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Softube Weiss Exciterレビュー!原音の変化が極めて少ないマスタリング向けエキサイター

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目次

Softube Weiss Exciter とは?

Softube Weiss Exciter

 

Softube Weiss Exciterは、スイスの高級オーディオ機器メーカーWeiss EngineeringとSoftubeが共同開発した、世界初の「トランスペアレント・マスタリング・エキサイター」とされるプラグインです。

このプラグインは、ミックスの透明性を保ちながら、自然で音楽的な倍音を付加し、音に鮮やかさや明瞭さを加えることを目的としています。2025年6月にリリースされ、Weiss Complete Collection 2やFlow Mastering Suiteにも含まれる形で提供されています。

こんな人におすすめ

  • エキサイターをつかったときの音痩せが気になる人
  • エキサイターを使ったあとの質感の変化が気に入らず使うのをやめていた人
  • Weissシリーズのファン
Softube Weiss Exciter
総合評価
( 5 )
メリット
  • 原音を極力変化させないエキサイター
  • 必要な機能を網羅
  • プロ好みの設定幅
デメリット
  • 設定が玄人向けでDTM初心者だと変化がわかりにくい
  • 価格帯が高め



Softube Weiss Exciterセール情報

中の人

高域の強調をしたいけど、EQだと原音の感じが変わりすぎちゃうし、
サチュレーターだと歪みすぎて嫌という人におすすめ!

※Softube Weiss Exciter は Weiss Complete Collection 2 に含まれています
Weissシリーズは高いためバンドル版がおすすめです。


Softube Weiss Exciter購入はこちら >>

レビュー

それではSoftube Weiss Exciter のレビュー!

まずはじめにWeissシリーズはプロ向けマスタリングプラグインの中でも最高峰のクオリティです。そしてプラグイン単価はかなり高め。なんでこんなに高価なのか?他社のものでも良いのでは?と思うのですが、一度使ってみるとWeissに戻りたくなるんですよね。

ONにしたらすぐ良い音が出てくる!というiZotope Ozoneみたいなタイプというより、かゆいところまで手が届くタイプ。

見た目がかなりシンプルなため、パッと見ただけだと「これでこの金額なの?」という印象になりがちですが、自身のDAW環境に入れてみると良さがわかるプラグインです。必ずデモで試してみるのを推奨します。

一度使うとハマってやめられなくなるプラグインがWeissシリーズ。

エキサイターはディエッサーのように「メーカー変えてもたいして変わらず同じでしょう?」というものではなく、

「プラグインメーカー違うの使ってみたら別物やんけ!」

という現象が起こりやすいカテゴリです。そのためエキサイタージプシーをして色々新しいものが出るたびに試してしまう・・・ことが起こります。

その中でもSoftube Weiss Exciter は一区切りできるクオリティです!

エキサイターを使う意義

エキサイターについての解説はマニュアルの序文が

すばらしくわかりやすかったのでそのまま引用します。

従来のエキサイターは、通常、通常のEQを多用し、さらにごくわずかな歪みを加えるため、全体的な効果は単なるイコライザーの効果になってしまいます。確かに非常に透明感がありますが、Weiss EQ1のような専用のEQを使う方が賢明でしょう。

一方、従来のエキサイターで歪みを過剰にかけると、多くの場合、聴感上の歪みが大きくなりすぎて、あまり心地よい響きにはなりません。繰り返しますが、これらの目的には専用のサチュレーターを使う方が賢明でしょう。

つまり、EQ が多すぎるか、歪みが多すぎるかのどちらかです。

Weiss Exciter では、これらの影響を克服し、EQ 効果を最小限に抑えながら音響的に心地よい倍音を追加するために、いくつかの手段を採用しています。

https://www.softube.com/user-manuals/weiss-exciter

Softube Weiss Exciter のメリット

アダプティブ・ノンリニアリティ(Adaptive Non-linearity)

アダプティブ・ノンリニアリティは信号レベルに関わらず倍音成分が適切かつ均一に保たれます。また、
マスタリング・スイッチは歪みの基本周波数の量を減らし、「EQ効果」を軽減します

