Detroublerは W. A. Productionのマルチエフェクトプラグイン!
バス・トラックにMixBossをいれてミックスでかかる処理の手間を簡略化してしまうプラグイン。
トップダウンミキシングの手法を使うためのプラグインで、音をまとめ上げるマルチバンドエンハンサーとイコライザー、そしてモニター、スマホのスピーカーを切り替えられる簡易スピーカーシュミレーターが搭載されています。
Andrew Wade Bus Glue,God Particle,ADAPTR Hype,Masterplanといった便利なマルチエフェクターを好んで利用している人は要チェック!
目次
トップダウン・ミキシングとは
トップダウン・ミキシングとは、ミックスバスやマスターを通して、トラックの音響特性を最初から作り上げていく手法です。
個々のトラックに処理を施すのではなく、トップダウン・ミキシングでは、EQ、コンプレッション、その他のエフェクトを最初から曲全体に適用します。このように最初から音色特性を設定することに重点を置くことで、より一貫性のある音楽的な最終ミックスが完成し、作業時間が大幅に短縮されるだけでなく、個々のトラックのミキシングにおける選択にも役立ちます。
Mixbossは、ミックスのボトムではなくトップから作業を開始するトップダウン・ミキシング・ワークフローに特化して開発されています。スネアドラムのEQに何時間も悩む代わりに、まずは曲全体の雰囲気を作り上げます。
動画の要点まとめ
00:00~00:26): WA Production の Mix Boss はトップダウン・ミキシング・アプローチを採用し、コンプレッション、リバーブ、サチュレーションなどのツールを用いて、より効率的でミスの少ないミキシングを実現します。
(00:26~00:55): マスターバス段階の未ミックストラックに最適です。コンプレッション、EQ、リミッター、そしてリアルなモニタリング・シミュレーションを備えたシンプルな UI を備えています。
(00:55~02:23): ビフォーアフターのオーディオ例を通して、Mix Boss の洗練度を体感してください。サンプルに使用されているリミッター(Mix Boss のものか、プロ仕様のマスタリング用のもの)を推測してみてください。
(03:02~03:32): トップダウン・ミキシングについて説明します。マスターレベルから処理を開始することで、早い段階でトーンを整え、個々のトラックのミックス決定を導きます。
(03:32~04:16): コントロールの概要:視覚的な LED メーターを備えたマルチバンド・コンプレッサー、ドライ/ウェットのコンプレッション・ブレンド用コントロール・ノブ。
(04:16~04:41): 3つのキャラクターモード(Color(彩度)、Depth(ステレオセパレーション)、Wide(音幅拡張))を備えたEnhancedノブ。
(04:41~05:32): リファレンスノイズプロファイルを用いて音色のバランスを調整するBalanceノブ。Push EQは音楽的な音色シェイピングを提供し、極端な周波数帯域を除去します。
(05:32~06:11): 入出力コントロールと高品位リミッターを搭載し、ミックスのラウドネスを管理してクリッピングを防止。ミックスデリバリーに最適です。
(06:11~07:13): その他の機能として、グローバルミックスノブ(プリリミッター)、オーバーサンプリング、極性反転、そして3つのモニタリングモード(Gropbox(低価格スピーカー)、車、電話)があります。
(07:44~08:19): モノモニタリング、プリセット管理、A/B切り替え、アンドゥ/リドゥ、バイパス機能を搭載。試用版をダウンロードいただけます。
Drum (MixBoss OFF)
Drum + MixBossプリセットedm trap
Drum + MixBossプリセットpop starter
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MixBossの特徴
Mixbossは、受賞歴のあるサウンドエンジニアEmrah Celikとのコラボレーションにより開発されたプラグインです
W. A. Production MixBoss
メリット
- マスターバス段階の未ミックストラックに最適
- コンプレッション、EQ、リミッター、そしてリアルなモニタリング・シミュレーション
- 価格帯がかなり安く入手できる
使い方としては、ミックスバスまたはマスターバス・トラックににMIXBOSSを挿入し、ミックスの開始時(ミキシングプロセスを開始する前)に調整します。
一番上の段にMIXBOSSを設定
MIXBOSSを差したデフォルト状態では当然ですが音に変化はありません。
masterバス MIXBOSSなし
masterバス MIXBOSSあり
MIXBOSSはマスターバスの最初に入れる前提で作られているため、最初にある程度ミックスの塊をつくっていってから、補正していく作業フローになります。
上段のノブがダイナミクスエフェクトで、中央にEQ,下段でMIX値とスピーカーシュミレーターといった構成です。
コントロールノブ
このコントロールノブは自動でダイナミクスを残しつつも、いい感じにまとめてくれるマルチバンドコンプレッサーです。
30~60%あたりでかかりすぎない程度に調整するのが良さそうです。100%はやりすぎな印象。
相の整合性を維持しながら、パンチとまとまりを加えるリニアアナログクロスオーバーフィルターを備えた、精密に調整されたマルチバンドコンプレッサー。
コントロール 0
コントロール 50
コントロール 100
コントロールノブをあげてくと2KHz以下が持ち上がっていきますので、EQで補正するイメージです。
ENHACEノブはサチュレーションのDEPTHと立体感を出すためのCOLOR,ステレオイメージのWIDEを実行するためのワンノブエフェクター。かかり方がとても自然です。
右に振り切ると明るく聞こえるのでトーンノブのようなつもりでつかってもいい感じ。
BALANCEノブは正直なところ、効果がわかりにくくどんな動きをしているのかがよくわかりません。自動で統一感ある音にミックスするということです。あげていくと若干ハイ・ローがロールオフされます。
バランスノブ:
