★祭★「DTMブラックフライデーセール」開始!

【作曲】ユーロビートの作り方!どんな楽器・コード進行を使っている?

スポンサードリンク
※本サイトでは、アフィリエイト広告を利用、またはプロモーション記事が含まれている場合があります。

【2025年】DTMプラグインブラックフライデーセールまとめ 


Xでは誰得ギター( @daretokuguitar )のアカウントで最新のDTMプラグインセール情報を発信中。

目次

ユーロビートとは?

ユーロビートは、速いテンポ(BPM120以上、通常140~160)、電子楽器を多用したダンスミュージックで、特に1990年代のイタロ・ディスコやHi-NRGにルーツを持ち、日本で独自に進化したジャンルです。

ユーロビートは、高速なBPM(通常130~150)、キャッチーなメロディ、派手なシンセリード、強烈なキックドラムが特徴のダンスミュージックです。Spire、Serum、VPS Avengerを使ったユーロビートの作り方を以下に簡潔にまとめます。これらのシンセはEDMやダンスミュージックに最適で、ユーロビート特有の「キラキラ感」や「パンチのある音」を作り出すのに適しています。

基本構成と準備

  • DAW設定: DAW(例: FL Studio, Ableton Liveなど)でプロジェクトをBPM 140~150に設定。
  • 楽器構成: ユーロビートは以下のような要素で構成されます。
    • キックドラム(4つ打ち)
    • スネア(2、4拍目)
    • ハイハット(オフビートで刻む)
    • ベースライン(オクターブジャンプやシンコペーション)
    • シンセリード(Euro BrassやSuper Saw)
    • コード(パッドやストリングス)
    • アルペジオやカウンターメロディ
  • プリセット活用: 各シンセにはユーロビートに適したプリセットが豊富。まずはプリセットを試し、必要に応じて調整。

2. シンセごとの役割と音作り

Spire (Reveal Sound)

  • 特徴: シンプルなインターフェースで、鋭くクリアなリードやパッドが得意。ユーロビートの「Euro Brass」やリードに最適。
  • 音作り例:
    • シンセリード(Euro Brass):
      • オシレーター: Saw波形を2~3つ重ね、ユニゾンでデチューンを少し加える。
      • フィルター: ローパスフィルターをかけ、カットオフを高めに設定(明るい音色)。
      • エンベロープ: アタックを短く、リリースを少し長めに設定し、ピッチを一瞬上げる
      • エフェクト: リバーブとディレイを軽くかけて空間感を出す。
    • パッド: 柔らかいコード進行用に、Saw波形にローパスフィルターをかけ、リバーブを強めに。
    • おすすめプリセット: Spireの「Trance」や「Lead」カテゴリから選択し、モジュレーションで動きを追加。
  • ヒント: Spireは直感的な操作が難しい場合があるので、理論的に音を組みたい人向け(

Serum (Xfer Records)

  • 特徴: ウェーブテーブルシンセで、視覚的な操作性とクリアな音質が強み。リード、ベース、パッド全てに対応可能。
  • 音作り例:
    • シンセリード(Super Saw):
      • オシレーター: Saw波形のウェーブテーブルを選択、ユニゾンを7~9ボイスに設定し、デチューンで広がりを出す。
      • LFO/エンベロープ: ピッチにLFOをかけ、アタック時に一瞬ピッチを上げる
      • エフェクト: Hyper/Dimensionで厚みを加え、ディストーションでパンチを。
    • ベース: サブオシレーターとSaw波形を組み合わせ、ディストーションで太さを強調。サイドチェインでキックと調和。
    • おすすめプリセット: 「SY Hypersaw Layered」や無料配布の「Loopmasters Free Serum Presets」など
  • ヒント: Serumは初心者にも扱いやすく、リアルタイムで波形が動くので音作りが直感的

VPS Avenger 2 (Vengeance Sound)

