【2025年】DTMプラグインブラックフライデーセールまとめ



Xでは誰得ギター( @daretokuguitar )のアカウントで最新のDTMプラグインセール情報を発信中。
ついにTunecore Japanからサブスクプランの「Unlimtedプラン」が登場し、早期アクセス(ベータ版)に選ばれたので「Unlimtedプラン」を使ってみました。
「Unlimtedプラン」へ乗り換えるため、他社のディストリビューターはすべて停止し、Tunecore で一括管理する方針に切り替えました。
Unlimtedプランの結論としては
◎「スターター」でシングル・EP形式で年間3曲以上配信するならお得!(EPは2~5曲で構成される配信方式)
◎安く済ませたいなら「スターター」
◎アルバム曲数を6以上にしたい・歌詞や速報レポートなどTunecoreの機能を使いたいなら「スタンダードプラン」
◎名義分けしたい・サブミット申請したいなら「プロ」
◎法人はエンタープライズの一択
◎最短日数で配信したい人にも良い
※早期アクセス(ベータ版)の内容のため本リリースされてからは内容が変わる場合があります。
※本ページの計算は2025年1月30日時点の利用料で算出
※金額はすべて10%税込表記
Unlimitedプランは管理画面が別になるようです

Unlimitedプランをアップグレードはできるけど、ダウングレードはできないので
結構悩みました。

リリース前の決済画面。Pay Per Releaseのプランの場合、この画面で金額選択をします

中の人縛りがあるので、自分の配信計画に合うか事前チェックが必須です
かなりややこしいので先に見ておく必要あり❗️
音楽配信プランとは?UnlimitedプランとPay Per Releaseプランの特徴
現時点(2025-08-29)時点の内容です。
※Unlimitedプランをアップグレードはできるけど、ダウングレードはできない
※現時点ではUnlimitedプランに切り替えた後、Pay Per Releaseプランに戻すことはできませんのでご注意ください。
※ 音楽配信プランの併用はできない。
一部のリリースをPay Per Releaseプランに、他のリリースをUnlimitedプランにすることは不可。
先に Unlimtedプランに感じたデメリットから。
1つは価格のコストの問題です。
アルバム1枚リリースぐらいの価格かな?と予想していたらだいたい予想通りだったのですが、プランの中身が細分化してくるとは思っていませんでした。
先にLANDRのような海外配信サブスクを利用していたこともあってちょっと驚いたのと残念感がありました。
Unlimtedプランは
年間固定料金で無制限リリース。そして収益100%還元が売りです。
日本のディストリビューターだと収益100%還元はTunecoreのみのため、ここに惹かれるかが最初の分岐点だと思います。
| スターター | スタンダード | プロ | エンタープライズ | |
|---|---|---|---|---|
| 年額 | 4,400円 / 年 | 9,900円 / 年 | 23,100円 / 年 | 110,000円 / 年 |


エンタープライズプランは法人向けのため省きます。
音楽配信を経験した人だと痛感することとして、
アマチュアアーティストにとっての最初の困難な壁が【年額コストを音楽配信のみで回収する】
ということ。
Spotifyの場合は年間1000再生いかないと収益分配金をもらえなくなってしまったので余計大変です。
2024年4月以降は、過去12ヶ月間で再生数が1,000回以上の基準値に達している楽曲のみが、録音された音楽を対象とするロイヤリティプールの計算に含められます。
https://support.spotify.com/jp/artists/article/track-monetization-eligibility/
著作権管理代行登録までしてYOUTUBE Content IDの紐づけをしておけば収益化の足しにはなりますが、それでも年額4,400円の売上を配信だけで稼ぐのは難易度が高いです。知名度がないのであれば、この壁については理解しておかないといけません。


「スタータープラン」の場合4,400円(年額)ということでちょうど(・∀・)イイネ!!と飛びついたわけですが、プラン詳細を見るとアルバムの上限曲数が「5」と制限がかかっています。また登録できるアーティストは1つのみ。
また予約プロモーション・リリースのサブミット申請をする場合は一つ上のプラン「スタンダードプラン(9,900円(年額)」にするしかありません。
毎回10曲ぐらいのフルアルバムでリリースしたい!と考えている人だとスタータープランは不適合になり、スタンダードプランより上にするしか無くなります。
「スタータープランでEPの曲数しかないのは、プレイリストにのったり、リコメンドで発見してもらう確率を上げるため現在のリリース方式が1曲ずつリリースサイクルを早めていく方式に変わっているからでしょう。
それだとフルアルバムの曲数が必要ないので、短いリリースサイクルのほうが良いんですよね。
これは運用方針の問題になるので、自分の活動方針と違うと思うならなにかを諦めるしかないでしょう。





