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Wave Alchemy Tapewaveセール&レビュー!Lo-Fiエフェクトてんこ盛りプラグイン

本記事は、レビューのためにPluginBoutique Japan様から製品提供いただき作成しています
Wave Alchemyから新しいエフェクト「Tapewave」がリリース。

ローファイ・ネオソウル・RnBに使えるテープサウンド質感を付与できるテーププラグインで、Lo-Fiエフェクトてんこ盛りな内容になっています。
なにより数あるローファイプラグインでも質感はピカイチ。
Tapewaveは、アナログ テープの鮮明なトーンと古いローファイカセットのノスタルジックな魅力を無理なく融合する多用途のテーププラグインです。
本格的なワウフラッター変調、豊かなテープ飽和、バイブなアナログ圧縮、調整可能なテープ経年変化コントロールを備えた 6 つのユニークなテープ スタイルにより、暖かさとざらつきの完璧なバランスを実現し、ミックスを時間の旅へと誘います。
Wave Alchemy Tapewave レビュー

- Lo-Fi加工エフェクトてんこ盛り
- オーバーサンプリングx16まで対応
- 5つのテープスタイル
- ビニールノイズはついていない
- CPU負荷が若干ある
Wave Alchemy Tapewave はLo-Fi加工プラグインの集大成的な内容になっているテープエフェクトプラグイン。
1クリックで音がいい感じになるイコライザーとして使うぐらいの軽い気持ちで導入しても良いかも。
Lo-Fi加工プラグインとは思えないくらい過激に効くコンプやリミッターが付いているので、ダーティな質感を強調するビートメイキングにも相性が良さそうです。
単独でのローパスフィルターは付いていませんが、テープの経年劣化具合を調整するAGEノブをあげていくと3KHzあたりまで自然なハイカットが可能で、まろやかに効くEQとしても使えます。
Lo-Fi曲を作らない人でもStudioのテープタイプにするとテープマシンプラグインに通したようになるので、マスタートラックにも良い感じです。
気になる点
Wave Alchemy Tapewave はノイズを前面に押し出していくLo-Fiプラグインではありません。
XLN Audioの定番Lo-Fi加工エフェクト「RC-20 Retro Color」のようにビニールノイズを加える機能は付いていません。
ビニールノイズ嫌いなんだよな…でもLo-Fi加工してみたいなという人にはピッタリ。
欠点としてはLo-FiプラグインとしてはCPU負荷が高めです。これはオーバーサンプリングがあるためだと思われます。
初期状態でオーバーサンプリング設定がStandardになっているので一番弱いEfficientに落としておいても良いかも。
Standardになっているから音質が良いく聞こえてくるのかもしれません。そもそもLo-Fi加工エフェクトでオーバーサンプリングが付いているものはKiive audio のTape Faceぐらいでほとんど製品の数がありません。


テープエフェクトとしての質感は非常に良いので、Lo-Fi曲を作っている人やビートメイカーは要チェック!
6種類のテープスタイル
Wave Alchemy Tapewaveがほかの数あるテーププラグインと違うのはカセットテープのサウンドにこだわっている点。
- Studio,
- Dirty,
- Home,
- Old,
- Dark,
- Lo-fi
の6つ。

Studio


若干HI上がりになる印象。
Dirty


低域のレンジが広がってプレゼンスが抑えられより暗めなサウンドに。
Home


平らにしたようなサウンド。
Old


強調されたLo-Fiでノスタルジックな質感に
Dark


3,000Hzあたりまでローパスを入れたサウンド。よりこもって聞こえてきます。
Lo-fi


Oldスタイルに近いけどLOWをが削れます
他のLo-Fi加工パラメータ
他にはテープマシンプラグインで恒例となっているパラメーターで
- テープのヒスノイズ(Hiss)
- テープのサチュレーションを操作するDrive,
- テープコンプレッションを設定するCOMP
- テープのよれによって生じるワウフラッター、
- テープの経年劣化を設定するAGE
があります。切り替え可能なテープヒス回路のスイッチや最大16倍のオーバーサンプリングにも対応しています。
Tapewave 使い方
テープヒス
実際のカセットテープからモデリングされた本物のテープヒスを有効/無効にします。このボタンを右クリックすると、いくつかのテープヒスレベルから選択できるほか、ノイズゲートを有効/無効にするオプションや、プリセットを参照するときにノイズをオン/オフにロックするオプションも選択できます。
リミッター
OUTPUTフェーダーの右側にリミッターのスイッチがあります

