2025/11/05 DAWのCubaseがバージョンアップしVer.15になりました。
ポリフォニック対応のメロディック・パターン・シーケンサーとMIDIのメロディを人が歌っているように再現するOmnivocal(Beta)は要チェック!
Omnivocal(Beta)は要簡易ボーカロイドのような機能!
(00:00) はじめに:Cubase 15は、新しいツール、新鮮なサウンド、そしてワークフローのアップグレードによって、創造性をさらに高めます。
(00:22) 「メロディック・パターン・シーケンサー」:メロディ、ベースライン、パターン構築のための新しいモジュール。スケールにロックしたり、ステップごとにプログラミングしたり、ランダム機能を使って素早くインスピレーションを得ることができます。
エクスプレッションマップ:セットアップの簡素化、アーティキュレーションごとのコントロール、アタック補正、キーエディターとスコアエディターへのより深い統合など、完全に刷新されました。よりリアルな演奏表現を目指したコントロールが可能です。
ステム分離:AIを活用した機能で、完成したミックスからボーカルやドラムを抽出できます。Cubase内で直接リミックス、リバランス、サンプリングが可能です。
(01:20) 6つの新しいモジュレーターが追加されました:ランダムジェネレーター、アタック・ディケイ、モーフLFO、ウェーブフォールドLFO、クロスフェーダー、サンプル&ホールド — 進化するアニメーションサウンドデザインを実現します。
ライティングルーム・シミュレーション:世界トップクラスのソングライティングスタジオや名機アナログシンセサイザーにインスパイアされた新しいサウンドコンテンツ(リード、ベース、パッド)を収録。
新しいプラグイン:「Ultra Shaper」 — コンプレッション、EQシェイピング、トランジェントコントロールを1つにまとめたダイナミクスプロセッサー。さらに、最大±24半音のリアルタイムピッチシフターとフォルマントコントロールにより、ドラマチックなボーカルエフェクトを実現します。
新しいコンテンツバンドル:Drum Machine用の40種類のドラムキット、5GB以上のソングスターターパック、刷新されたGroove Agent SC、30種類の新しいコアパッドプリセット、そして高速化されたサンプラートラックのワークフロー。
ワークフローとインターフェースのアップグレード:新しいデザインのハブ(より簡単に起動)、プロジェクトを開く前に試聴できるプレビュー機能、オートメーションは最後に操作したコントロールにジャンプ、プラグインウィンドウのサイズ変更、クイックエクスポートの改善。さらに、トラックのボリュームとパンコントロールがトラック上に直接表示され、macOSでのフルスクリーンモード、ピンチズームジェスチャーにも対応しています。
最後に:Cubase 15の新しい機能を使って、音楽制作を楽しんでください。
補足情報:Cubase 15の概要をまとめた日本のブログ記事では、UIの刷新、オーディオエンジンの最適化、ワークフローにおけるAIアシスタンスの強化がアップデートの主なポイントとして挙げられています。
目次
Cubase15の新機能
AI機能 (ステム分離)
LogicProやStudioOneにも付き、標準化されつつあるAIによるステム分離がCubase15から追加されます。(Pro版のみ)
AI駆動のステムセパレーション:
ミックスされたオーディオからボーカル、ドラム、ベースなどを抽出可能。
個人的な経験則ですとAIステムセパレートはRipX DAW Proが一番精度が良いと思っているのですが、Cubase15はどれくらいなのか気になるところです。
あわせて読みたい
RipX DAW Proセール! 通常版との違いは?AIを使って高精度のステム作成ができるツール
RipX DAW Proは音楽プロデューサー・DJ・リミキサーオーディオポスト処理・サウンドデザインに使えるAIを使ったDAWです。 RipX DAW Proは DJやリミキサーに嬉しいステム…
オーディオ編集
- 改良されたサンプラートラック:サンプルのホットスワップを即時対応。
- スコアエディターの更新:新しいツールとワークフローを追加し、楽譜編集を強化。
ミキシングエフェクトの追加
UltraShaper:トランジェントシェイパー、クリップリミッター、EQを組み合わせた新ダイナミクスプラグイン(Pro版のみ)。
新しいPitchShifterエフェクト:リアルタイムで±24セミトーンのピッチシフトが可能(Pro/Artist版)。
- 全ストックエフェクトのスケーラブルUI:視覚的に最適化されたインターフェース。
- Groove Agent SE 6のリデザイン:新しいミキサーとエフェクトを追加、スケーラブルUI対応。
インストゥルメント
メロディックパターンシーケンサー
モノフォニック/ポリフォニックモードでパターン作成可能な。ステップシーケンサー。
カスタムスケール、シェイプジェネレーター、ランダマイザー搭載(Pro/Artist版に対応)します。色がカラフルでわかりやすい。
複数の音を重ねられるポリフォニックモードが強みです。
Writing Room Synthsコレクション:
Writing Room Synthsコレクション:ビンテージシンセ再現のプリセット(リード、ベース、パッド向け)。
Cubase Drum Machineの拡張:ヒップホップ、トラップ、エレクトロニックなど40種類の新ドラムキット
Omnivocal(ベータ):
Yamahaのボーカルシンセ技術を活用し、キーエディターでノート/歌詞入力によるボーカル生成(全バージョン)。
日本語にも対応しているそうです。
エフェクトとモジュレーション
- モジュレーターの拡張:Cubase 14で導入されたものを基に6つの新モジュレーター追加(Pro版のみ)。
- Chord Padsの新プリセット:30種類のジャンル別ボイシング追加。
ワークフロー改善
オートメーションのショートカット追加:高速化。
新しいオートメーションショートカットでは自動的に、最後に操作したパラメーターを優先表示.
- スタートアップハブのリデザイン:プレビューとフィルターを強化し、プロジェクト開始をスムーズに。
- DAWproject形式の強化:Cubase全バージョンおよび他DAWとのセッション共有を容易に。
- クイックエクスポートオプション:オーディオレンダリングを迅速に。
- macOSネイティブフルスクリーンモード:プロジェクト/ミックスコンソールで没入型編集。
- ボリューム/パンコントロールのトラック直接追加。
- macOSでのピンチトゥズーム対応。
Expression Maps
- Expression Mapsシステムのリデザイン:キーエディター/スコアエディターとの深い統合でVSTパフォーマンスをリアルに(Pro版)。
その他の追加
- Songstarter Packs:クリエイティビティを刺激するループパック。
- 新しいサウンド/ループパック:ジャンル横断的な拡張。
購入はこちら
この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください