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iZotope Ozone12 Advancedレビュー!進化した変更点は?アップデートする価値はある?

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iZotope Ozone 12はマスタリング用のプラグイン。

搭載されたAIが自動でマスタリング処理を行い、その後の工程を素早くできるように土台を作ってくれるマスタリング向けプラグインです。

AIマスタリング機能が前に出てきていますが、マスタリングのための豊富なエフェクトモジュールが揃っていて、こだわる人にはとことん拘れる作りになっています。

カジュアルにサクッとマスタリングを済ませたい人にはAIマスタリングを。徹底的に音の調整をしたい人はモジュールを細かく調整していくツールとして、理想の音のマスタリングを目指すことができます。

自力で音楽制作の工程を最後まで持っていきたいDIYアーティストにも最適ですし、もちろんiZotope Ozoneはプロの現場でも使われています。

Ozone12 全バージョンのセール詳細はこちら

目次

iZotope Ozone 12 のセールはある? 最新セールをチェック!

iZotope Ozone 12
iZotope Ozone 12
総合評価
( 5 )
メリット
  • Ozone12になりAIの練度がさらに上昇。
  • Clarity ModuleやStem Focusなど細かいところまで調整できるように
  • UIが進化しストレスが減った
デメリット
  • Advancedはそれなりの金額になる
  • 独自のマスタリングチェーンができあがっているなら不要かも
  • CPU負荷は高め
中の人

バージョンごとにAIマスタリングの処理が良くなっているのがOzone12。
硬い印象はありますがOzone12になってAIに全部お任せでも及第点に感じるほど進化しています。

Advanced版だとモジュールを各トラックごとに使えるため、エフェクトプラグインをあまり持っていない人だとよりお得感がありますね!

iZotope Ozone 12 の購入はこちらから

購入時には少し安く購入できる方法があります。

クロスグレード・アップグレードの違い

iZotope Ozone 12は手持ちのiZotope製品によってアップグレード、クロスグレードが可能です。

■アップグレード版
・・・ Ozone10/ Ozone11 ⇒ Ozone12のようにバージョン番号が古いものから新しいものにする

■クロスグレード版
・・・ 指定されたiZotope製品をもっているとクロスグレード価格が適応される

iZotope Ozone 12を購入するときは、クロスグレード版を狙っていくと新規購入版よりやすいクロスグレード版で購入ができます。

any iZotope productと書かれている製品はクロスグレード対象になります。

■Ozone 12 Advanced

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Ozone12 Advanced レビュー

より簡単により精密になったiZotope Ozone 12

これまでOzoneのAI処理が使える・使えない派で分かれていましたが、iZotope Ozone 12はかなり精度が進化!

AI機能時のフローが選択できる

最初に目に付くのは、「AIお願いっ!」とポチしたあとに出てくる

One-ClickとCustom

のボタン。

中の人

何じゃこりゃ~~~~

One-Click

One-ClickはOzone11までのAIマスタリングで、解析後自動でモジュールが調整されます。こちらは超簡単で「One-Click」を押すだけで提案が完了します。あとは微調整すればOK!

バージョンUPとともにかなり自然な仕上がりになってきているため、iZotope Ozone 12で処理した音が、狙っている理想になっていてかっこよかったらそのままでも良いと思います。それくらい精度が上がりました。

Custom

こちらは初登場のCustom設定。

中の人

いままでなぜこれがなかったのだ……

歴代Ozoneを使ってきた人は叫びたくなることでしょう。

AIアシスタントを行うときのTargetやモジュールの有無を事前に決めておくことができます。慣れている人向きにはなりますが、Targetを切り替えると仕上がりの音がめちゃくちゃ変わります。

Targetを決めておくだけでも全然仕上がりが変わるのでこの機能はありがたい。

右側にあるダイナミクスの設定では、AIアシスタントでマキシマイザーをかけたときのLUFS値の設定が可能になりました。処理後はここで設定したLUFSの値にかなり近づきますので、LUFS値を気にしている人はかなり便利な機能です。

OzoneでLUFSを確認する場合は、IN/OUTのボタンを押してメーターTYPEを「Integrated」に合わせると
メーターの下の欄がLUFSになります。

残念な点としてはAIアシスタント後にTargetを切り替えるときの読み込み待ちの時間が増えているので、あらかじめ決め打ちしたほうが作業時間を短縮できます。

Ozone12のAI処理後の画面
Ozone11
のAI処理後の画面

早速サウンドテストです。このページではiZotope Ozone12 Advanced を扱います。

Ozone 11との違い

OzoneはAIの読み込み処理のボタンを押しただけの状態で手を加えていません。

マスタートラックにDAW標準のリミッターを+5dB しただけ
Ozone 11 AI処理のみ
Ozone 12 AI処理のみ

個人的にOzone12の方が全体のバランスがよくなったように感じます。

OzoneはTargetでジャンルを選ぶことができます。このジャンルの選択によって仕上がりが大きく変化しますので作りたいジャンルの曲に合わせて設定すると良いです。

