こんにちは、音楽制作を楽しんでいるみなさん! Waves L4 Ultramaximizerってご存知ですか?
Waves L2 Ultramaximizer は25年前のプラグインで、マスタリングリミッターとしてあらゆる曲で使われてきた名作プラグイン…2025年現在ではそこそこの値段になっていますが、当時のWavesプラグインは高価でアマチュアには手が出せませんでした。
Waves L2 Ultramaximizer
今回の Waves L4 Ultramaximizerは、2025年9月29にリリースされたリミッター/マキシマイザー。
音を力強く、かつクリアに仕上げてくれるすごいツールなんです。昔のWaves Lシリーズの進化版で、SpotifyやApple Musicといったストリーミング配信でバッチリ映える音圧を作ってくれます。
音がグッと前に出て、めっちゃ感動しますよ!
特にLUFS値を-7LUFS,-8LUFSといった高い値までリミッティングしたいなんてときにも活躍!
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目次
L4 Ultramaximizerってどんなツール? 音を大きく、魅力的にしてくれる!
L4 Ultramaximizer
まず、 Waves L4 Ultramaximizerって何? 簡単に言うと、音のピークをコントロールしながら、最大限のラウドネス(音の大きさ)を実現するアダプティブ・リミッターです。WavesのLシリーズの最新モデルで、1990年代のL1やL2の流れを汲みつつ、現代のニーズにバッチリ対応。
操作はめっちゃシンプルで、Threshold(どれだけ音を抑えるか)とCeiling(出力の上限)の2つのスライダーを調整するだけ。LUFSメーターも付いてるので、ストリーミングサービスの基準(例えばSpotifyの-14LUFS)に簡単に合わせられます。
どこまでLUFSを詰める?
Waves L4 Ultramaximizerの音の傾向はかなりクリーンで透明度の高いリミッティングが可能です。しかもL2から変わらないインターフェースを備えていて使いやすく反応が良いのがメリット。この辺りのストレスのなさはさすが老舗のWavesだなと思います。
■透明度の高い・・・ エフェクトを掛けたあとに原音から音色の変化が起こらない状態
Waves L4 Ultramaximizerのリミッティングモードは5つ用意されていて、Modernモードが目玉機能です。
Modernモードを使ってClipを多めに設定しておくと、音量を表す単位のLUFSで-6までは当然のように音量を挙げられます。
-5LUFSまで上げると歪み出すので、歪ませた音が混ざっても良い音素材であれば、この音量まで詰めても大丈夫そうな印象です。
Upwardコンプがついているのがこの Waves L4 Ultramaximizerの魅力かなと感じました。
Waves L4 UltramaximizerのCeiling の値は0.01単位で詰めていくことができるのが新しいです。どのリミッター・マキシマイザーも0.1単位で調整するので。
個人的には新しいアナライザー表示の画面の方が調整しやすく感じます。
右上のメニューに
- オーバーサンプリング(x2, x4,x8,x16)
- True Peakスイッチ
- Dither ON/OFF
の機能があります。
なぜL4 Ultramaximizerを選ぶの? 個性的な特徴がすごい!
L2風のL4 Ultramaximizerの別パターンUI
じゃあ、なんで他のリミッターじゃなくてWaves L4 Ultramaximizerなの? 理由は、ただ音を大きくするだけじゃなく、音楽の魅力をグッと引き出してくれるから。昔の「ラウドネス戦争」みたいに音を無理やり潰すんじゃなくて、低域の力強さやトランジェント(音の立ち上がり)を活かしたサウンドを作れるんです。
5つのMODE
特徴を挙げると:
- 5つのリミッティング・アルゴリズム:
- Modern(クリーンで現代的)、
Aggressive(パンチの効いた音)、
Smooth(自然で滑らか)、
Safe(True Peak対応で安全)、
L2(クラシックなL2の雰囲気)。ジャンルに合わせて選べます。例えば、EDMならAggressive、ロックならL2がハマります。
- アダプティブ・クリッピング&リリース:自動でリリースを調整して、ポンピング(不自然な揺れ)を防ぎます。Upward Compressionも搭載で、細かい音を自然に持ち上げてくれる。
- True Peak対応&LUFSメーター:ストリーミングでクリップしないTrue Peak制御、ノイズを減らすアップサンプリング、短期/長期のLUFS表示。グラフィカル・ビューで、どのピークが制限されてるか目で見て分かります。
Waves L4 Ultramaximizerを選ぶ理由
Waves L4 Ultramaximizerを選ぶ理由は、ストリーミング時代に「ただ大きい」じゃなく、「魅力的な音」を作れる点。私がヒップホップのビートでModernモードを使ったときは、808の低域が潰れずに-8LUFSまで持ってけました。
旧バージョン(L3など)と何が違う? 新しい魅力がいっぱい!