  • 特徴: 多機能で、サンプルベースの音やドラムも扱える。1台で曲全体を構築可能
  • 音作り例:
    • シンセリード: サンプルベースのSaw系プリセットを選び、ユニゾンで広がりを出す。モジュレーションでピッチを動かし、派手さを強調。
    • ベース/ドラム: Avengerの内蔵ドラムサンプルやマルチサンプルを活用。キックは「Vengeance EDM」系プリセットが即戦力。
    • コード/パッド: レイヤーされたプリセットを使い、リバーブやコ。
  • ヒント: AvengerはCPU負荷が高いので、高スペックPC推奨。レイヤー機能を活用して1つのプリセットで複雑な音色を(参考:)。

3. アレンジのポイント

  • イントロ: キックとパッドで徐々に盛り上げる。アルペジオやリードを少しずつ導入。
  • ヴァース: ベースラインとキックを強調し、シンプルなコード進行(例: Am-F-G-C)を。
  • サビ: シンセリード(Euro BrassやSuper Saw)を前面に出し、コードを厚く。スネアロールで盛り上げる。
  • フレージング: シンセリードにオクターブジャンプやシンコペーションを加え、ユーロビートらしい「走り屋感」を
  • サイドチェイン: キックに合わせてベースやパッドをサイドチェインコンプでダッキングさせ、リズムを強調。

4. ミキシングとマスタリング

  • キックとベース: キックは100~150Hz、ベースは50~80Hzを強調。EQで棲み分けを。
  • シンセリード: 2kHz~5kHzをブーストし、抜けを良く。コンプで音圧を均一に。
  • マスタリング: リミッターで音圧を上げ、全体を明るく。ユーロビートは音圧高めが特徴。

ユーロビートで頻出する代表的なコード進行

. 王道進行(I–V–vi–IV)

  • 例(Cメジャーキー): C – G – Am – F
  • ユーロビートだけでなく、ポップスでも定番の進行。キャッチーで覚えやすく、サビに使われることが多いです。

2. 小室進行(vi–IV–V–I)

  • 例(Cメジャーキー): Am – F – G – C
  • 小室哲哉氏などが多用したことで有名な進行。日本のユーロビート風楽曲(J-EURO)にもよく登場します。

3. 鉄板ユーロビート進行(vi–V–IV–V)

  • 例(Cメジャーキー): Am – G – F – G
  • 緊張感を持続させながらエネルギーを出せる進行。テンポの速いユーロビートにマッチします。

4. 循環進行(I–vi–IV–V)

  • 例(Cメジャーキー): C – Am – F – G
  • 明るく前向きな印象を与える進行。イントロやAメロに向いています。

5. マイナー系ループ(i–♭VII–♭VI–♭VII)

  • 例(Aマイナーキー): Am – G – F – G
  • マイナー感を強調しながらもノリがよく、疾走感を演出できます。Speed系やInitial Dなどにも多い進行。

使用のポイント:

  • テンポが早い(140〜160 BPM程度)ため、コードの切り替えがスムーズでシンプルな進行が好まれます。
  • シンセリフやベースと組み合わせて、推進力のあるグルーヴを作るのがユーロビートの特徴です。

ユーロビートの有名な曲

Dave Rodgers – “Deja Vu”

  • ユーロビートの代名詞で、「頭文字D」の主題歌として爆発的な人気。高速BPM、キャッチーなリードメロディ、力強いボーカルが特徴。
  • シーン: 藤原拓海のAE86のドリフトシーンで流れる。

Manuel – “Gas Gas Gas”

  • アップテンポでアグレッシブな曲。レースシーンのテンションを爆上げするトラック。
  • 頭文字Dの後期シリーズで特に印象的。

Max Coveri – “Running in the 90s”

  • 90年代ユーロビートのクラシック。シンプルかつ中毒性のあるメロディで、頭文字Dの初期シーズンで使用。

Niko – “Night of Fire”

  • 情熱的なボーカルとシンセリードが融合した名曲。日本のユーロビートファンに愛される。

Mega NRG Man – “Burning Up for You”

