目次
Pulsar 8200 は何か?
Pulsar 8200 は、Pulsar Audioが作ったオーディオプラグインで、伝説的なGML 8200パラメトリックEQのエミュレーションなんだ。
パラメトリックEQってのは、周波数帯域を細かく調整できるイコライザーのことさ。
ハードウェアのGML 8200は、1970年代にジョージ・マッセンバーグが設計したマスタリングの名機で、Pulsar 8200はそのデジタル版。VST、AU、AAX形式でDAWに挿せばすぐ使えるよ。
じゃあPulsar 8200 をインストールするだけで、あのクラシックなサウンドが手に入るの? 具体的にどうやるの?
公式サイトからダウンロードして、DAWに追加するだけ
Pulsar8200のインターフェースはわかりやすいから、初心者でも直感的に触れられるんだ。
Pulsar 8200 を導入する理由:個性的な特徴で差がつく
Pulsar 8200 を選ぶ理由って、何がそんなに特別なの? 他のEQプラグインじゃダメなの?
Pulsar8200の魅力は、並列フィルター回路とユニークなフィルターデザインにあるよ。
これで音のシェイピングが滑らかで、自然な響きになるんだ。
GML 8200のオリジナルを忠実に再現しつつ、プラグインとして使いやすくした感じ。
実際、アナライザーを見ながらEQバンドを調整できるアナログイコライザーのプラグインは数が少ないので大活躍するよ!
UADなど古い機材を”できるかぎりそのまま再現する”メーカーではこのアプローチは取らないからね。
Pulsar8200は非常にクリアなサウンドで、イコライジングさせたとき、音色が変わってほしくないときに大活躍。マスタリングEQの名前は伊達じゃない。
Pulsar 8200セール情報
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Pulsar 8200 レビュー (Ver.1.1.5)
Pulsar 8200
メリット
- 操作感が非常に良くクリアな音のパラレルイコライザー
- L,R個別に5バンド設定できる(L,R同期設定可能)
- オーバーサンプリング、MS処理もバッチリ
Pulsar 8200 が手元にあれば、ミックスやマスタリングのクオリティが格段に上がるよ。具体的には、音の透明感が増して、全体のバランスが取りやすくなるんだ
Pulsar 8200の利点をざっくりと!
良い点
- L,R個別に5バンド設定できる(L,R同期設定可能)
- バンド幅はShelf,Bellのみ
- AutoGainあり
- ソロモードあり
- ハイパス、ローパスは4バンドとは別に設定できる
- M/S処理できる
- オーバーサンプリングx8まで
悪い点
- ダイナミックEQはついていない
- EQプラグインとしては負荷が高め(オーバーサンプリング時)
- 導入価格は高め)
Pulsar8200にはアナライザーがついていて、アナログEQをデジタルEQのように画面を見ながらイコライジングできるのが便利なところ。
デジタルEQに慣れているとアナライザーがないと結構不便なんですよね…アナログEQは音は良いけどどの帯域を触っているのかわからなくなる…って人にはこの機能は非常にありがたいです。
使わない場合は、右上のウィンドウ切り替えを押すとアナライザーを閉まってコンパクトにできます。
使えるバンドは横並びになっている「LF,LMF,MF,HMF,HF」の5バンドに加えて、
下に並ぶ「HP,LP,Sub,Air」のバンドが独立して使えます。またTiltEQも利用できます。
■Subフィルター
Pultec EQP-1AなどのパッシブEQのブースト/カットコンボにヒントを得た「Sub」フィルターにより、従来のシェルフフィルターのような「濁り」のないローエンドをブーストします。
■Tiltフィルター
低音と高音のバランスを微妙に調整するために、20Hzから20kHzの間で一定のスロープからなる「Tilt」フィルター
■Airフィルター
Pultec EQP-1AなどのパッシブEQのブースト/カットにヒントを得た「Air」フィルターにより、従来のプレートフィルターのような「攻撃性」なしに高音域をブーストすることができます。
各バンドのON/OFFはLEDのランプをクリックすることでON/OFFできます。
使う時に役立つのは「A/B」比較ボタン。多くのプラグインに実装されている機能で、設定を一時保存しておき素早く2タイプを比較したいときに便利です。
数値入力する場合はノブの下のラベルをクリックすると、数値入力モードになります。
バンド上のメニューウィンドウからも数値入力可能
オートゲインに加えてディエッサーが付いているのも嬉しい機能です。
M/S処理
中央下にある MID/SIDEボタンを押すとM/S処理モードになります。(左側がMid,右側がSide)
オーバーサンプリングあり
最大8倍までのオーバーサンプリングに対応しています。
プリセット
プリセットは用途・楽器別に分かれています。
Pulsar 8200 をどう使うのが良い? 適した音楽ジャンルも
Pulsar 8200 の使い方のコツを教えて。どんなジャンルにぴったり?
Pulsar 8200 の使い方は、まずマスタリングチェーンに挿すのがおすすめ。ステップバイステップで言うと、1. 全体のスペクトラムを分析ツールで確認。2. 低域を40-80Hzでシェルビングブースト(端から徐々に持ち上げる調整)。3. ミッドを200-500Hzでディップ(凹ませて)クリアに。4. ハイを10kHz以上でエア感を加えるよ。
Pulsar 8200 は幅広いけど、特にロックやポップ、EDMに活きるね。ロックのギターソロでミッドを精密にカットして抜けを良くしたり、ポップのボーカルでハイを滑らかにブースト。EDMのベースラインなら、低域のダイナミクスをコントロールしてパンチを出せるよ
他機種の比較 Pulsar 8200 VS Pulsar Massive
Pulsar8200 (紫)とPulsar Massive(赤)の初期状態
Pulsar8200 、Pulsar Massiveもどちらもマスタリング向けのEQですが、サウンドだけでなく機能面での違いがあります。Pulsar MassiveにはDriveのつまみがあり、歪成分を追加できる仕様。
クリアなEQ処理という面を優先するならPulsar8200、アナログ機材に通してイコライジング処理した感じを残したければPulsar Massiveの方が良いでしょう。
バンド数はPulsar8200の方が多く、TiltEQやAir,Sub専用のノブが用意されています。
TiltEQをあげた設定
アナログ機材のプラグインで「アナライザー付き」の仕様になっているのは、デジタルEQを使い慣れている人からすると大変便利な機能です。つまみだけだとどの帯域を操作しているのか?判別しにくいときがあるためこの機能はありがたいです。また動作もサクサク動いてくれるので設定しやすいのもEQとしての評価が高いところ。
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