4つの異なる倍音モード

エレガントなサウンドでありながら、エキサイター効果を生み出すのに十分な倍音を生成します。さらに、フィルターは位相補償されており、追加された倍音と元のオーディオ間の位相キャンセル効果を回避します。

小難しいことがツラツラ書かれていますが、EQのように過剰に変化しないのに音抜けが良く聞こえるエキサイターにしあがったということです。

従来のエキサイターとの違い: 一般的なエキサイターはEQ処理や歪みを強く加えるため、音が不自然になる場合があります。一方、Weiss Exciterは適応型処理により、過剰なEQや歪みを抑え、透明で音楽的な倍音のみを付加。

使い方

[1] LEDランプが点灯するまでharmonicsのノブをあげていきます。赤色が時折点滅するのが望ましいですが、常に赤色が点滅するのは望ましくありません。

LEDが黄色の場合は、高調波は発生していますが、ハードクリッピングは発生していません。

[2] 上の青緑のフィルター領域を調整して、エキサイターを効かせる周波数領域を指定します。

[3] exciter amountをあげていきエキサイターのエフェクト量を調整します。
エキサイターが聞いてきて歪みが大きすぎる場合は、Harmonicsノブを下げて調整します。

exciter amountを左へ振り切るとOFFになりバイパス状態と同じになります。

サウンドサンプル

Softube Weiss Exciter OFF

Drum + Softube Weiss Exciter harmonic 5.0 / exciter amount : 1.0dB

harmonic レベルのみをUP!
シンバルの音が抜けてきます

Drum + Softube Weiss Exciter harmonic 7.0 / exciter amount : 1.0dB

フィルターの指定

中の人

スライダーをダブルクリックすると、HPフィルターの周波数値を入力できます。

青緑の上のスライダーが入力のフィルター
赤の下のスライダーが出力のフィルター

青緑の上のスライダー(Pre HP、Pre LP):入力フィルターのハイパス周波数とローパス周波数を設定します。これにより、倍音の対象となる周波数範囲が決まります。通常は2~6kHz程度に設定します。

レッドボトムスライダー(ポストHP、ポストLP):出力フィルターのハイパスとローパスの周波数を設定します。不要な倍音をカットできます。ハイパスフィルターは
プリHPよりも高い周波数に設定すると、EQ効果も抑えられます。

チャンネル設定

GangedがONになっているとCh1とCh2がリンクして動きます。

ちょっとややこしいのがチャンネル設定。

  • ステレオモード時は Ch1がLight、Ch2がRight。
  • M/Sモード時は Ch1がMid,Ch2がSide

に対応します。

2つのチャンネルを別々の値にしているときに、1画面で両方のチャンネルを同時表示できないのが好みの分かれる所です。

チャンネル間のコピーは設定画面の「Copy Ch.1 to Ch.2 / Copy Ch.2 to Ch.1 」から行います。

倍音設定

Subtle: Subtle Gain (歯車メニュー)
で設定された量だけ、倍音ジェネレーターへのゲインを下げます。

2nd : 偶数倍音を生成します。偶数倍音を少量使用すると、エキサイターのサウンドはよりスムーズで豊かになりますが、多すぎると歪みのサウンドはざらざらして壊れたものになります。

フィルター

フィルター幅を調整します。

Gentle(左):
Steep(右)

Masteringモード(Weiss Exciterを使う理由の一つ)

Weiss Exciterを使う理由の一つがこのMasteringモード。

エキサイターを使ったときのEQっぽさをなくし、透明感の強い処理を行うための機能(Weiss Exciterのコア機能の一つ)

CPU負荷はON・OFFでたいして差がないため常時ONで良いと思います。

Masteringモード OFF
Masteringモード ON

Monitor

エフェクトがかかっている音のみを聞く場合にはMonitorをONにします。

Width

Widthコントロールを調整してウェット信号のM/Sゲインを設定します。この設定は追加されたエフェクト
にのみ影響し、ドライ音には影響しません。

設定画面項目

音やグラフの細かい調整は設定画面で行います。頻繁にアクセスする項目ではないため、普段は隠れているので忘れがちですが、便利な機能が隠れています。

  • Harmonics Mode
  • 2nd Harmonic Level
  • Subtle Gain
  • Adaptive Mode ON/OFF
  • Graph Range
  • Analyzer Tilt
  • Copy ch

