IK Multimedia のエフェクトプラグイン「Bass ONE」の使い方解説です。
トラックの低音スペクトルをコントロールするプラグイン。
いろいろなメーカーから様々なプラグインが出ているサブベースエンハンサーです。
その中でもBass Oneはかなり多機能な作りになっています。
Bass ONE
「T-RackS 6 MAX」に収録されています。
T-RackSシリーズについて
T-RackSシリーズには
- T-RackS 6
- T-RackS 6 PRO
- T-RackS 6 MAX
の3エディションがありますが、T-RackS 6 MAXはその一番上のランクに当たります。
T-RackS 6 シリーズの違いについてはこちらから。
あわせて読みたい
T-RackS6セール!通常・PRO・MAX版との違いとは?
IK Multimedia のミキシング・マスタリングプラグインバンドルである「T-RackS」がバージョン6になりました。 T-RackSシリーズには T-RackS 6 (19) T-RackS 6 PRO (40) …
目次
Bass ONE 使い方解説
低音をブーストしたりローカットして低域を調整するプラグイン。
すべてのノブは【ダブルクリック】で初期値に戻せます。
すべて「0」の状態
LO CUT
この値より低い周波数はそのまま通過します。設定範囲は10Hz~80Hzです。
HI FREQ
プロセッサーが動作を停止する周波数を調整します。この値より高い周波数はそのまま通過します。設定範囲は80Hz~300Hzです。
SOLO
ソロリスニングを有効にします。
DEFINITION:
エクスパンダーのスレッショルドを調整します。この値を上げると、処理対象帯域の拡張量が増加し、よりクリーンでフォーカスされた低域が得られます
MODE (ENHANCE)
エンハンスメント・エクスパンダーの強さを選択します。
PUSH
処理対象バンドのコンプレッション量を調整します
プラス側で使用すると上向きのコンプレッションがかかり、マイナス側で使用すると下向きのコンプレッションがかかり、PUSHノブの値に応じてRMS値が自然に増減します。
FOCUS
処理対象バンドのステレオ幅を調整します。
FOCUSを最大まで上げるとモノラル処理されます。
0:ステレオイメージはそのまま
10: すべてモノラル
Drive
処理対象信号に適用する歪みの量を調整します。
Analog
処理対象バンドに適用するサチュレーションの量を調整します。
Analogをあげていくと340Hzあたりがくぼみます。
Harmonics
ドライブとサチュレーションの倍音成分を調整します。
SUB
選択した音域の1オクターブ下に設定するピッチシフターの有効/無効を切り替えます。
メーター
マルチとスペクトラムの2つの動作モードあり。
MULTI , SPECTRUMのボタンで切り替え
T-RackS 6 MAXのレビュー
あわせて読みたい
T-RackS 6 MAX レビュー!コスパ良いDTMエフェクトバンドル!
IK Multimedia のミキシング・マスタリングプラグインバンドルである「T-RackS 6 MAX」のレビューです。 T-RackSシリーズには T-RackS 6 T-RackS 6 PRO T-RackS 6 MAX …
T-RackS 6 MAXの購入はこちら
T-RackS 6 MAX セールはこちら >>
T-RackS 6 MAX Upgrade セールはこちら >>
他のプラグインレビューはこちら
DTMレビュー
この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください