★祭★「DTMブラックフライデーセール」開始!

使ったことがない人向けのグラフィックイコライザーのおすすめ設定を教えて

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【2025年】DTMプラグインブラックフライデーセールまとめ 


Xでは誰得ギター( @daretokuguitar )のアカウントで最新のDTMプラグインセール情報を発信中。

新しくヘッドホンやスピーカーを購入したときに、何か物足りなさを感じる場合があるかもしれません。

それはイコライザー設定をすることで物足りなさが解消される可能性があります!

dbx ( ディービーエックス ) / 231s グラフィック・イコライザー 31バンド
目次

グラフィックイコライザーとは?

グラフィックイコライザー(Graphic Equalizer)とは、音の「周波数(ピッチの高さ)」ごとに音量を調整できる装置・機能のことです。

つまり、

音のバランスを“見ながら調整できる”音質コントローラー です。

音というのは、いろんな高さの「周波数」でできています。

音の高さ周波数帯域(目安)主な音
低音20〜250Hzバスドラム、ベース
中音250Hz〜4kHzボーカル、ギター
高音4kHz〜20kHzシンバル、ハイハット

グラフィックイコライザーでは、これらを複数のスライダーで分けてコントロールします。

どこで使われるの?

  • 音楽プレイヤー・スマホアプリ(例:Spotify、iTunes)
  • ミキサー・PA機器(ライブや録音現場)
  • カーオーディオやAVアンプ
  • DAWソフト(Cubase, Logic, FL Studioなど)

など、音を扱う場面のほとんどにあります。

グラフィックEQの使いどころ

目的使い方
音楽鑑賞自分の好みの音に変える(低音UP、高音UPなど)
ミックス・マスタリング各楽器の被りを調整
ライブPA会場の響きやハウリング対策
カーオーディオ車内の音響を補正

EQ設定の考え方

  • フラット(全帯域0dB)から始める
  • 足りない帯域を上げるより、邪魔な帯域を下げるのが基本
  • 小さなブースト/カット(±3dB以内)を心がけると自然に聴こえます

ジャンル別おすすめ設定例(10バンド想定)

帯域 (Hz)音のイメージPOPROCKJAZZCLASSICEDM
31サブベース、地鳴りのような重低音+1+200+3
62バスドラム、ベースの重み+1+3+10+4
125太さ、温かみ0+200+3
250こもりやすい部分-10000
500ボーカル・ギターの芯0-100-1
1kボーカルの輪郭+10+1+10
2kボーカルや楽器が前に出る+2+1+2+2+1
4kアタック感、明るさ+2+2+1+2+2
8kシンバル、空気感+3+1+2+3+3
16kキラキラ感、広がり+3+1+2+3+3

ポイント:

  • POP/ROCK:中高域を少し持ち上げて明るく。
  • JAZZ/CLASSIC:フラット寄りで自然な響きを重視。
  • EDM:低域と高域を強調して「ドンシャリ」に。

ジャンル別おすすめプリセット

ジャンル特徴設定イメージ
ロック/メタルパワフルで迫力のある音低音(62Hz〜125Hz)と高音(8kHz〜16kHz)を+2〜3dB
ポップスボーカルを際立たせる1kHz〜4kHzを+2dB、250Hzを少し下げる
ジャズ自然で柔らかいバランスフラット気味(すべて0〜±1dB)
クラシック奥行きと広がりを重視62Hzと16kHzを+1〜2dB、中域(500Hz〜1kHz)は少し下げる
EDM/ダンスキックとシンセのインパクト重視62Hzを+4dB、8kHz〜16kHzを+3dB、中域を少し下げる

本格的な使い方

グラフィックイコライザー(EQ)で音質を“向上”させるには、単に派手な音にするのではなく、
「自分の環境で足りない部分を補い、余計な部分を引く」ことがポイントです。

ここでは、音楽鑑賞で本当に効果的な「音質向上テクニック」を順番に説明します

EQの全スライダーを0dB(真ん中)にします。
これが“原音”の状態。
いきなり上げすぎると、音が歪んだり耳が疲れる原因になります。

2. 「環境」と「機材のクセ」を聴き取る

音質改善の第一歩は、「どこが足りない or 出すぎているか」を知ることです。

症状対処
音がこもる(曇った感じ)250Hz〜500Hzを少し下げる(−2〜−3dB)
高音が刺さる/耳が痛い4kHz〜8kHzを下げる(−2〜−4dB)
低音がスカスカ62Hz〜125Hzを上げる(+2〜+3dB)
音が薄い/迫力がない低域(62Hz)+高域(8kHz〜16kHz)を少し上げる
音が硬い2kHz〜4kHzを軽く下げる

3. 音楽ジャンルに合わせて微調整

曲のジャンルごとに「映える帯域」が違います。

ジャンル補正の目安
ロック/メタル低域と高域を+2〜3dB、250Hzを少し下げてスッキリ
ポップス1〜4kHzを+2dBでボーカルを前に出す
ジャズ全体をフラット〜やや高域+1dBで自然な空気感
EDM62Hz+4〜8kHzを+3〜4dBでキックとシンセを強調
クラシック低域+1dB、高域+2dBで広がりと臨場感を出す

4. 「上げる」より「下げる」方が音質が良くなる理由

これはプロのエンジニアもやっている鉄則です。

不要な帯域をカットすると、他の音がクリアに聴こえる!

例:
ボーカルが埋もれる時 → 中低域(250〜500Hz)を少し下げるだけで、声がスッと前に出ます。

EQで引き算の調整をするだけで、音の立体感・抜けが大幅に向上します。

5. EQの「形」を意識して調整する

① ドンシャリ型(低音+高音強調)

  • 力強く、派手なサウンド
  • EDM、ロック向き
  / ̄\
_|___|

② ボーカル重視型(中域強調)

  • ボーカルが前に出て聴きやすい
  • ポップス、アニソン向き
   / ̄\
_/___\_

③ ナチュラル型(ほぼフラット)

  • バランス重視、長時間聴いても疲れにくい
  • ジャズ、クラシック向き
________

6. 音質チェックのコツ

  1. EQをON/OFF切り替えて違いを確認
  2. 一瞬で「音が良くなった」と感じるより、「自然に聴こえる」方が良い設定
  3. しばらく聴いて耳が疲れる → 高域を上げすぎ
  4. 音がこもる → 中域下げすぎ

7. 最終的に「自分の耳でチューニング」

音質向上のゴールは「原音に忠実」ではなく、
あなたが気持ちよく聴ける音を見つけることです。

機材や部屋の響き、音量でも聴こえ方は変わるので、
「いい音に感じる帯域」を少しずつ動かして耳を鍛えるのが最強の方法です

スピーカー・ヘッドホン別調整のコツ

環境コツ
小型スピーカー低域(62〜125Hz)を少し上げる
密閉型ヘッドホン低域を少し下げて、4〜8kHzを+1〜2dB
オープン型ヘッドホン低域を補う(+1〜2dB)、高域は控えめに

部屋の響き対策

  • 部屋が響きすぎる → 500Hz〜2kHzを少し下げる
  • 音がこもる → 4〜8kHzを上げる
  • 音が硬すぎる → 2〜4kHzを下げる

仕上げのチェック

  1. 一度EQをON/OFF切り替えて、差を聴き比べる
  2. 変化が「気持ちいい」と感じる程度がベスト
  3. 長時間聴いて耳が疲れるなら、高域を下げすぎ or 上げすぎです

グラフィックEQのアプリはある?

グラフィックEQのアプリは外部アプリの他、オーディオプレイヤーツール内で用意されていることがありますので、使いたいときに適時ONにして使います。

Spotifyのイコライザー
Apple Musicのイコライザー

おすすめアプリ

    Music Volume EQ(Android):「5バンド/10バンドEQ」「自動スピーカー補正」「バスブースト/3Dサラウンド」など。

    ミュージックボリューム EQ + イコライザー

    GlycoX 10 Graphic Equalizer(Android):「バスブースト」「バーチャライザ」「14プリセット+カスタム」などが搭載されています。

    GlycoX 10 Graphic Equalizer

    Boom: Bass Booster & Equalizer(iOS/Android):「8〜16バンドグラフィックEQ」「TIDAL等のストリーミング対応」「ヘッドホン設定機能」など。

    Boom: Bass Booster & Equalizer

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    この記事を書いた人

    櫻井徳右衛門のアバター 櫻井徳右衛門 音楽プロデューサー・ミュージシャン

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