YOUTUBEの動画を作るのに欠かせないのが声を入れるための「マイク」です。
映像は少し荒くても見られるけど音が極端に小さかったり、クリップ音や衝撃音がところどころ入っている動画は見ているとストレスを感じてリスナーに閉じられてしまいます。
音の占める重要度は、動画を見ている人にとって非常に大事な要素です。
YOUTUBEを見ていて、この人の声が良く録音できているな~という動画には気が付きますか?
そのときにチェックしたいのが「録音マイク」です。
話し声を入れるためだけなので、歌入れや楽器録音とは違いエントリーモデルでも声を拾いやすいのがポイント。もちろん良い機材を投資した方が「FMラジオのパーソナリティーのようなカッコいい声」が残ります。
目次
最近良く見かけるマイク~ポッドキャスト向けダイナミックマイク PODMIC
海外は日本以上に「ポッドキャスト(ネットラジオ)」の文化が根付いていて、YOUTUBEで動画コンテンツを配信しつつ同じ内容をポッドキャスト配信している事例が多いです。
これにはビデオポッドキャストの流れが来ていることも影響しているようです。
最近ゲストを迎えた形のインタビューYOUTUBEで見かける頻度が上がっているのがこちらのマイク。
Rode Pod Mic
下の2つの動画ではRode Pod Micが利用されています。
ボイスチャットやライブ配信にも最適。ただ重量が937gと重めなためマイクアームやマイク台は必須。
また出力インピーダンス:320Ωということで、マイクプリのついたオーディオインターフェースはあった方が良いです。
RODE
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挑戦的な機種 LEWITT ( ルウィット ) / RAY
挑戦的な機能をつけて注目されている元AKGのスタッフが作ったメーカーLEWITT ( ルウィット )
2024年に出た「LEWITT ( ルウィット ) / RAY」がかなりナレーションやポッドキャストに役立ちます。
機能を見る限りゲーム実況のような声の音量差が激しい配信が1番向いてそうです。
通常のマイクだと、マイクとの距離が離れると音量が下がりトーンが暗くなっていきますが、 LEWITT ( ルウィット ) / RAYではマイクとの距離に応じて、音量(ボリューム)だけでなく、音色(トーン)までも自動調整してくれるAURAセンサーテクノロジー機能があります。
マイクとの距離を気にしなくて良い
非常に気楽な気分でレコーディングができるマイクです。マイク自体の音質はLEWITT LCT 440 PUREと同じアナログ回路を搭載しています。
LEWITT
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Shure MV7X+
YOUTUBE撮影用途で人気になった Shure SM7Bをベースにもっとポッドキャスト向けに趣向を切り替えたマイク。
通常版とShure MV7Xと MV7X+があり、違うのは MV7XではUSB接続も可能です。
USBマイクとして使える手軽さが1番の利点です。
SHURE
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Electro-Voice ( エレクトロボイス ) / RE20
Spitfire Audioの動画を見るたびの「このでかいマイクは何?」と思ってしまったものです。
Electro-Voice ( エレクトロボイス )というメーカーの「RE20」
Electro-Voice は1927年創業の歴史あるメーカーで、海外ではTV・ラジオ等で使われてきた著名な機種。
Shure SM7Bと低音の拾い方の傾向が似ていることから良く比較されています。
近接効果を無くし背面の周波数特性を同じにするVariable-Dカプセルが売りで、ナレーション入れのためのボイスオーバーのほか、低音をはっきり拾ってくれるためバスドラムやベースの集音にも使われます。
Shure SM7Bと同じインピーダンス:150Ωですが、50/150/250Ωと切り替えが可能。Shure SM7B同様にCloudlifterのようなマイクプリはあったほうが良いです。(SM7Bの公式推奨プリアンプゲインは60dB以上)
ちょうどSM7BとRE20を比較している動画が見つかりました。
ゼンハイザーMD441の音量を軸にして比較している動画で、SM7Bでは8dB上げているのに対し、RE20では1dB音量を上げています。
Electro-Voice
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音質は非常によいのですが、ダイナミックマイクとしては価格帯が高いので、投資には思い切りが必要。
音質傾向を似せたまま価格帯を落とした後発の「Electro-Voice RE320」があります。
YOUTUBEでやたらおすすめされているShure SM7Bはさっぱり自分に合わなかったので、別の選択肢があるのは良いですね。
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