Targetプロファイルが細分化

AI処理での精度が上がった影響なのかはわかりませんが、Ozone11比べると解析までの時間が長くなりました。またTargetを切り替えてから再調整するまでにも読み込み時間が発生します。

Targetジャンルは最初から用意されているもののほかに「Customモード」があります。これはiZotope のAudioLensで解析したデータを入れるとOzone12が自動でトーンマッチをしてくれるので、好きな曲、雰囲気を似せたい曲があったらAudioLensを立ち上げてプロファイルを保存しておき、Ozone12に読み込ませることでサクッとトーンマッチが実現できます。

Ozone12からはTargetにお気に入り機能が追加されています。好きな設定をすぐに探せます。

AudioLensは特別なルーティングの必要がなく、パソコンでSpotifyやYoutubeを流すだけで良いので非常に楽で、便利です。
iZotope Audiolens (無料)

Ozone12ではジャンルのTargetsプロファイルが細分化されました。

TargetsプリセットOzone12Ozone11
Jazz
K-pop/J-pop
Latin Pop
LoFi
Metal
Orchestral
Pop
Pop Country
Post Rock
Reggae
Reggeton
Rnb/Soul
Rock
Techno
Trap
Vocal Jazz
Cinematic
EDM
Folk
Hip-hop/Rap

モジュールが選びやすくなった

モジュールが増えてきたこともあり、Ozone12ではモジュールの追加UIが見やすく選びやすくなりました。

Ozone11

強力な新規追加モジュール

Bass Control

ミックス済みの音源に対しても、ローエンド(低音域)の豊かさやパンチを自在に制御できます。RnBやヒップホップの曲調で調整するときに最適。

Stem EQ

ボーカル、ベース、ドラムなどの各パートを分離し、ミックスファイルに戻ることなく個別にEQ処理が可能です。

下の画像の状態だと、Stem EQを使って分離したベースのみを下げています。
そのためベースの低域は下がっても、キックの低域成分は下がりません。

Stem EQ OFF

ベースの音量は下がってもキックのボリュームは下がりません。

Stem EQ Bass下げ

Stem EQでDrum 830Hzを上げています。スネアが鳴る周波数帯が持ち上がって聞こえます。

Stem EQ Drum上げ

Unlimiter

持ち上げすぎてダイナミクスが潰れた2mixサウンドの復元のためのモジュール。

Ozone12 Unlimiter

新機能

One-ClickとCustomでAIアシスタントのフローが追加

Maximizer:新しい「IRC 5」モードが追加

新規追加のマキシマイザーの「IRC 5」モードは、非常にクリアでメタルやEDMなど迫力が必要なジャンルでは大活躍するでしょう。

意図的にボリュームを過剰に上げている(LUFS -5)ので、再生前にスピーカーボリュームを下げてください。

IRC 4 – classic + 20dB
IRC 4 -Modern + 20dB
IRC 4 -Transient + 20dB

IRC5のモードだと同じボリュームでも歪が少なくクリアに聞こえます。

IRC 5 – + 20dB

Ozone 12の新機能まとめ

新モジュール:

    ◦ Clarity Module (ベースコントロールモジュール): ミックス済みの音源に対しても、ローエンド(低音域)の豊かさやパンチを自在に制御できます。

    ◦ Stem EQ:
ボーカル、ベース、ドラムなどの各パートを分離し、ミックスファイルに戻ることなく個別にEQ処理が可能です。

Unlimiter
持ち上げすぎてダイナミクスが潰れた2mixサウンドの復元

機能強化:

    ◦ Master Assistant: ワークフローが刷新され、使用するモジュールや目標ラウドネスをユーザーが指定できるようになりました。

    ◦ Maximizer: 新しい「IRC 5」モードが追加され、過激なリミッティングをしても歪みのないクリーンなマスターに仕上げることが可能です。

    ◦ ステム分離精度: 新しいニューラルネットワークが採用され、より精度の高いステム分離が実現されています

バージョンによるモジュールの違い

Ozone 12 AdvancedOzone 11 AdvancedOzone 10 Advanced
CORE
Dynamic EQ
Dynamics
Equalizer 1
Equalizer 2
Exciter
Imager
Match EQ
Maximizer
MODERN
Bass Control○ NEW
Clarity○ NEW
Impact○ NEW
Low End Focus
Master Rebalance
Spectral Shaper
Stabilizer○ NEW
Stem EQ○ NEWStem Focus 
Umlimiter○ NEW
VINTAGE
Vintage Comp
Vintage EQ
Vintage Limiter
Vintage Tape

気になる点

CPU負荷がOzone11よりかなり上がっています。Ozone11も結構高めでしたので、使う時はマスターチェーンに余計なプラグインを入れないで使ったほうが無難です。

プロジェクト48Khz, バッファー2048時

今回のアップデート内容は非常に良いのですが、その分CPU負荷も上がっているので、必ずデモってください。

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iZotope製品の体験版について⇒ https://note.com/izotope/n/n27ab92ef6f4d

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
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