Unlimited切り替え時に、メインアーティストを3人に分けて配信している場合、【プロプラン+追加アーティスト料金(2,750円)】がかかるので注意
スターターとスタンダードプランはアーティストが1名で固定。
そのため違う音楽ジャンルだから名義分けしたい!と考えている場合には
必然的にプロプランになります。
※各曲でフィーチャリングアーティストとしてで登録しているアーティストはメインアーティスト扱いにはならない
アーティスト数にも関連することで、
音楽配信プラン(1枚単位の課金でリリースするPay Per Release)の併用ができません。
一部のリリースをPay Per Releaseプランにし、他のリリースをUnlimitedプランにすることはできない。またUnlimitedプランに切り替えた後、下位のプランにダウングレードすることができない縛りがあります。
Pay Per Releaseプランで配信済みの曲をUnlimtedプランにすると、現在配信中の曲がすべてUnlimtedプランに移行されます。
移行前に2つのアーティスト名義で配信している場合、Unlimtedプランに乗り換えるとプロプランの一択になります。配信停止処理してアーティスト数を減らせば、スターター、スタンダードが選べるようですが、自分で勝手に配信停止できるボタンがあるわけではなく、毎度Tunecoreサポートに問い合わせしないといけないのはちょっと面倒です。
サブミット申請ができるのはプロプランから。サブミットに比重を置いている人だと敷居が上がります。
Unlimtedプランに乗り換えるため、以前利用していたLANDRを解約する方針に決めたのですが、LANDRはアーティスト数の縛りもないし毎年かかるコスト面での対応(5,000~6,000円程度/年))は良かったです。
サポートは日本語対応できたのでサポート周りでは苦労しませんでした。
LANDRにも不満はあり、言語が一致していないと配信できない縛りや、インスト曲でYOUTUBE Content IDの取得に失敗する曲があったことがありました。
決定的だったのは「配信先のストア数が他のディストリビューターより少ない点」と収益がおそらくPaypal経由での入金になるので「税金計算が大変になりそうだという点」です。
振込前に電子税金情報フォームの登録をしないといけないめんどくささもありました。まあ出金できるほど収益化ができなかったので大赤字なので辞める決心がついて良かったです。
続けてTunecore Unlimtedプランのメリット。
これまでTunecoreを使ってきて機能をフル活用したいユーザーなら、このプランはありがたい設定です。
何しろ通常プランの場合、リリースごとに毎回費用がかかっていたため。
EPまでの曲数で作ったら即配信したい!と考えているならUnlimtedプランは非常に魅力的です。
Tunecore Unlimtedプランの最低グレードであるスタータープランと年一回アルバムリリースするPay Per Releaseプランはだいたい同じ金額です。
昔あったEPでの配信がなくなっています
| 配信期間 | シングル (1曲) | アルバム (2曲~50曲) |
| 1年間 | 1,551円 | 5,225円 |
| 2年間 | 2,915円 | 9,416円 |
| 3年間 | 4,169円 | 13,607円 |
毎年1枚アルバムを追加リリースしようとした場合、Tunceoreは一回の払い切りではなく毎年予算がかかるため、
年を追う事にリリース維持費用が上がっていきます。
シングル (1曲) 1,551円
| 終了時合計費用 | 合計曲数 | Tunecore Pay Per Releaseプラン | Tunecore Unlimtedプラン (スターター) |
|---|---|---|---|
| 1年 | 12 | 18,612円 | 4,400円 |
| 2年 | 24 | 37,224円 | 8,800円 |
| 3年 | 36 | 55,836円 | 13,200円 |
| 4年 | 48 | 74,448円 | 17,600円 |
| 5年 | 60 | 93,060円 | 22,000円 |
| 6年 | 72 | 111,672円 | 26,400円 |
アルバム(6曲以上)で一枚リリースする場合は スターターUnlimtedプランは使えない
| 終了時合計費用 | 合計枚数 | Tunecore Pay Per Releaseプラン (毎年更新) | Tunecore Unlimtedプラン(スターター) | Tunecore Unlimtedプラン(スタンダード) | Tunecore Unlimtedプラン(プロ) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1年目 | 1 | 5,225円 | 4,400円 | 9,900円 | 23,100円 |
| 2年目 | 2 | 10,450円 | 8,800円 | 19,800円 | 46,200円 |
| 3年目 | 3 | 15,675円 | 13,200円 | 29,700円 | 69,300円 |
| 4年目 | 4 | 20,900円 | 17,600円 | 39,600円 | 92,400円 |
| 5年目 | 5 | 26,125円 | 22,000円 | 49,500円 | 115,500円 |
| 6年目 | 6 | 31,350円 | 26,400円 | 59,400円 | 138,600円 |
Tunecore Unlimtedプランとは別料金になりますが、カラオケ配信登録代行、ビデオ配信対応しているのは地味に大きなメリットだと考えています。特にカラオケは配信してみたいという人も多いでしょう


