ビートメイカーなら要チェックのブランド「BEATSURFING」からビートメイクのための新しいマルチエフェクトが登場!
ヒップホッププロデューサー「CHE POPE」との共同開発のマルチエフェクトで他人と被らないユニークな音作りが可能なポテンシャルを感じられる内容になっています。
CHEat Code
目次
CHEat Codeとは?
カニエ・ウェストやローリン・ヒルとの仕事で知られる
ヒップホッププロデューサー「CHE POPE」との共同開発。
CHE POPE
チェ・ポープ(1970年5月3日生まれ)は、アメリカのラッパー、カニエ・ウェストやローリン・ヒルとの仕事で最もよく知られており、前者のアルバム『Yeezus』 (2013年)の共同エグゼクティブ・プロデューサー、後者の『The Miseducation of Lauryn Hill』(1998年)の共同プロデューサーを務めた。さらに、ポープは2012年から2015年までウェストのレコードレーベルGOOD Musicの社長兼最高執行責任者(COO)を務め、後者のアルバムでの功績により第41回グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。[
ポープは、カニエ・ウェストの2013年のグラミー賞ノミネートシングル『Bound 2』の共同プロデューサーとしてクレジットされている[ 2 ] 。また、GOOD Musicのコンピレーションアルバム『Cruel Summer』(2013年)のエグゼクティブプロデューサーも務めている。彼はまた、Wrkshp Mediaの創設者でもある[
https://en.wikipedia.org/wiki/Che_Pope
16個のモジュールから4つを使用。
柔軟なルーティングが個性的で、エフェクトの音を直列と並列の間でスムーズにクロスフェードできるようになっています。
使えるマクロは4つ
見た目も楽しそうなマルチエフェクトプラグイン!
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参考動画 BEATSURFING CHEat Code
CHEat Codeレビュー (Ver.1.1.1)
BEATSURFING CHEat Code (Ver.1.1.1)
メリット
- 一度に4つまでエフェクトが使えクリエイティブな音作りが可能
- あまり見かけないエフェクトが入っている
デメリット
- ノブが小さいのでディスプレイの拡大倍率には気をつける
- MIDI Learnの機能がない
主な特徴
それではBEATSURFING CHEat Code (Ver.1.1.1)のレビュー!
SUGAR BYTES EFFECTRIX や Devious Machines Infiltrator 2のようなエフェクトを詰め込みグリッチっぽい感じをゴリゴリ出せる内容に近い仕様ですが、ビートメイカー向けに作られている点で選べるエフェクトが最大4つに限定されているのが利点。多すぎても良いのか悪いかよくわからなくなるので4つのエフェクトに絞ってあるのは個人的には好印象です。
最近のサウンドデザインに使われるエフェクトは押さえてあり、ビートメイカーの創作意欲を刺激してくれるエフェクトが収録されています。
Infiltrator 2
EFFECTRIX
一度にたくさんのエフェクトが収録されているプラグインを探しているのなら上記の2つも良いのですが、CHEat Code の場合、「一画面ですべてのノブにアクセスできる点」がかなり強みだったりします。
いちいちタブを切り替えて、パラメーターノブを回して、また次のタブへ……とやっていくと画面の切り替えが地味にストレスになることもあります。
その分、画面占有率が高くて大きめに表示させないとノブが動かしにくいというデメリットもあるのですが、どっちを取るかはユーザー次第になりそうです。
もう一つ面白い機能として、
モジュールを直列(シリアル)または並列(パラレル)に接続可能です。
従来のプラグインとは異なり、シリーズとパラレルの間をダイナミックにブレンドできる(例:ノブを中央に設定すると両者のバランスが50:50)。
直列、並列のブレンドノブは各モジュールの下に配置されています。
気になった点
デメリットとしては、一度マクロに設定したノブはマクロのエディットモードにしないと動かせない点。もちろん解除すれば動かせるのですが、マウスカーソルを上下しているのにノブが動かない?壊れている?なんて作業を続けていると勘違いしやすいのが難点。
