Smooth Operator Proセール&レビュー!通常版との違いは?

「Baby Audio Smooth Operator」は
レゾナンスの強い箇所を抑え音をクリアにできるダイナミクスプロセッサープラグイン。
Smooth Operatorのリリースから4年経過し、
このプラグインが進化したのが「Smooth Operator Pro」です。

ものすごくざっくり説明すると、「Smooth Operator Pro」を使うことで、
ミックスしているときにキンキンしたり耳障りな帯域の音を滑らかにできるプラグイン。
ミックスをしてEQを使ってコンプをかけてサチュレーションをかけてと、整えた後に音量を上げると録音時には気が付かなかった耳障りな音が残ることがよくあります。
この聽いていて不快に感じる成分の箇所をEQで削ると、肝心な音の迫力の成分まで削れてしまうので「Smooth Operator Pro」のような不快な成分を抑えるプラグインが活躍します。
上のOFFに比べて高域でシュワシュワしている成分が抑えられています
Smooth Operator Proでできること
- 耳障りな共鳴を低減
- ローエンドコントロール
- ステレオ フィールド内の位置に関係なく、倍音を調整
- ミックスのマスキングを解除
下の動画でBaby Audio Smooth Operator Proの音が確認できます。
「Smooth Operator Pro – 公式チュートリアル – Baby Audio」の概要を 5 ~ 10 個の箇条書きでご紹介します。
Smooth Operator Pro の紹介 (00:00): オーディオから耳障りな音、濁り、マスキングを取り除くように設計されたスペクトル信号バランサーで、よりクリーンなミックスと強化されたトラック シェーピングを提供します。
耳障りな音の軽減 (00:35): ノッチングに EQ を使用する代わりに、Smooth Operator Pro は耳障りな共鳴を自然に軽減し、元のサウンドの特性を維持します。
ローエンド コントロール (01:21): シェルビング フィルターは、全体的なサウンドを損なうことなく、ローエンドの倍音を制御するのに役立ちます。特に、問題のあるキックとベースの周波数に役立ちます。
グローバルしきい値とカスタム ノード (02:07): 大きなノブでグローバルしきい値を調整し、カスタム ノードを追加して特定の周波数領域をターゲットにして詳細な共鳴抑制を行うことができます。
グローバル設定 (02:38): 周波数分布、低域/高域の保持、音量の変化を補正するメイクアップ ゲインの調整可能な設定が含まれています。
スペクトル ピーク検出 (04:51): RMS (低速素材) またはピーク (過渡素材) 検出スタイルのオプション。周波数解像度、分離、処理強度を調整できます。
圧縮コントロール (06:15): ニー、比率、アタック、リリースなどのスペクトル圧縮パラメータが含まれており、処理の遷移と強度を正確に制御できます。
ステレオ イメージング (08:07): ステレオ バランス、ミッド/サイド処理、外部サイド チェーンのコントロールを提供し、複雑なミックスの明瞭性を維持するのに役立ちます。
詳細なノード コントロール (10:37): 個々の周波数ノードを微調整し、特定の周波数範囲のしきい値と処理強度を調整できます。
まとめ (13:51): Smooth Operator Pro を使用してオーディオ トラックを強化する方法に関する最後のヒント。ユーザーがプラグインを探索してクリエイティブに活用できるようにします。
セール情報

Smooth Operator Ver1からのアップデートは$29
Smooth Operator Pro Upgrade from Smooth Operator セールはこちら >>
Baby Audio Smooth Operator Pro Intro Sale
【2025/4/8 ~ 6/1まで 38%OFFのセール】 ¥ 20,973 ⇒ ¥ 12,844 (※価格は為替レートで変動あり)
不快な成分を抑えるプラグインは人気のプラグインカテゴリになっていて、他社でも同じ機能のプラグインが多数出ていますが、「Smooth Operator Pro」が進化したところを掘り下げていきます。
Smooth Operator Pro レビュー

- 不快な共鳴音を抑えられるレゾナンスサプレッサー
- うるさく聞こえる箇所のみを抑えて音をクリアにできる
- Ver.1よりも細かい制御が可能に
- 機能の把握が難しく、効果を体感するまでに時間がかかる
それではSmooth Operator Proのレビュー。
Smooth Operator Proを使うことで、オーディオから耳障りな音、濁り、マスキングを簡単に除去し、よりクリーンなミックスを実現できます。
Smooth Operator Pro を使用すると、EQ フィルターにダメージを与えることなく耳障りな共鳴を軽減し、より自然なサウンドと明瞭度の向上を実現できます。
マルチバンド コンプレッションなどの高度なツールを使っても、低域の倍音を制御するのは困難な場合がよくあります。
キック サンプルの競合や手に負えないベースを扱う場合ノートごとに変化しているように見える場合は、倍音共鳴が間違った場所で発生している兆候である可能性があります。 Smooth Operator Pro のシェルビング フィルターを使用して、低域にズームインし、最も重要な倍音空間を切り開きます。
Smooth Operator Proを使ってみた第一印象としては
- Ver.1に比べて効かせすぎたときの音痩せ量が少なく自然に聞こえてくれる
- 覚えることが増えたが、調整できる範囲が増えて使いやすくなった
- エフェクト適応後のサウンドがよりクリーンになった
といったところで、Ver.1をすでに持っている人でもアップグレードする価値は十分に感じました。