数千もの楽曲から作成されたカスタムノイズプロファイルを参照するスペクトルミックスバランサー。音楽的に統一感のある音色バランスにするために、ミックスをリアルタイムで継続的に、そして優しくリバランスします。最良の結果を得るには、このノブを慎重に、そして適度に使用してください
PUSH EQは緩やかに調整できるEQになっていて、それぞれ±4dBで上下します。
0.01dB単位で調整できるのが肝。Pultecスタイルのレスポンスを提供します。
POST EQに設定すると、ダイナミック処理チェーンの後段に配置され、最終段階でミックスのトーンをコントロールできます。
MixEQスイッチをオンにすると、楽曲内の不要な超低周波や超音波の周波数が除去され、よりタイトでまとまりのある「Mix Into EQ」が得られ、トーンバランスをさらに洗練させることができます。
下段はMIX値やスピーカーシュミレーターが調整できます。
MONITORにあるスピーカーシュミレーターは、
- グロットボックス・スピーカー(音楽制作やミキシングでよく使われる、小型で低品質のリファレンススピーカー)
- 車のスピーカー環境
- スマートフォンのスピーカー
の3種です。完璧なシュミレートではないですがなんとなく雰囲気は理解できます。
グロットボックス・スピーカーシュミレーション例
車のスピーカー環境例
スマートフォンのスピーカー例
デメリットとしてはオートゲイン機能はなく、ボリューム管理が難しいのでメータープラグインを常時表示して操作するほうが無難です。
ちょっと音が硬い感じになるので、エレクトロな楽器がメインの曲には向いていると思うのですが、アコースティックな楽器がメインのバンドサウンドにはちょっと不向きな印象を受けました。
W.A.Productionのプラグインは異様に安いので不安になりますが、このMIXBOSSは金額以上の面白さがあります。
Control,Enhanceをあげていったときの音の立体感がぐっと出てくる感覚は新感覚です。
デモをしてみて自分の作業フローと相性が良さそうだったら追加してみるのをおすすめします。
デモは14日間利用できます。
機能
ミキシングは芸術ですが、プラグイン、調整、推測の海の中では、簡単に道に迷ってしまいます。そこで、個々のフェーダーに触れる前に、まとまりのあるプロフェッショナルなサウンドのトラックを形作るための究極の武器、Mixboss の出番です。「トップダウン ミキシング」の哲学に基づいて構築され、受賞歴のあるミックス エンジニア Emrah Celik と共同開発された Mixboss は、最初から強力なマスタリング グレードのツールをミックスバスに直接配置します。MixBoss
で
ミックスを強化
ミキシングは芸術ですが、プラグイン、調整、推測の海の中では、簡単に道に迷ってしまいます。そこで、個々のフェーダーに触れる前に、まとまりのあるプロフェッショナルなサウンドのトラックを形作るための究極の武器、Mixboss の出番です。 「トップダウン・ミキシング」の哲学に基づいて構築され、受賞歴のあるミックス・エンジニア、Emrah Celik と共同開発された Mixboss は、最初から強力なマスタリング・グレードのツールをミックスバスに直接配置します。
無数のプラグインを重ねたり、乱雑なステムと格闘したりする代わりに、最初から全体的なトーン、パンチ、深み、ステレオ・フィールドを形作ることができるため、その後の作業がすべてより速く、より簡単に、そしてはるかに音楽的になります。
マスターのようにミックスする準備はできていますか? 運転席に座りましょう。
ミックスバス・マスターバスに使うエフェクター
Mixboss は、ミックスの下部ではなく上部から開始するアプローチであるトップダウン・ミキシング・ワークフローに特化して構築されています。スネアドラムの EQ に何時間も悩む代わりに、最初から幅広いトーンの動き、コンプレッション、幅を調整して、曲全体の雰囲気を最初に設定できます。
ミックスの決定が速くなります
よりまとまりのある音像になります。 過剰な
処理が減り 、後々ミックスの修正が必要になる回数が少なくなります。 屋根を葺いた後でひび割れを直すのではなく、しっかりとした基礎の上に家を建てるようなものと考えてください。
特徴
- オールインワンのトップダウンミキシングプラグイン
- 透明で音楽的な結果をもたらすマルチバンドコンプレッション
- 文字強調モード: カラー、深度、ワイド
- 数千のプロミックスに基づいたスペクトルバランスコントロール
- 圧縮前後のトーン調整のためのプッシュEQ
- プロフェッショナル ミックスバス リミッター
- 現実世界のモニタリングシミュレーション: Grotbox、車、電話、モノ
- ミックスコントロールによる並列処理
- 4倍オーバーサンプリングと極性反転
- A/B比較、元に戻す/やり直し機能を備えた直感的なプリセットシステム
- サイズ変更可能でCPUに優しいGUI
- 複数のジャンルに対応したファクトリープリセット
- MacとWindows用のVST、AU、AAX形式
- 完全なPDFマニュアルとビデオチュートリアルが含まれています
価格
価格はイントロセール価格3,000円以内で購入できます。
やはり一万円超えてくると、財布の紐が固くなりプラグインの精査が必要な気分になります。
これから有料プラグインを試してみたいという人には嬉しい価格帯ですよね。
W. A. Production MixBoss の購入はこちらから
これだけあれば大丈夫な決定版!とまでは言えないものの、
ミックスが苦手な人にとっては作業効率化が見込める非情に助かるプラグインとなっています!
MIXBOSSのセールはこちら
どこで購入できる?
■海外代理店
pluginboutique,pluginfox,BestService
■日本代理店
sonicwire
最安値は?
※表示価格は当時の為替レートによる
W.A. Production MixBoss Intro Sale
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¥ 9,487 ⇒ ¥ 2,851 (※価格に為替レート影響あり)
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