  • エネルギッシュでパワフルなトラック。スーパーユーロビートシリーズで人気。
created by Rinker
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
¥1,540 (2025/11/19 17:48:39時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
リットーミュージック
¥2,970 (2025/11/19 17:48:40時点 Amazon調べ-詳細)

イタリアのダンスミュージックの背景

  • Italo Disco: 1980年代にイタリアで大流行したジャンルで、ディスコ音楽の進化形。シンセサイザーや電子ドラムを多用し、キャッチーなメロディとポジティブな雰囲気が特徴(参考:)。ユーロビートのルーツとも言える。
  • Italo Dance: 1990年代中盤から2000年代初頭に発展したジャンルで、ユーロダンスから派生。高速BPM、ピアノメロディ、ボコーダーやピッチ補正されたボーカルが特徴(参考:)。
  • ユーロビート: Italo DiscoやItalo Danceから派生し、特に日本の「頭文字D」やスーパーユーロビートシリーズで人気。高速BPM(130~150)、派手なシンセリード、力強い4つ打ちが特徴。

3. その他のイタリアのダンスミュージック

  • Italo Discoの名曲:
    • Ryan Paris – “Dolce Vita”(1983): 80年代のイタリアンディスコのクラシック。アップビートでロマンティックなメロディ(参考:)。
  • Black Box – “Ride on Time”(1989): イタリアのダンスグループによる世界的ヒット。サンプリングとピアノリフが特徴(参考:)。
  • 現代のイタリアダンス:
    • 2000年代以降、Benny Benassiの「Satisfaction」(2002)のようなエレクトロハウスがイタリアから生まれ、EDMシーンに影響を与えた(参考:)。
    • Nu Geneaなど、ディスコやブギーを現代風にアレンジしたアーティストも活躍(参考:)。

4. ユーロビートとイタリアのダンスミュージックの特徴

  • 音の特徴: シンセサイザー、ピアノメロディ、4つ打ちリズム、金属的なベースライン(参考:)。ユーロビートは特に「キラキラした」リードと高速BPMが際立つ。
  • 文化的影響: イタリアのダンスミュージックは、ユーロダンスやEDMの基礎を築き、日本(特に「頭文字D」)やヨーロッパで強い支持を得た。スーパーユーロビートシリーズはavex traxを通じて日本で特に人気。
  • 現代のシーン: Italo Danceは現在もレトロな音楽フェスティバル(例: Arena Suzuki)で愛され、一部のラジオで放送される(参考:,)。

ユーロビートで使われる主な楽器・音源

シンセサイザー(メロディ&リード)

  • 特徴: 明るく鋭いシンセリードがユーロビートの核。鋸歯波(Saw Wave)や矩形波(Square Wave)を基調とした音色で、キャッチーなメロディを強調。
  • 具体例: Roland TB-303やYamaha DX7、Korg M1などの80~90年代のシンセ音が定番。現代では、SerumやMassiveのようなソフトウェアシンセで同様の音を再現。
  • 役割: イントロやサビで印象的なフレーズを奏で、楽曲の「顔」となる。

ドラムマシン(リズム)

  • 特徴: 強烈な4つ打ちキック(Four-on-the-Floor)とスネアがリズムの基盤。ハイハットやクラップでダンスビートの推進力を強化。
  • 具体例: Roland TR-808やTR-909の音色が定番。特に808の重低音キックと909のシャープなスネアが特徴的。
  • 役割: BPMの高さを活かし、ダンスフロアを盛り上げる駆動力を提供。

ベースシンセ

  • 特徴: 低域を支える太いベースライン。単音のシンセベースが多く、シンセリードと連動してリズミカルなフレーズを刻む。
  • 具体例: Moog系のモノフォニックシンセや、ソフトウェアではSylenth1がよく使われる。
  • 役割: キックと絡み合い、グルーヴ感を強化。低域の「うねり」を生む。

ピアノ/ストリングス(コード進行)

