DJ Swivel Hitstripはチャンネル・ストリッププラグインです。
複雑な機能をこれでもか!と詰め込んだ内容になっています。
DJ Swivel Hitstripの特徴は何と言っても見通しの良いUIデザイン。UI設定が非常に良くできているプラグインで後発ならではの良いところが散りばめられたプラグインです。
ありそうでなかったチャンネルストリップで、
- 3 EQ Types
- Gate
- Limiter
- Dynamics
- De-Esser
- 2 Band Exciter
- Transient Designer
- Stereo Imaging
- Tape Saturation
のエフェクトを1画面内で使えます。
エフェクトてんこ盛りなので使いこなすのは少し大変なのですが、複雑さを感じさせないUI設計がお見事。
エフェクトの組み合わせパターンが非常に多く、幅広いトーンシェイプが可能。
スペクトラム表示のEQを表示しつつ、ここまでたくさんのエフェクトを同時に使えるチャンネルストリップはそうそうありません。
操作フローがわかりやすく使いやすそうな印象を受けました。
史上最もパワフルで使いやすいチャンネルストリップ、HitStrip をご紹介します。3 種類の EQ タイプを含む 9 つの多用途エフェクト モジュールと、驚異的な 61,000 種類のユニークなストリップの組み合わせを備えた HitStrip は、洗練された 1 ページのユーザー フレンドリーなインターフェイスで、創造性を指先で発揮できるようにします。複雑な設定や複数ページのメニューはもう必要ありません。HitStrip を使用すると、本当に重要なこと、つまり素晴らしい音楽を作ることに集中できます。今すぐ HitStrip でサウンドを高め、ワークフローを合理化しましょう。
目次
DJ Swivel Hitstripのセール情報
DJ Swivel Hitstrip Intro Sale
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Hitstripレビュー
DJ Swivel Hitstrip
メリット
- 9つのエフェクトを1つの画面内で処理
- EQの動作が機敏
- エフェクトのON・OFFがわかりやすい
デメリット
- 追加エフェクトを増やしていくと複雑になるので管理が大変
- 価格が若干高い
それではDJ Swivel Hitstripレビュー。
使えるエフェクトは9つでマスターセクションにステレオイメージャーとサチュレーターが付いていて、モジュールになっているのは7つです。
いっぱいエフェクトを使うと煩雑になってしまうのですが、理路整然としていて見やすくわかりやすいのが導入メリット。CPU負荷はチャンネルストリップとしては若干重めです。(Neutron5より少し軽い程度)
7つのFXモジュール
- 3 EQ Types
- Gate
- Limiter
- Dynamics
- De-Esser
- 2 Band Exciter
- Transient Designer
DJ Swivelには単体でEQプラグインがラインナップされていませんが、
EQが秀逸でこのEQ単体で発売してもそれなりに人気が出そうな内容です。
ダイナミック、トランジェント、トーナルの 3 つの EQ スタイルをDJ Swivel Hitstrip内で切り替えて使えます。
個人的になかなか良いぞ!と思わせてくれたのがディエッサーがEQと同時表示される点です。
ディエッサーをONにすると「DS」と書かれたバンドが出てきて、ディエッサーをどこに配置しているのかがわかりやすい。
EQタイプ
最大24バンドEQ Static/Dynamic, Transient ,Tonalの3つ
黄色の線上でダブルクリックするとDynamicモードで作成。
Ctrl+クリックをするとTransient and Tonalモードで作成されます。
EQの質感としては極端なGain設定にしたとき、sonnox Claroの方がノイズ感が少なくて好みですが、プラグイン内でモード切り替えできる便利さは代えがたいものがあります。
数値入力する際は下のノブの上でダブルクリックします。
数値入力をしたい人だと、ポップアップウィンドウ上で数値入力ができないのはちょっと面倒かもしれません。
EQのバンドタイプ
- Low pass
- High pass
- band pass
- Notch
- Low shelf
- High shelf
- Bell
- Flat Tilt
- Shelf Tilt
カーブの傾斜は6dB/oct ~ 96db/octまで
コンプ
ダイナミクス セクションには、内部タイミング サイドチェーンを備えたコンプレッサー/エキスパンダーが搭載されており、EDM などのジャンルでエネルギッシュなポンピング効果を実現するのに最適です。
エキサイター
エキサイターというと高域を持ち上げる印象が強いですが、今どきな対応が可能なHigh/Low両対応のエキサイターです。
エキサイターで強調されている箇所が淡い色(赤・青)で表示されます。
トランジェントシェイパー
トランジェントシェイパーはLo-Cut,High-Cutが付いていて、トランジェントシェイパーをかける帯域を限定できます。
シグナルフロー
上部のメニューの場所にシグナルフローが表示されます。
最前列のGateと最後尾のLimiterは固定になっています。
間にある5つのエフェクトモジュールは右端の三角矢印の部分でドラッグ&ドロップで順番を入れ替えできます。
メーター
左右にInput,Outputメーターがあります。
マスターセクション
右上がマスターセクション。
ここでステレオ幅とサチュレーターを加えられます。
クイックキー
■新規にEQバンドを作成
ダブルクリック
■EQバンドのバイパス
Alt +クリック
■バンドフィルターシェイプ変更
Alt+ ctrl +クリック
■メモリをゆっくり動かす
Shift+ドラッグ
■Q幅を変更
バンド上でマウスホイールを動かす
Ctrl+ドラッグ(ソロモード)
■Gainを上下
EQバンドを上下
Ctrl+選択した状態でマウスホイールを動かす
■DyamicモードでRangeを広げる
Alt+選択した状態でマウスホイールを動かす
プリセット
プリセットは用途別に用意されています。KEYに合わせて使うKey Harmonicsのプリセットは新鮮。
まとめ
チャンネルストリップということで個別の機能に特化したプラグインにはクオリティ負けしてしまうのですが、それぞれ及第点を超えたエフェクトが一度に使えるのはとても頼もしい内容です。
音楽プロデューサーだけでなく、エンジニアとしても活動するDJ Swivelの思想が良く出ている印象を受けました。使いやすさを追求したプラグインに仕上がっています。
14 日間利用できるデモ版あり。
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