Cherry AudioからTrident Mk III Synthesizer が登場!
Trident Mk III SynthesizerはKORGのヴィンテージシンセ「Trident 」のサウンドをプラグインで再現したモデル。
クラシックなKorg Tridentの魂を現代風にアップデート!80年代の暖かいアナログサウンドが蘇ります。
Trident Mk III Synthesizer
目次
まず、Trident Mk III Synthesizerって何? 基本をおさらい
引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d7/Korg_Trident_MkII.jpg
Trident Mk III Synthesizerは、Cherry Audioが2025年にリリースしたソフトウェアシンセだよ。
KORGから出ているTRIDENTシリーズは「TRIDENT MkII」までしかなく、Mk IIIはCherry Audio側が付けた名前ですね。
元ネタは1981年のKorg Trident Mk Iで、ポリフォニックなアナログシンセ、ストリングマシン、ブラスセクションの3つが一体化したマルチティンバル(多音色)マシン。
1つのキーボードで、シンセの太いリード音、ストリングのゆったりしたパッド、ブラスのパワフルなホーンサウンドを同時に鳴らせるんだ。僕のオススメは、まずはデモ版をダウンロードして、プリセットの「Orchestral Layers」を弾いてみること。キーボードの低音域にストリングを割り当てて、高音にブラスを重ねると、映画みたいな壮大なBGMがすぐできちゃうよ。
なんでTrident Mk III Synthesizerを選ぶの? 個性的な特徴がヤバい!
正直、シンセって山ほどあるけど、Trident Mk III Synthesizerの魅力は「オールインワン」の多才さだよ。なぜこれ? それは、3つのセクション(Synthesizer、Brass、Strings)が独立して動くのに、グローバルにミックスできるから。暖かいアナログトーンが、デジタルシンセじゃ出せない深みを出してくれるんだ。
個性的な特徴1: マルチティンバル設計 各セクションが別々の音域に割り当て可能。たとえば、左手にストリングのパッド、右手にシンセのリードをスプリット配置。なぜ選ぶ? 1台でオーケストラみたいなレイヤーを作れるから、トラックをシンプルに保てるよ。実践例:FL StudioでTrident Mk III SynthesizerのQuick Split機能を使って、低域(C2-G3)にStringsを、中域(A3-C5)にBrassを割り当て。ドラムの上に重ねて、EDMのドロップ部分を強化。ドラッグ&ドロップでゾーン調整できるから、5分で完成!特徴2: 拡張されたエフェクトとモジュレーション オリジナルにはなかった17種類のエフェクト(コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、7バンドEQとか)をチェインでカスタム。LFOでエフェクト全体をモジュレートできるのも新鮮。なぜこれ? ビンテージの暖かさを保ちつつ、現代のプロダクションにフィットするんだ。実践例:Stringsセクションにリバーブとディレイをチェインして、空間を広げてみて。LFOをEQに割り当てると、フィルターが息づくように揺れて、チルなアンビエントトラックがすぐ生まれるよ。プリセット保存機能で、次回も再利用可能!特徴3: ステップシーケンサーとデュアルアルペジエーター 16×2のポリフォニックシーケンサーと、4モード(Arp, Leap, Order, Random)のアルペジエーターが付いてる。スウィングやランダムネスでグルーヴ調整も。なぜ選ぶ? ライブパフォーマンスやループ作成が超楽。実践例:AbletonでシーケンサーをBrassに適用して、シンプルな8ステップパターン(C-E-G-Bbの繰り返し)を作ってみ。Randomモードで少し崩すと、ジャジーなリズムが生まれる。キーボードでリアルタイムにオーバーダブして、即興ソロを追加!
旧バージョン(Mk I/II)と何が違う? 進化がスゴい!
オリジナルKorg TridentはMk I(1981年)とMk II(1982年)があるんだけど、Trident Mk III Synthesizerはこれらをベースに、Cherry Audioが大幅アップデートしたバージョンだよ。ハードウェアのクセ(チューニング不安定とか)を解消しつつ、現代機能満載。
項目 Mk I/II(オリジナル) Mk III(Cherry Audio版) エンベロープ Mk I: 共有ADSRのみ。Mk II: VCF/VCA別ADSR追加 フル独立ADSR + モジュレーション拡張。より細かい音作り可能 メモリ Mk I: 16ユーザー。Mk II: 32ユーザー 380以上のプリセット + 無制限保存。DAW連携でエクスポート楽 エフェクト 基本フラنجャー/アンサンブル 17種類チェイン + LFOモジュレーター。リバーブやEQで現代サウンド パフォーマンス ジョイスティック中心。ポリフォニー8声 ベロシティ/アフタータッチ対応 + デュアルアルペジ + シーケンサー。ライブ向き 使いやすさ ハードウェアの重さ/メンテ大変 プラグインで軽快。MIDIマッピングでコントローラー即連動
Cherry Audioの良さ
オリジナルを触ったことがある人だと、実機との違いは感じられるそうですが、触ったことがない世代からすると違いがわからず当時のシンセサウンドを十分に再現できている内容です。
扱っているソフトシンセのほとんどはヴィンテージシンセに該当するクラッシックなモデルばかりで、この点に特化したブランドになっています。
往年のシンセポップやテクノサウンドを再現したい人は要チェック!
そして価格もかなり抑えられているので導入しやすいのも魅力的です。
Cherry Audioは非常に多くのシンセラインナップが用意されているので、シンセ好きならハマるものが見つかるはず!
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