ノードのThresholdを超える値に対してSmooth Operator Proの処理が実行されます
Smooth Operator Proの信号を調整する「Thresholdノブ」が大きくなり、全体の周波数ノードを操作するのが楽になりました。
各ノードの作成・削除はダブルクリックします。

ノード毎の詳細設定をする際は、Override GlobalのスイッチをONにします。

Ver.1ではわかりにくかった設定項目が表に出てきており、ユーザーが意図的に音を制御することが可能になりました。Ver.1の場合だと「これで良いのかな?」と明確な根拠なく使っていた人がいるかもしれません。

Setup

Lo Presv, Hi Presvはプラグインエフェクトのローパス・ハイパスフィルターで限定した帯域にだけSmooth Operator Proを適応させたいときに便利。この機能があることでオーディオ全体にエフェクトをかけず、気になる帯域に絞ってできるため音質劣化を防げます。
この解説文はマニュアルから翻訳したものですが、正直なところ良くわからない……
EvenとSkewを切り替えると音の印象が変わるのは明らかなので、気に入ったほうを選ぶぐらいのニュアンスで良いと思います。

Focus

FocusでSmooth Operator Proの周波数設定の効き方を調整します。Detailを上げていくと横に広がっていきその帯域を掴んでいくイメージ、Isolationは縦に伸びて掴んでいく印象です。
Comp

コンプのセクションはSmooth Operator Proの処理をされている帯域とされていない帯域の音量差を調整して滑らかに聞かせるための機能です。
Imaging

ステレオ信号の成分を制御します。
Ver.1にはなかったステレオとM/Sを切り替えてレゾナンス処理ができる機能です。バストラックに使うと効果的。
SC(SideChain)

SC(SideChain)の機能が一番わかりやすいかもしれません。
サイドチェーン設定したトラックとSmooth Operator Proを有効にしてあるトラックで、周波数の衝突をしているところだけを押さえてトラック同士の音のマスキングを解消するための機能です。
Output

Monitorのスイッチを「Removed]するとSmooth Operator Proで処理している成分だけをモニターできます。
MIXはそのままでエフェクト量の調整を行います。
Baby Audio Smooth Operatorの特徴
この手のレゾナンス処理プラグインで効果がわかりにくい人でも、楽器別にプリセットが数多く用意され充実しているため問題なく使えます。
プリセット
9個のカテゴリ分けがされています。
- mixbus
- Vox (ボーカル)
- Drums kick snare
- Bass
- Master (マスターバス)
- GTR (ギター)
- INST
- FX
- SC(サイドチェーン)

Baby Audio Smooth Operator Proの購入はこちらから
Baby Audio Smooth Operatorのセール期間や割引率調査・より安く買えるバンドルをまとめていきます。

Smooth Operatorがあることでミックス時の心強い味方が一人増えます。
Sooth2が高すぎて手が出せない人にもこのSmooth Operatorはおすすめですし、この手のレゾナンスサプレッサーは一つ持っておくといざというときに活躍してくれます。


他のBabyAudioプラグイン
- Baby Audio BA-1 (シンセ)
- Atoms (シンセ)
- Humanoid (ボーカルプロセッサー)
- Transit(トランジションエフェクト)
- Super VHS (VHSシュミレーションのLoFiエフェクト)
- TAIP (テープマシン)
- Smooth Operator (レゾナンスサプレッサー)
- Parallel Aggressor (コンプレッサー)
- IHNY-2 (コンプレッサー)
- Comeback Kid (ディレイ)
- Spaced Out (リバーブ&エコー)
- Crystalline (リバーブ)
どこで購入できる?
■海外代理店
pluginboutique,pluginfox,
■日本代理店
最安値をチェック!
※表示価格は当時の為替レートによる
2025.
Baby Audio Smooth Operator Pro Intro Sale
【2025/4/8 ~ 6/1まで 38%OFFのセール】 ¥ 20,973 ⇒ ¥ 12,844 (※価格は為替レートで変動あり)
この記事について質問がありますか?コメントはお気軽にご記入ください