マクロ設定済みのノブは2つドットが表示されて動かす範囲が表示されているのですが、長時間の作業で疲れていたりするとパッと見て気づきにくいです。ノブ自体の色が変わってもよかったんじゃないでしょうか。
またCHEat Code (Ver.1.1.1) 時点でMIDI Leanの機能がついていないため、リアルタイムでの設定やライブ演奏に使いたいなんて場合には対応できていません。MIDI Leanはそのうち付きそうな気もしていますが2025年6月現時点ではついていないのでこの点は注意です。
魅力的な16のモジュール
エフェクトの名前が独特のものがあります。単体で集めていくこともできますが、それなりの金額投資になってしまうためCHEat Code一つで16個のエフェクトが使えるのはかなりのメリット。
各モジュールにはエフェクトの様子がわかるディスプレイがついていて、上から2つめのパラメーターの位置でグラフィックが変わります。グラフィックでどんな音の状態なのか?を判別できるのも面白いメリットです。
マルチエフェクターとしては、各モジュールで扱えるパラメーターが多めなのも魅力的です。
モジュール別での注意点としては各エフェクトのプリセット設定は用意されていません。
バイパスボタン左のアイコンがランダマイザーになっていて、偶然にまかせて設定をごっそり変化させたいときに使えます。モジュールの重複利用はできません。(リバーブを2つ並べるような使い方は不可能)
- Reverse (時間を操れ。瞬時のハーフタイム、逆再生メロディー、リズミカルなグリッチ。)
- Shaper (サチュレーション・ウェーブシェイパー。リップルと非対称の量をコントロール。)
- Slicer (リズミックなパターンを作成。正確なマルチバンドのカットとスタッター。)
- Bubble Grain ‘(テクスチャー系グラニュラーディレイ。唯一無二のキャラクター)
- Shuffler (リアルタイムのビート解体。3バンド構成のエンジンで音をその場でスライス&再構築。)
- Fractal Delay (奥深いリズムの複雑さ。3段階に分かれた14タップディレイ。)
- DownSampler ‘(ラシックなサンプルレート削減。デジタルなざらつきを自在に調整。)
- Flanger (トーンを整える。高域で煌めきを、中域で暖かさを狙え。)
- Detune (不完全さを取り入れよう。微細な揺らぎから不安定なピッチまで。)
- Grain Delay (複雑なグラニュラーエコー。4つのエンジンでテクスチャーをクロスフェード。)
- Chorus (次元を追加します。太くしたり広げたりするための 7 つの異なるアルゴリズム。)
- Reverb (空間をデザイン。さりげないアンビエンスから広がる音の海まで。)
- Sequence Delay (リズミカルなエコーをプログラム。ディレイタイム、フィルター、パン、音量をステップシーケンスで制御。)
- Viber (周波数帯別のピッチウォーマーまたはオクターバー。高域または低域にピッチを適用。)
- Tap Delay (ディレイを演奏しよう。リズムを直接タップして、直感的で音楽的なエコーを生み出せ。 )
- Spin (ステレオフィールドをアニメート。非同期モーションによる7バンドのパンニング。 )
CHEat Code OFF
Reverse
逆再生だけでなく、ハーモニーも加えられる
Reverse
Shaper
サチュレーター
[Drum] Shaper
Slicer
ゲートエフェクト
Slicer
Fractal Delay
3段階に分かれた14タップディレイ。
Fractal Delay
Shuffler
3バンド構成のエンジンで音をその場でスライス&再構築。
[Drum] Shuffler
DownSampler
ビットクラッシャー
DownSampler ON
Flanger
key- Flanger ON
Detune
ゆらぎを加えるデチューンエフェクト
[key ] FX OFF
[key ] Detune ON
Grain Delay
複雑なグラニュラーエコー
Grain Delay
Chorus
コーラスエフェクト
CHEat Code Chorus
Bubble Grain ‘(テクスチャー系グラニュラーディレイ)
グラニュラーエフェクト。Grain Delayよりも音を変化させる要素が強め。
CHEat Code Bubble Grain