WavesのLシリーズを使ったことある人は、L4 UltramaximizerとL3やL2の違いが気になりますよね。L3 Ultramaximizerはマルチバンド・リミッターで、帯域ごとに細かく制御できたけど、レイテンシが高めでマスタリング専用って感じでした。一方、L4 Ultramaximizerはシングルバンド中心で、よりシンプルで低レイテンシ。ミックス中やトラッキングでもサクサク使えます。主な違いをまとめると:
- アルゴリズムの進化:L3は固定モードが中心だったけど、L4は5つの新アルゴリズム+Upward Compressionで、音に「生き生き感」をプラス。L3だと低域が少し平坦になりがちだったのが、L4は深みのある響きに。
- モダンな機能:True Peak制御やLUFSメーターが標準で、視覚的なグラフィカル・ビューも追加。制限の様子が目に見えて分かりやすい!
- 使いやすさ:L3はパラメーターが多くて初心者には大変だったけど、L4は2スライダー+マルチプライヤー(リリースの微調整)で直感的に操作可能。
Waves L4 Ultramaximizerの解説はこの動画がわかりやすいです。
CubaseのチュートリアルでもおなじみDom Sigalas氏
他のリミッターと比較! FabFilterやOzoneとどう違う?
Waves L4 Ultramaximizer、他の人気リミッターと比べてどう? 私が使った経験から、FabFilter Pro-L 2やiZotope OzoneのMaximizerと比較してみました。どれも素晴らしいけど、用途で使い分けたいね。
結論は、Waves L4 Ultramaximizerは「手軽にプロっぽい音圧」を目指す人にピッタリ。FabFilterは視覚的に細かく調整したい人、Ozoneはマスタリング全部やりたい人にオススメ。
| リミッター | 強み | 弱み | どんなときに使う? | 具体例 |
|---|
| Waves L4 Ultramaximizer | シンプル操作、5つのアルゴリズムでジャンル対応、LUFSメーターでストリーミング最適化。低域が力強い。 | マルチバンドじゃないので、帯域ごとの細かい調整は別プラグインで。 | 素早くプロ級の音圧欲しいとき。Wavesユーザーならすぐ馴染む。 | ポップ曲でModernモード:Threshold -4dB、Ceiling -0.1dBで-9LUFS。低域がバッチリ響く。 |
| FabFilter Pro-L 2 | メーターが超詳細、透明感高めで低域もクリア。8つのスタイルでカスタム自由。 | 価格が高め(約$169)、初心者にはパラメーター多すぎ。 | 細かく制御したいプロ向け。 | ロックでTransparentスタイル:Oversampling x4で制限。L4よりステレオ感広いけど、L4のAggressiveの方がパンチ強い。 |
| iZotope Ozone Maximizer | IRC IVモードで超ラウド、AIアシスタントで自動調整。EQなどバンドルで便利。 | モードが多くて迷う、たまにポンピングが気になる。 | マスタリング全部やりたい人。 | EDMでIRC IV:Transient/Sustain 50%。L4よりラウドだけど、低域が少し平坦。L4のUpward Compressionの方が自然。 |
Waves L4 Ultramaximizerの特徴
- 5つの独自のリミッティングアルゴリズム:モダン、アグレッシブ、スムース、セーフ、L2
- アダプティブクリッピング&リリースコントロール
- 上方圧縮
- 超低遅延
- トゥルーピークリミッティング
- LUFSメータリング
- ゲインマッチボタン
- オーバーサンプリング
- 2つのGUIビュー: グラフとクラシックモード
- ステレオリンク
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