MMicSimを使用すると、既存のマイクからの信号を、
100種類以上のビンテージ、モダン、スタジオ標準モデルのリアルなサウンドに変換できます。
MeldaProductionのMMicSimは、2025年12月にリリースされた新しいマイクシミュレータープラグインです。
MeldaProductionプラグインスイートのバージョン17.07に収録されます。
目次
MeldaProductionのMMicSimとは?
MeldaProductionのMMicSim
既存のマイク信号を、100種類以上の高級マイク(例: Neumann M49、Telefunken ELA M251などのヴィンテージやモダンモデル)の特性に変換するツールで、無響室での精密測定データを基に、シンプルなEQマッチングを超えた自然なシミュレーションを実現しています。
インターフェースが非常にシンプルで、
「ソースマイク(Your Mic)を選んで、ターゲットマイク(Desired Mic)を選ぶだけ」で即座に効果が得られるのが最大の特徴です。
MMicSim 主な特徴
* 大規模なデータベース: 100 種類以上のマイクが即座に利用可能。
* スマート コントロール: スムーズネス (デフォルト 20%) を使用してスペクトルの不正確さと共鳴を解消し、独自のアルゴリズムによるドライ/ウェット コントロールを使用して処理の強度を調整します。
* 多用途: ボーカルに高級なチューブ サウンドを加えたり、ドラム セッションを再マイク録音したり、ギター アンプでさまざまなリボンを試聴したりするのに最適です。
1. 基本的なワークフロー(最速で使う方法)
- プラグインをインサートしたら、すぐに:
- Your Mic: 実際に録音に使ったマイクモデルを選択(リストにない場合は近いものを選ぶか、”Flat”や汎用を選択)。
- Desired Mic: 目指す高級マイクを選択。
- これだけで変換が完了。オートゲイン機能でレベルが自動調整されるので、音量差を気にせず試せます。
- 効率Tip: 複数の候補を素早く試すために、A/B比較機能を使って切り替えながら聴く。プリセットも活用して素早いスタートを。
2. 細かい調整でより自然に仕上げる
- Smoothnessコントロール: シミュレーションの強さを調整。低めで微妙なニュアンス追加、高めで大胆な変化。共振ピークを抑えて滑らかにしたい場合に有効。
- Dry/Wetノブ: 変換の強度をブレンド。100%でフルシミュレーション、部分的に混ぜてオリジナルを残す。
- Spectral Refinementツール: スペクトルを微調整(詳細は公式マニュアル参照)。
- 効率Tip: 最初はSmoothnessを中間値(50%前後)から始め、耳で調整。過度に強くすると不自然になるので、微調整を優先。
3. おすすめの適用シーンとTips
- ボーカル: ダイナミックマイク(例: SM57)をコンデンサー(U87など)のエアー感に変換。ポストプロで即座に高級感を追加。
- ドラム: スネアやキックのキャラクターを変更(サンプルトリガー不要で「再マイキング」風)。
- ギターアンプ: キャビネットに違うマイクを仮想的に当ててトーンを試す。
- その他楽器/修正: 録音ミス修正やクリエイティブなテクスチャ追加に。
- 効率Tip:
- 複数のトラックで同じソースマイクを使う場合、インスタンスをコピーして一貫性を保つ。
- モジュレーションオプションでダイナミックに変化させる(高度な使い方)。
- ライブラリが今後拡大予定なので、定期的にアップデートを確認。
4. 注意点と高度な活用
- ソースマイクがリストにない場合、近いモデルや”Generic”を選んで近似。
- ダイナミクス応答を保つ設計なので、コンプレッサー前後に挿入して試すと良い。
- 公式のウォークスルー動画(YouTubeやフォーラムにあり)でインターフェースを確認すると理解が早い。
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