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Kiive Audio MK-609レビュー !AudioScapeによるNeve 33609のエミュレーションコンプ!

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プラグインの製作精度の高さでジワジワと評価をあげているKiive Audioから

ついにNEVEのエミュレーションモデルが登場。

MK-609 AudioScape❗️❗️❗️

簡単につかえてトラックにパワーを与えてくれるプラグインです。NEVEサウンドのキャラクターがガッツリの色付けされるのも特徴的です。

NEVEのダイオードブリッジコンプレッサーの質感を再現するコンプセクションとリミッターセクションがそれぞれ使えるプラグイン!

MK-609 AudioScape

MK-609 AudioScapeはジワジワと知名度を上げているアメリカフロリダを拠点にしているアウトボードメーカーAudioScapeとKiive Audioの共同制作プラグイン。

世界で最も優れたオーディオ・コンプレッサーの一つ「Neve 33609ハードウェア」のエミュレーション機材であるAudioScape MK-609をプラグイン化したモデルです。

目次

Kiive Audio MK-609のレビュー

Kiive Audio MK609ではシンプルなリミッターセクション、NEVEの音を特徴づけるためのコンプセクションが用意されています。

AudioScapeの実機をプラグイン化したモデルになっていて、

プラグインならではの機能として

  • オーバーサンプリングコントロール
  • ミックスノブ(ブレンド)
  • THDとWidth
  • ステレオ / ミッドサイド

の機能が付いています。この4点の機能はKiive Audio プラグイン共通です。

最初に、プラグインを呼び出すときは「AS MK609」の名前になっています。Kiiveで検索しても出てこないで注意してください。

少々ややこしいですが、元ネタになっているNeve 33609はリミッターセクションが左側で中央にコンプセクションがあります。同じ元ネタからプラグインが作られ先に発売されている「Arturia COMP DIODE-609」はリミッターとコンプが逆になっているので注意してください。

各項目のレバースイッチは下へ下げるとONになります。

音質

音質としては出来のよくないバスコンププラグインを使うと低域の音の厚みが削れてしまうように聞こえますが、

Kiive Audio MK609ではそんなことはなく、厚みをもったまま音を圧縮できます。圧縮したときのトランジェントの削れ方が絶妙です。

前述の「Arturia COMP DIODE-609」が同じ機種の元ネタプラグインです。DIODE-609よりも低域の存在感が感じられます。

音質をかぎりなく実機に寄せ再現できているKiive Audio MK609
プラグインらしい機能の便利さを詰め込んだArturia COMP DIODE-609

の違いが出ています。

Kiive Audio MK609の音質はオーバーサンプリングをあげたときに能力を発揮すると感じました。

オーバーサンプリング(OVSMP)は2x,4x,8x,16xの4タイプあります。

オーバーサンプリングをあげていくとCPU負荷が増えるので音質と動かせる負荷とのバランスをとって制作に使うこととなります。

MIXBUS —- Kiive Audio MK609 OFF
MIXBUS —- Kiive Audio MK609 オーバーサンプリングx2
MIXBUS —- Kiive Audio MK609 オーバーサンプリングx4
MIXBUS —- Kiive Audio MK609 オーバーサンプリングx8
MIXBUS —- Kiive Audio MK609 オーバーサンプリングx16

オーバーサンプリング時の負荷

動作

DIODE-609の方が動作が軽くて、プラグインとしての機能も豊富です。音質を取るか、機能面の便利さを取るかで判断基準が変わってきます。

プラグイン独自機能

クアッドモード:オリジナルのAudioscapeハードウェアでは、この設定で複数のユニットをリンクするための機能ですが、MK-609プラグインのクアッドモードは「音量が大きい方が勝つ」というリンクロジックを採用しており、音量が大きいチャンネルが両チャンネルの全体的なコンプレッションに影響を与えます。

クアッドモードは、圧縮時に最も音量の大きいチャンネルを優先します。

MODE: L/R / ステレオモード時(ST LINK)
MODE: L/R / デュアルモノ時(Dual Mono)
MODE: L/R / クアッドモード時(Quad)

ゲイン:MK-609プラグインでは、コンプレッサーがバイパスされている場合でも、メイクアップゲインは利用できます。これにより、リミッターのみのモードでメイクアップゲインを使用できます。


新しいアタック タイム:
 MK609 プラグインとハードウェアには、リミッターとコンプレッサー用の超高速および高速アタック タイムが追加されました。

気になった点

アタックモードとサイドチェインハイパスフィルターを動かすつまみが小さいです。一応ポップアップのラベル表記もありますが、表示倍率を低めにしているとクリックポイントがずれることがあります。

最初は飾りかと思ってましたが、動かせてびっくり。

サイドチェインハイパスフィルターはバスコンプでよく使う機能なはずですので、もう少し大きくても良かったのかな?という印象です。

パラメーター

リミッター

Threshold : 4 ~ 15
Recover ms: 50 / 100 / 200 / 600 / Auto1 / Auto2 /
Attack time : fast / slow / super fast

コンプ

Threshold : -20 ~ 10
Recover ms: 100 / 400 / 800 / 1500 / Auto1 / Auto2 /
Gain : 0 ~ 20
Ratio : 1:5.1 / 2:1 / 3:1 / 4:1 / 6:1 /
SC HPF: 50hz / 100hz / off

特徴

MK-609 のご紹介

AudioScape MK-609プラグインの紹介

このユニットのベースとなっている 1969 年のオリジナル回路は、現存する最もクラシックなバス コンプレッサーの 1 つとしてよく知られており、最も有名な大型コンソールの一部に不可欠なものです。

内蔵のリミッターとコンプレッション、独立したデュアル チャンネル、そして聞きたいと思わせるコンプレッション スタイルにより、あらゆるソースに命を吹き込むことができます。

AudioScape と直接協力することで、再現よりもリアルを重視する同社の哲学に忠実に従い 、ハードウェア製品のほぼドッペルゲンガーを生み出しました。の飽和度を最適な量に設定し、トーン コントロールを調整して信号を明るくしたり重み付けしたりします。

AudioScapeの実機モデル

MK-609 Precision Stereo Diode Limiter/Compressor。価格は合計導入価格1799ドル程度。

AudioScape は、MK-609 プレシジョン ステレオ ダイオード リミッター/コンプレッサーを誇りを持ってご紹介します。史上最もクラシックなバス コンプレッサーの 1 つとしてよく知られているオリジナルの「Metal Knob」33609 は、1969 年に遡る古いバス コンプレッサー デザインである 2254 をベースにしています。2254 は、往年の最も象徴的な英国製コンソールの一部に不可欠なものでした。独自のダイオード ブリッジ回路トポロジーを利用することで、このデザインは直接信号ではなく内部サイドチェーンを使用して動的な調整を行います。

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この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
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