでにD&Bを制作しているプロデューサーにとっては「インスピレーションの起点とプロトタイプ制作ツール」として——VOIDはあなたのDnBサウンドを次のレベルへと引き上げます。
[!NOTE] UJAM Beatmaker 3プラットフォーム: VOIDを含む全Beatmakerタイトルが稼働する統合プラットフォーム。一つのプラグインインターフェースから全タイトルが使え、インテリジェントブラウザやMIDIドラッグ&ドロップも共通機能として使用できます。
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