Tunecoreを使っていて有料サービスの良さだなと実感させられるのが配信ストアまでの審査のスピード感。
サブミット申請をする場合は最短2週間程度後になってしまいますが、サブミットしない前提なら最短1日、長くても2日で審査が通ります。これは私の実体験からのデータです。
他の無料で配信できるディストリビューターだと、2,3週間後まで伸ばされてしまうことがあるので、この点は有料プランの強みだと感じました。
MVも試してみましたが、MV審査は2,3日必要になります。
作った曲をすぐに世界配信してみたい!と思っていても、登録してから数週間待たされるのは地味にテンションが落ちるものです。その間に宣伝媒体を作れる猶予があるという前向きな考えもできますが、スピード感を大事にしたい人にはありがたいですね。また
金額面以外ではサポート体制が充実しているのも大きなメリット。
何度かメール問い合わせしたことがありますが、即日返答が来ています。
また、審査から配信ストアに上がってくるまでの日数は他のディストリビューターと比べてダントツに早いです。


Unlimitedプラン各プランの比較
| スターター¥4,400/年選択不可 | スタンダード¥9,900/年選択不可 | プロ¥23,100/年利用中 | [法人]エンタープライズ¥110,000/年選択不可 | |
|---|---|---|---|---|
| 配信ストアへ無制限リリース (100%還元) | ※全ストア選択のみ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ディスカバリーサービスへ無制限リリース (20%手数料) | ※全ストア選択のみ | ◎ | ◎ | ◎ |
| YouTubeコンテンツ収益化サービス & Facebook Music プロダクト (20%手数料) | ※全楽曲登録のみ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 最短配信開始日 | 最短10日配信 | 最短2日配信 | 最短2日配信 | 最短2日配信 |
| メインアーティスト数 | 1 | 1 | 2& 無制限 | 2& 無制限 |
| メインアーティスト追加の利用料金(税込) | 追加不可 | 追加不可 | 1名あたり¥2,750/年 | 1名あたり¥2,750/年 |
| 確定レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| Apple Music for Artists ファストパス認証 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| Amazon Music for Artists ファストパス認証 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| YouTube 公式アーティストチャンネル ファストパス認証 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| LINE MUSIC for Artists ファストパス認証 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| VOCALOID (その他音声合成ソフト) の利用 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 最大アルバム楽曲数 | 5 | 15 | 50 | 50 |
| カスタムISRC | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| カスタムJAN/UPC | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| カスタマーサポート対応時間 | 5 営業日 | 3 営業日 | 2 営業日 | 2 営業日 |
| 楽曲のショート/視聴開始位置の設定 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| LinkCore | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| アーティストマイルストーン通知 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| チャートイン/プレイリストイン通知 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ダウンロード販売価格の設定 | ◎ | ◎ | ◎ | |
| 歌詞追加 | ◎ | ◎ | ◎ | |
| 予約プロモーション (iTunes Store Pre-order / Spotify Pre-Save / YouTube Shorts Preview) | ◎ | ◎ | ◎ | |
| カスタムレーベル名 | ◎ | ◎ | ◎ | |
| 配信開始希望日の設定 | ◎ | ◎ | ◎ | |
| スプリット | ◎ | ◎ | ◎ | |
| 速報レポート | ◎ | ◎ | ◎ | |
| TuneCore クリエイターズ | ◎ | ◎ | ◎ | |
| サブミット | ◎ | ◎ | ||
| チーム | ◎ | |||
| チームメンバー数 | 2& 追加無制限 | |||
| チームメンバー追加の利用料金(税込) | 1名あたり¥11,000/年 |
■Big Up
費用:配信無料
還元率:ストリーミング (受領額の70%ダウンロード) / 受領額の83%
■narasu
費用:無制限配信プラン年間1,320円 (中途解約は1,320円かかる)
還元率:90%
■EggsPass
費用:配信無料
還元率:80%
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☆2024年のまとめ☆
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2024年ベストバイ「便利なユーティリティプラグイン」
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2024年ベストバイ「ボーカルプロセッサープラグイン」
2024年ベストバイ「サチュレーション・ディストーションプラグイン」
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