Drive
サチュレーションを加えます。Inputのフェーダーを上げていってもサチュレーション量が上がるため、Driveが足りない場合はInputと併用して使います。
Age
テープの経年劣化を加えるパラメータ。
0で新品テープの音でAgeノブを回していくと劣化していきます。(高域が失われます)


COMP
薄いコンプから過激なコンプまで幅広く使えます
2 つのユニークなアナログ スタイルの圧縮モードにより、トランジェントを圧縮したり、ダイナミクスを簡単に抑えたりできます。

■PRE
Pre ボタンをオンにすると、テープ飽和の前 (プリ) に圧縮が行われます。ボタンをオフにすると、テープ飽和の後 (ポスト) に圧縮が行われます。
■LOC
有名な Shure Level Loc を忠実にモデル化。独特のバイブレーションのあるクラッシュサウンドを生成します
破裂するようなクラッシュ感UP!
Wow & Flutter (ワウ & フラッター)
本物のカセット プレーヤーを使用したことがある人なら、その予測不可能なピッチ変動の魔法と魅力を知っています。Tapewave の Wow & Flutter コントロールを使用すると、古いアナログ テープやカセットに固有の不安定なピッチ変動を忠実に再現できます。

Drift
Wow & Flutter のパラメータがONになっているときに使えるノブで、ワウ & フラッターの効果にランダム性を与えてリアルに故障している質感を出すためのパラメータ。
オーバーサンプリング設定

- Efficient
- Standard
- High
- Ultra
4段階設定が可能。起動時はStandardになっていてUltraにすると16xのオーバーサンプリングになります。
ウィンドウ可変
200%まで対応

プリセット
プリセットではタグ検索の絞り込みが可能な他、お気に入りボタンとプリセットをランダムに選べるランダマイザー(サイコロマーク)があります

Wave Alchemy Tapewave 主な特徴


- シンプルで使いやすいプラグインでカセットテープの本物のサウンドを体験してください
- デジタルミックスに生命感、魂、温かさを加える
- 6つのユニークなテープスタイルは、それぞれが独自の特徴を持っています。クリーンでパンチの効いたものから、ダークでザラザラしたもの、ローファイなものまで。
- テープエイジは、テープの劣化を広範囲に捉え、新品から使い古しまで、あらゆるテープスタイルをシームレスにコントロールします。
- 丹念にモデリングされたアナログテープ飽和回路
- 2つのアナログスタイルの圧縮モード(バイブレーションのあるShure Level Locエミュレーションを含む)により、トランジェントを潰したり、ダイナミクスを簡単に抑えたりできます。
- 古いアナログテープ特有の不安定なピッチの動きを忠実に再現
- リアルなピッチ変動を実現するクリエイティブなワウ&フラッターエンジン。安定したコサインカーブ変調とカスタム調整されたパーリンノイズジェネレーターを搭載し、本物のピッチの揺れを実現します。
- 独創的なドリフトコントロールでワウ&フラッターをさらに不安定にする
- 切り替え可能なテープヒス回路
- パンチの効いた出力マキシマイザーで音量をさらにアップ
- 最大16倍のオーバーサンプリングにより、スムーズでエイリアスのない操作が可能
- 検索、タグ、お気に入りを備えた内部プリセットブラウザ
- すぐに制作できるプリセット100個
- サイズ変更可能な高解像度UI
- パラメータの変更を元に戻す、やり直す
- macOSとWindowsでVST3、AU、AAXとして利用可能
- macOS ネイティブの Apple Silicon
14 日間の完全機能が利用できるデモ版あり。
Tapewave セール情報
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