Image-LineのDAW「FL Studio」はEDMを作りたい人が良く利用しており、特に海外で人気があるDAWです。
作曲、編曲、録音、ミキシング、マスタリング(完成仕上げ)まで全部でき、特に EDM・ヒップホップ・ポップス の世界で人気が高く、プロも使っています。
自分で楽器演奏した楽器を録音して作曲していくよりも
「マウス操作中心で直感的に作りたい」
「打ち込み中心でやりたい」
という人に向いています。
他のDAWとの大きな違いの一つに生涯無料アップデートを掲げているのも嬉しい点。CubaseやStudioOneなどはメジャーアップデートがかかる度に追加費用が発生するため新しい機能を使いたい場合は資金が必要になります。
Mac専用のLogicProは無料アップデートですが、将来的にMac本体を買い替える必要が出てくるとそのときに費用がかかります。
その点,FLStudioは最上位エディションにした場合には、追加の費用がかかりません。これは音楽制作を長く続けたい人には大きな魅力です。
日本ではそれほどユーザーシェアがないものの、海外のFLStudioのシェア率は高く、チュートリアルが充実しているのも魅力です。今は日本語への翻訳機能が充実しているので、英語のチュートリアルでも問題なく見ることができます。
2023年にImage LineがUVIを買収したため、UVIプラグインとセットになったFL Studioのバンドルが出てくることがあります。そちらも要チェック!
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目次
FL Studioの強み・優位な点
1. 直感的な操作性(特にビートメイク)
- Channel Rack + Piano Roll の組み合わせがめちゃくちゃわかりやすい。
- ドラムやベースを ポチポチ置くだけでループが作れる。
- 他のDAWより「最初の一歩」が簡単で、初心者でもすぐ曲っぽいものを作れる。
特にEDMやヒップホップのトラックメイカーに人気。
2. Piano Rollが最強クラス
- FL StudioのPiano Rollは、他のDAWより機能が充実。
- 音符の伸縮やコピーが直感的
- スライド・グライド表現が簡単
- ベロシティ(音の強弱)やエフェクトも見やすい
- 多くのプロも「Piano RollはFLが一番」と言うくらい。
3. 付属プラグインが充実
- Sytrus, Harmor, FLEX, 3xOSC, Gross Beat など、即戦力シンセが豊富。
- エフェクトも基本的に揃っていて、追加で買わなくても曲が完成できる。
特に「Gross Beat」はトラップやEDMで大活躍(リバースやグリッチ系エフェクトが簡単)。
4. 価格とライフタイムアップデート
- 一度買えば、永遠にアップデート無料(他のDAWは有料バージョンアップが多い)。
- バージョンが上がっても追加料金なしで最新版を使えるのは大きな魅力。
5. EDM・ヒップホップに強いワークフロー
- ループベースで考える人向き。
- サンプルを並べてビートを作るのが早い。
- YouTubeなどにあるFL Studioのチュートリアル動画も膨大で、学習しやすい。
6. 軽快な動作とWindows/Mac両対応
- 比較的軽く動くので、そこまで高スペックなPCでなくても始められる。
- 以前はWindows専用でしたが、今はMacでも使える。
FL Studioのエディション
初心者はFruityから始め、上級機能が必要ならProducer以上をおすすめします。
プロジェクトの保存形式は全エディション共通なので、後からアップグレード可能です。
Fruity Edition (初心者向け)
基本的なトラック作成に特化。オーディオ録音やStem Separation(ステム分離機能)は非対応で、オーディオクリップは8個に制限。プレイリスト機能も限定。
含まれるプラグイン: 84個(インストゥルメントとエフェクト)。
対象: 初めての音楽制作。
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Producer Edition (中級者向け):
オーディオ録音とStem Separationに対応し、オーディオクリップは無制限。プレイリスト機能がフル活用可能。
含まれるプラグイン: 94個。
対象: 高度な制作を始めるユーザー。
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Signature Bundle (プロフェッショナル向け):
Producer Editionの機能に加え、Gross Beatなどの追加ツールやエフェクトを搭載。ミキシングに強い。
含まれるプラグイン: 103個(インストゥルメント、エフェクト、エディターを含む)。
対象: プロユースのクリエイター。
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All Plugins Edition (上級者・フルスペック向け):
すべてのプラグインと機能を網羅。高度なミキシング・録音に最適。
含まれるプラグイン: 115個。
対象: プロフェッショナルなワークフロー。
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エディション比較表
| エディション | プラグイン数 | Stem Separation | オーディオ録音 | オーディオクリップ | プレイリスト機能 | 対象ユーザー |
|---|
| Fruity Edition | 84 | なし | なし | 8個 | 限定 | 初心者 |
| Producer Edition | 94 | あり | あり | 無制限 | フル | 中級者 |
| Signature Bundle | 103 | あり | あり | 無制限 | フル | プロフェッショナル |
| All Plugins Edition | 115 | あり | あり | 無制限 | フル |
他のDAWと比べると…
- Ableton Live:ライブパフォーマンスやリアルタイムのループ録音はAbletonが得意。
- Cubase:オーケストラや映画音楽など、スコアや録音・MIDIの精密編集はCubaseが強い。
- Logic Pro:Macユーザーにはコスパ最強。Apple製品との親和性や付属音源の豊富さが魅力。
- Pro Tools:プロのレコーディング現場では定番。生演奏の録音や編集に強い。
つまり、
FL Studioは「打ち込み中心で、早くカッコいいトラックを作りたい人」に圧倒的に向いています。
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