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Arturia Pigments 7 セール! “音のパレット” は遂に完成形へ

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中の人

サウンドデザインのための万能型シンセ!



目次

はじめに – 未知の色を求めて

2024年の Pigments 5 が「完成形」だと思われていた中、2025年12月、Arturia はその常識を覆す Pigments 7 をリリースしました。


バージョン 6 を飛び越えたのか、それとも私の記憶違いか?(※訳注:実際にはバージョンアップのペースが早まったようです)いずれにせよ、この最新作は単なる機能追加ではありません。
「音そのものの質感」にメスを入れた、まさに “Character Upgrade” と呼ぶべき進化を遂げています。

既存ユーザーには無料アップデートとして提供されるこの太っ腹さも健在。では、Pigments 7 が私たちのパレットにどんな新しい絵の具を追加したのか、その全貌に迫ります。

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1. 視覚と直感の融合 – 新 “Play” ページ

中の人

右上にタブを選択するボタンがあるよ!

中の人

プリセットしか使わない人は正直このPlayモードがあれば十分です!

Pigment7 Play View

まず目を引くのが、刷新された Play View です。
これまでの実用的なレイアウトから一歩進み、サウンドの構造をリアルタイムで反応する ダイナミック・ビジュアライザー が搭載されました。音がうねればグラフィックも歪み、フィルターが開けば光が溢れる。
「音を見る」という体験が、これほどまでにインスピレーションを刺激するとは。

特に 円形マクロ・コントロール の視認性が向上しており、ライブパフォーマンス中の誤操作が激減すること間違いなしです。
(もちろん、低スペックPCユーザーのためにビジュアライザーOFF機能も搭載されています。Arturia の優しさに乾杯。)

中の人

画面下のメニューにビジュアライザーのON/OFFがあるよ!


2. 凶暴かつ繊細 – 3つの新フィルター

Pigments の魂とも言えるフィルターセクションに、全く新しい3つのキャラクターが加わりました。

2.1 Rage Filter – 制御不能の歪み

中の人

歪みを伴うフィルターが追加!

Rage Filterの種類

  • Diode
  • Distortion
  • SoftClip
  • Tape
  • Transistor

「フィルターにディストーションをかける」のではなく、「フィルターそのものが歪む」 感覚。5つのモードを持つこのフィルターは、フィードバックをループさせ、悲鳴のようなリードや、地を這うようなインダストリアル・ベースを生成します。
レゾナンスを上げた時の挙動はまさに “Rage(激怒)”。上品な Arturia サウンドに飽きた人には劇薬となるでしょう。

2.2 Ripple Filter – 液状化する音像

複数のオールパス・フィルターを組み合わせた、フェーザーのようなフィルターです。
しかし、ただのフェーザーではありません。音に 「液体の動き」 を与えます。パッドにかければ水面のような揺らぎが生まれ、アルペジオにかければ有機的な鼓動が始まります。
これはアンビエントやシネマティックな制作において、最強の武器になります。

2.3 Reverb Filter – 空間を削り出す

「リバーブをかけたら音が遠くなる」という常識を覆します。これは 「音を太くするためのリバーブ」 です。
Karplus-Strong 合成のような、短い残響が音色の一部となり、ベースに重厚なボディ感(Timbre-Thickening)を与えます。ただの空間系エフェクトではなく、オシレーターの一部として機能する感覚に近いです。


3. Advanced Filter FM – 変調の限界突破

地味ながら最強のアップデートがこれです。
これまでもフィルターFMはできましたが、Pigments 7 では Classic FilterEngine 1/2Mod Osc から直接 FM 変調を受けられるようになりました。
これにより、アナログシンセのような「ジュワッ」とした質感や、金属的なベル音を作る際の自由度が爆発的に向上しています。
「Serum でしかできない音」の領域が、また一つ減りました。


4. Corroder – 美しき劣化

モジュレーションでコントロールできるエロージョン(浸食)系エフェクト。

新しいエフェクト “Corroder”。名前の通り、音を腐食させます。


しかし、ただのビットクラッシャーではありません。入力信号に対して FM 変調をかけることで、「錆びついた金属」「劣化したテープ」 のような質感を生成します。
微量にかければ Lo-Fi Hiphop 向けの温かいノイズ感が、全開にすればグリッチノイズの嵐が吹き荒れます。
これ一つで、昨今のトレンドである「質感(Texture)」重視のサウンドメイクが完結します。

  • FMっぽいエッジ
  • グレイン感
  • ワイドでドライヴの効いた歪み
  • ドライの個性を残しつつグリットだけ追加 → モダンなEDM、トラップ、インダストリアル、Lo-Fi系で即戦力。レビューでは「これ1つで音が別物になる」と話題。

プリセット

Pigments7プリセット

収録プリセットは数が多いだけでなく、
今のトレンドに合った音が揃っています。

ジャンル別に探しやすく、
そのまま曲に使える完成度。

さらに、プリセットを分解して構造を学べるので、
音作りの教材としても優秀です。

プリセット数はかなり多いですが、それでも初期プリセットでは物足りない・・・なんてときは別売りのPigmentsプリセットを追加できます。複雑なサウンドを作るのが苦手な人、音作りの時間はすっ飛ばしてガンガン作曲したい人はプリセットをサクッと買っちゃった方が良かったりします。


5. 実際の使用感 – “重厚さ” は増したか?

Pigments は以前から「音は綺麗だが、EDM的な “太さ” に欠ける」という意見がありました。
しかし、今回の Rage FilterReverb Filter、そして刷新された S字カーブ・エンベロープ の搭載により、その弱点は過去のものとなりました。
特にエンベロープのアタック感が鋭くなり(Snappier)、プラック音やドラムサウンドのパンチ力が劇的に向上しています。

「Arturia はアナログエミュレーションが得意な優等生」というイメージは捨ててください。Pigments 7 は、泥臭くて凶暴な音も得意な 「不良優等生」 になりました。


6. まとめ – 終わらない進化

Pigments 7 は、新しいシンセを買う必要性を感じさせないほど充実したアップデートです。
特に Web のレビュー でも、「新しいフィルターとエフェクトがキャラクターを決定づけた」と絶賛されています。

もしあなたがまだ Pigments を持っていないなら、今が買い時です。
すでに持っているなら、今すぐアップデートボタンを押して、未知のフィルター “Ripple” に飛び込んでみてください。
そこには、まだ誰も聴いたことのない「音の波紋」が広がっています。

中の人

Pigmentsは元々「何でもできる最強ハイブリッドシンセ」でしたが、
Pigments 7で「視覚的・直感的に気持ちいい」「現代的なエッジとテクスチャが作りやすい」という部分が一気に強化されて、

中の人

「ただ強い」→「使ってて楽しい最強シンセ」に完全に進化した感じです。

あざらあし

特に「変態的な音作りも、ミックスで使える音作りも両立したい」人には、現時点で最推しシンセのひとつだと思います。

Pigments持ってる人は今すぐアップデート推奨レベルですね!

推奨ジャンル: Cinematic, Techno, Ambient, Bass Music, Lo-Fi


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この記事は 2026 年 1 月時点の情報に基づいています。価格や仕様は変更される可能性があります

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

希少種ギターメタラーDTMer
VSTレビュー公開記事・触ったDTMプラグインは1,000個以上を超える。
ギタリスト・作曲家でもあり、音楽リスナーであることから聞くのも好きでイヤホン・ヘッドホンも集めはじめる。

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