Reverb
リバーブタイプは8種類
Reverb
Sequence Delay
ステップにあわせられるシーケンサーディレイ(ステップ数は8で固定)
Sequence Delay
Viber
周波数帯別のピッチウォーマーまたはオクターバー。高域または低域にピッチを適用。(簡易EQ)
Viber
Tap Delay
Tap Delay
Spin
オートパンプラグイン
Spin
柔軟なルーティング
- モジュールを直列(シリーズ)または並列(パラレル)に接続可能。従来のプラグインとは異なり、シリーズとパラレルの間をダイナミックにブレンドできる(例:ノブを中央に設定すると両者のバランスが50:50)。
- 即座に切り替え可能で、複雑なレイヤーや進化するサウンドチェーンを構築可能。
パフォーマンスウィジェット
- 瞬間的なエフェクトの適用(Momentary Effect Throws)やタッチセンシティブなオートメーションをサポート。
- DAW内でライブパフォーマンスのような即興性をキャプチャ可能。
高度なマクロ
複雑なサウンドデザインを簡素化する4つのマクロを搭載。直感的な操作で緻密なエフェクト調整を実現。
コンセプトと用途
- クリエイティブなサウンドデザイン: CHEat Codeは単なるエフェクトプロセッサではなく、実験的なサウンドデザインや即興的なアイデア創出を促進するツール。音楽制作の「瞬間」を捉え、創造性を引き出すことに焦点を当てている。
- ワークフローの加速: 16のモジュールを自由に組み合わせ、迅速かつ直感的にサウンドを構築可能。ルーチンワークを打破し、創造性を刺激することを目的としている。
- Che Popeの影響: 彼のビジョンとBEATSURFINGの先進的なデザイン哲学が融合し、制約を排除した即効性のあるツールを提供。Post Malone、Migos、Travis Scottなどとのヒット曲で知られるChe Popeの経験が反映されている。
プリセット
プリセットは表示名の左にあるアイコンを押すとセーブ&新規保存できます。
#がついているのはフォルダの絞り込みで、最初からある5つ(factory,user,balance,space,remiex)固定です。
新規セーブするときにフォルダを選んでおくと、絞り込み対象にできます。
プリセットdownshuffle
プリセットhaze
プリセットsurge
Ver1.2.1
新機能:
- 新しいマクロモジュレーションモードのUIが広くなりました。
- マクロモジュレーション:各マクロにエンベロープフォロワー(7つのソース)またはLFO(5つのシェイプ)をモジュレーションできます。
- DAWオートメーション:すべてのモジュールパラメーターをホストDAWからオートメーションできるようになりました。
- モジュール情報(ホバー時):モジュールのアニメーションにマウスオーバーすると、説明が表示されます。
- マクロスコープ表示:マクロの値をスコープで表示できます。
- バイパスされたモジュールのビジュアルとコントロール:バイパスされたモジュールには、白黒の静止画像が表示されます。バイパスコントロールは、ホストDAWからオートメーションできるようになりました。
- 新しいプリセット:マクロモジュレーションプリセット(「Mod」で始まるもの)を追加しました。
- マッピングのクリア:編集ボタンを右クリックすると、すべてのマクロマッピングをクリアできます。
- プリセットナビゲーション:上下矢印キーを使用してプリセット間を移動できます。
まとめ
BEATSURFING CHEat Codeは、16のユニークなエフェクトモジュールと柔軟なルーティングを備えた革新的なマルチエフェクトプラグインです。Che Popeとのコラボレーションにより、実験的なサウンドデザインと直感的なワークフローを実現。音楽制作における創造性を最大限に引き出すツールとして、サウンドデザイナーやプロデューサーに強く推奨されます。
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FAQ
- ライセンスのアクティベーション台数は?
-
1ライセンスでプラグインを3台のコンピューターで同時にアクティベートできます。
- マニュアルは?
-
ロゴ左にあるメニューアイコンより「User Guide」を選びます。
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