  • 特徴: 明るくアップリフティングなコード進行を支えるため、ピアノやストリングスのパッド音が使われる。特にピアノは、跳ねるようなアルペジオやコードで楽曲に華やかさを加える。
  • 具体例: Korg M1のピアノプリセットや、Roland Junoのストリングス音が代表的。
  • 役割: メロディとリズムの間をつなぎ、楽曲にエモーショナルな要素を追加。

ブラス/ホーン(アクセント)

  • 特徴: 派手なブラスヒットやホーンセクションが、サビや盛り上がりでアクセントとして登場。
  • 具体例: Yamaha DX7のブラス音や、サンプルライブラリから引用されるホーン音。
  • 役割: 楽曲のダイナミクスを高め、盛り上がりを強調。

ボーカルサンプル/エフェクト

  • 特徴: ショートボーカルフレーズ(「Come on!」「Let’s go!」など)や、ピッチシフトされたボーカルチョップが使われる。リバーブやディレイで空間感を出すことも多い。
  • 役割: ダンスミュージックのエネルギーをさらに高め、聴衆を煽る。

ユーロビートの音作りのポイント

  • エフェクト処理: シンセ音にはリバーブやディレイを軽くかけて空間感を出す。キックとベースはサイドチェインコンプレッションで低域の衝突を避け、クリアなミックスを確保。
  • 周波数バランス: ユーロビートは高揚感が命なので、ミッド~ハイミッド(2kHz~5kHz)を強調して明るさを出す。Sonnox ClaroのようなEQプラグインを使えば、Mixモードでキックとベースのマスキングを解消し、クリアなサウンドを構築しやすい。
  • アレンジ: イントロ→ビルドアップ→サビの展開が典型的。サビではシンセリードとボーカルが主役になり、ピアノやブラスで盛り上がりを強化。
スポンサードリンク

カテゴリ別レビュー

Arturia Baby Audio BestService Brainworx DTMセール DTMバンドル DTM初心者向け EDIFIER EQ Eventide Excite Audio Heavyocity IK Multimedia iZotope Lo-Fi RENT TO OWN Safari Pedals Softube Solid State Logic UJAM United Plugins Universal Audio UVI W. A. Production アンプシュミレーター ギター音源 コンプレッサー サチュレーション シンセ チャンネルストリップ ディストーション ディレイ ドラム音源 バスコンプ パーカッション音源 ピアノ・エレピ音源 ベース音源 ボーカル用プラグイン ボーカル音源 マスタリング マルチエフェクター メーカー別 リバーブ 機材レビュー 超個性的で欲しくなるプラグイン


最新の【DTMセール】はこちら!!>>>
狙い目の特価プラグインから新作まで紹介!

☆2024年のまとめ☆
2024年ベストバイ「DTMバンドル
2024年ベストバイ「インストゥルメントプラグイン」
2024年ベストバイ「便利なユーティリティプラグイン」
2024年ベストバイ「音楽制作補助・シーケンサープラグイン」
2024年ベストバイ「ボーカルプロセッサープラグイン」
2024年ベストバイ「サチュレーション・ディストーションプラグイン」
2024年ベストバイ「サンプラー・ドラムマシンプラグイン」
2024年ベストバイ「ミキシング&EQプラグイン」
2024年ベストバイ「マルチエフェクトプラグイン」
2024年ベストバイ「コンプ・リミッター等ダイナミクスプラグイン」
2024年ベストバイ「リバーブプラグイン」

☆おすすめ作曲支援プラグインのレビュー

【2025年】DTMプラグインブラックフライデーセールまとめ 


お気に入り記事に追加する (ブックマーク)

各記事に置いてある「お気に入り記事に追加する☆」のボタンを押すことで、ブックマーク一覧からお気に入り記事を再度探しやすくなります。一覧から削除するときは Favorited済  をクリック

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

激しく速いギタープレイが得意分野 | 希少種メタラーDTMer
◆公開中曲
インスト曲Youtubeで公開中
歌もの曲Youtubeで公開中

◆曲のデータ販売
曲のデーター購入はこちら

◆お仕事依頼
お仕事依頼(ミックス・ギター宅録)について

この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください

コメントする

目次