比較

iZotope Neutron / Ozone Exciter

iZotopeのエキサイターはNeutron ・Ozoneともにマルチバンドで区切れて、帯域ごとにサチュレーションタイプを指定できるのが特徴です。指定できる範囲が広いためベースエキサイターとしても使えます。(Neutron/ OzoneのAdvancedエディションにしていると個別のエフェクターとして使えます

プリセット

用途別にプリセットが用意されています。

Softube Weiss Exciter OFF
Drum + Softube Weiss Exciterプリセット articulartion1
Drum + Softube Weiss Exciterプリセット brilliance1
Drum + Softube Weiss Exciterプリセット mid edge1
  1. 透明な倍音処理
    • 従来のエキサイターは過剰なEQ処理や歪みを加える傾向がありましたが、Weiss Exciterは「適応型非線形処理(Adaptive Non-linearity)」を採用。これにより、信号レベルに関係なく一貫した倍音を生成し、過剰な歪みや不自然なEQ効果を回避します。結果として、元の音の質感を損なわず、倍音が「元からそこにあった」かのように自然に感じられます。
    • アダプティブモード(Adaptive Mode)をオンにすると、倍音が適切なレベルに保たれ、クリッピングや過度な歪みを防ぎます。オフにすると高レベル信号で倍音が増加し、音がざらついたり歪んだりする可能性があります。
  2. 直感的な操作性
    • シンプルで視覚的にわかりやすいインターフェースを採用。基本操作は主要なパラメータに絞られており、複雑な設定はサイドメニューに隠されています。これにより、初心者からプロまで使いやすい設計となっています。
    • 詳細な制御が必要な場合、プロ向けの高度なオプションも用意されており、マスタリングエンジニアに求められる精密な調整が可能です。
  3. 多用途性
    • マスタリング用途を主眼に置いていますが、ボーカル、ドラム、ギターなどの個別トラックやステムにも適用可能。特に、音の鮮やかさや奥行きを加えたい場合に効果的です。
    • ミックス全体に「前に出る」感覚や一体感を与える「魔法のような」効果がユーザーから評価されています。
  4. Console 1との統合
    • SoftubeのConsole 1ミキシング・エコシステムと完全互換。Console 1ユーザーは、Weiss Exciterをワークフローにスムーズに組み込めます。
  5. 高音質と柔軟性
    • 最大32bit/192kHzの処理に対応し、Weissの伝統的なクリーンで透明なサウンドを提供。
    • Weiss DS1-MK3のコードを基盤にしているため、オリジナルのハードウェアと同等の高品質な処理を実現しています。

使用シナリオと推奨ユーザー

  • マスタリング: ミックス全体に鮮やかさや奥行きを加え、音圧を損なわずに仕上げるのに最適。
  • ミキシング: ボーカル、ドラム、シンセなどのトラックに明瞭さや存在感を付加。特に、歯擦音や高域のハーシュネスを抑えたい場合に有効。
  • 推奨ユーザー:
    • プロのマスタリングエンジニア
    • 高品質なプラグインを求めるDTMクリエイター
    • Console 1ユーザーを含むSoftubeエコシステム利用者
    • 透明で自然なサウンドを重視するプロデューサー

システム要件

  • 対応OS: macOS 13以降、Windows 10以降
  • 対応フォーマット: VST3、AU、AAX Native
  • サンプルレート: 44.1、48、88.2、96、176.4、192 kHz(モノラル/ステレオ対応)
  • ライセンス: SoftubeアカウントおよびiLokアカウントが必要(iLok USBキーは不要)
  • その他: インターネット接続(インストーラーダウンロードおよびライセンス管理用)

まとめ・購入はこちら

中の人

高域の強調をしたいけど、EQだと原音の感じが変わりすぎちゃうし、
サチュレーターだと歪みすぎて嫌という人におすすめ!

中の人

Weiss Exciterの代替機種はないため、導入価値のあるプラグインです。

※Softube Weiss Exciter は Weiss Complete Collection 2 に含まれています
Weissシリーズは高いためバンドル版がおすすめです。

マニュアルはどこ?

Softubeのロゴを押して表示される「Open Maual」のボタンを押します。

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
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