AAS Ultra Analog VA-3セール・レビュー!超軽量サイズなモデリングシンセ!

「Ultra Analog VA-3」はApplied Acoustics Systems (以下AAS)の『ソフトシンセ音源』

2019年9月にVA-3のバージョンがリリースされました。
Ultra Analog VA-3は、
- 2 ボイス、
- 2 オシレーター、
- バイフィルター、
- エフェクト
を備えたアナログ シンセサイザーで、高度な編集オプションにより、使いやすさと柔軟性の絶妙なバランスを実現しています。ファクトリープリセットは1000 以上。
年々、Ultra Analog VA-3用の追加サウンドコンテンツが発表されていてサウンドライブラリを拡張できるようになっています。
ソフトシンセとしては古めのものになるのですが、物理モデリングシンセならではの明るいトーンは魅力的です。
Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-3はこんな人におすすめ

-アナログシンセの音が好きな人
– ディスク容量が不足がちな人
物理モデル音源を多く出している「Applied Acoustics Systems」の音源で、インストール時160MB以下と超軽量なのが特徴!
サンプルベースのシンセですとサンプリングしたデータを元に音を鳴らすためインストール時や音を鳴らすときにデータの読み込みが必要になります。そのためディスク容量が必要になります。
Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-3 レビュー
ガチガチのアナログシンセマニアの心は動かせないと思いますが、さっと鳴らしてみるとアナログシンセのサウンドを出すなら「Ultra Analog VA-3」でも結構良い感じじゃないか?と思わせてくれるサウンド。
アナログシンセの音源を集めていくと数が多いですし、その機種によってしか出せない音があるのでコレクションしていくとどうしても資金面の投資が必要なのですが、「Ultra Analog VA-3」なら1台で多くのアナログシンセサウンドを鳴らせます。
プリセットが足りないなと感じたらサウンドパックシリーズを追加していくことで、「Ultra Analog VA-3」の可能性を引き出せます。
シンセ自体の音は現代的なサウンドではないのですが、シティポップや90年代のリバイバルブームで昔のサウンドを使いたいなど現在ヒットしている曲で使われているサウンドはアナログシンセの音だったりします。
本格的なアナログシンセ音を突き詰めたいならARTURIA V Collection 9等のアナログシンセ専門音源がおすすめ。(音だけじゃなく見た目のデザインにもこだわって作られています)
ちょっとアナログシンセに興味を持って似ているサウンドを出してみたいな・・・と入門用途として使うなら「Ultra Analog VA-3」はバッチリ当てはまります。
「Ultra Analog VA-3」は基本的なアナログシンセのサウンドを押さえてあります。
アナログシンセの代表的なサウンドがコスパ良く鳴らせる音源です!

ループサウンドはPermanceのカテゴリに収録されています。

2レイヤー+エフェクトをつなげて音を作ります。


以前のバージョン「VA-2のレガシー」ライブラリにVA-3の機能が使えるようになっていますので、
以前からのユーザーも過去の音の資産を無駄にすることなく使い続けられます。(過去バージョンからVA-3へのアップグレードが可能)
VA-3で追加された新機能
- ホーム ビュー – ホーム ビューでは、気を散らすことなく、ゆったりと閲覧や調整を行うことができます。
- 2 ボイス マルチティンバー – 2 つの独立した音色 (スタックまたは分割) により、パフォーマンスに適した、テクスチャー豊かで広がりのあるサウンドを作成できます。
- マクロ – ユーザー定義の MIDI コントロールに応答するレイヤーごとに 4 つのパフォーマンス マクロ。各サウンドには、モジュレーション、音色、エンベロープ、エフェクト モーフィングの割り当てが備わっており、リアルタイムで演奏して表現力と音の次元を高めることができます。
- ブラウザ – 新しいブラウザでは、パック、サウンド、カテゴリ、クリエイターのビューにより、適切なサウンドを効率的に見つけることができます。
- ファクトリー ライブラリ – Ultra Analog VA-3のファクトリー ライブラリには、これまでに聞いたことのない 500 種類のサウンドと、800 種類以上のUltra Analog VA-2プリセットの改良バージョンが含まれています。
- ラダーフィルター – Ultra Analog VA-3のマルチモードモジュールには、クラシックなローパス応答を実現するまったく新しいラダー型フィルターが搭載されています。
「Ultra Analog VA-3」のサウンドデモ
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Ultra Analog VA-3用拡張エキスパンション
MOTIONS

オランダのサウンド デザイナー Richard Veenstra が 2 つ目の AAS サウンド パックとともに戻ってきました。今回は、Motions for Ultra Analog で昔ながらのアプローチを採用しています。魅惑的なリズム シーケンスと魅惑的なアルペジオが支配する迷宮の世界を旅しましょう。一連のアルペジオと時代を超えた魅力を持つ魅力的なパターンを使用して、洗練されたメロディーを編み上げます。この複雑なリズムのコレクションを探索し、催眠シーケンスとパーカッシブなエネルギーの魅惑的な脈動を使用して、映画のような感覚で没入感のあるサウンドスケープを作成します。ダイナミックで多用途なマクロを備えた Motions は、音楽に表現力豊かなニュアンスと感情のパレットを提供し、各音符を意図的に形作ります。Motions で創造力を解き放ち、言葉を超えた声で音楽を表現しましょう。
URBAN TRIP

AAS サウンド デザイナーの Emeric Zubar こと BLAKE が、Urban Trip とともに完全復活しました。これは、現代のビートメーカー、特にトラップ、ブーム バップ、ローファイ プロデューサー向けに設計された、必須のヒップホップ ツールボックス 100 種類のプリセットです。Urban Trip は、アナログ クラシックを非常にうまくカバーしているだけでなく、強烈なパーカッション、深く豊かな響きのベース、ザクザクとしたメロディックなキー、高揚するリード、独特なエフェクトなど、幅広い最先端のサウンドを生成するために必要なものがすべて揃っています。すべてのプリセットには、サウンドを新しいサウンドにモーフィングできる強力なマクロが付属しており、幅広いソナリティを備えたこのサウンド パックは非常に汎用性があります。BLAKE の Urban Trip には、キャッチーでうなずきたくなるような、個性豊かなトラックを作成するために必要なものがすべて揃っています。
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